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警察広報官

2016-07-24 17:32:10 | 日記
痛ましいミュンヘンの銃乱射事件ではミュンヘン警察の捜査体制、特に警察広報官の沈着冷静なメディア対応が高く評価されています。

犯人は単独ではなく三人で逃亡中。そのうち一人はサンタクロースの仮装をしている、など様々な情報が迷走する中、住民の動揺は高まっていました。

そんな時、ミュンヘン警察広報官の
Marcus da Gloria Martins (マルコス・ダ・グロリア・マルティンズ)さんが
「地域の優秀な警察を信頼して下さい」とマイクの前で話しました。
ミュンヘンと我が家は600キロ離れていますが、遠く離れた所でテレビ視聴していた私でさえ動揺が治ったような気がしました。


犯人が自殺したことで警報は解除され、(公式)記者会見がテレビで生中継されています。
ミュンヘン警察署長、バイエルン州刑事局、検察官などの隣にはいつもマルコスさんが控えています。
他の3人はなんとなくいわゆる想定問答集を準備しているような感じを受けますが、マルコスさんの応答は実際に事態収拾に奔走した者だけが答えられる確固としたものが感じられます。

3年前の渋谷の「DJポリス」のようにマルコスさんの人気は上昇中だそうです。

これほど警察広報官の任務に注目したのは横山秀夫著「64」を読んだためかもしれません。



コメント
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