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黄色のクロッカスが春の訪れを告げています
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昨年末からお借りしていた本をようやく読了しました。
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初版の発行は1988年ですが、NHK朝の連ドラ「あさが来た」の原作ということで重版され2015年6月の14刷新装改版本を
友人が一時帰国の折に購入し、それを長い間お借りしていました。
若干の相違点はありますが、連ドラはほぼこの原作に従ってストーリー展開されています。
興味深かったのは後半に登場する建築家ヴォーリズとの関わりです。
どこかで聞いたことがあると思っていたら、やはり朝の連ドラ「花子とアン」の東洋英和女学院の校舎の設計者だったからです。
原作によると広岡浅子の娘、亀子の夫、一柳恵三の妹がヴォーリズと結婚したのだそうです。
アメリカ人の建築家ヴォーリズ(1880年-1964年)は始め英語教師として来日後1908年 (明治41年)京都で建築設計監督事務所を設立し日本各地で西洋建築の設計を手掛けます(現存して良く知られているのは東洋英和女学院の他に六甲山荘や山の上ホテルなどがあります)。
1941年に日本に帰化するのですが、帰化後、華族で夫人の一柳の姓をとって一柳米来留(ひとつやなぎ・めれる)と名乗ったそうで、
「米来留」とは米国より来て留まるという洒落なのだそうです(以上、ウィキペディアからです)。
建築家として以外に日本に「メンソレータム」を普及させた「青い目の近江商人」としても有名だったようです。
広岡浅子さんはヴォーリズ設計による「大同生命ビル」の落成式に出席後亡くなっています。
ドラマでは「あさ」さんの娘さん千代さんと結婚して白岡家に婿入りする東柳啓介(工藤阿須加←ファンです!
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ヴォーリズがいつか登場するはずです。
「あさ」さんの最晩年のことなのでドラマでの登場も3月頃になるのではないでしょうか → 楽しみです。