goo blog サービス終了のお知らせ 

気がつけばふるさと離れて34年

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

初めまして白鹿くん

2024-03-17 11:02:00 | 日記
もう一週間前のことですが春の陽光に誘われてまたサイクリングで近くの動物公園に行ってきました。
この間遭遇した白鹿はまだいるかなと思っていたら→いました!
でもこの間の鹿とは違って今度は子鹿のようです→初めまして!



この間の白鹿の方が威厳があり神のお使いの風情が漂っていました。
今回は見かけなかったけれどどこに隠れてしまったのでしょうか?



近くのドッグトレーニング場では犬君達が頑張っていました。
この蛇腹トンネルは苦手なようで皆んな回避していました(^O^)。



乗馬クラブ脇の小川は童謡のように「(春の小川は)サラサラ流れ」ていましたが、
この間の強風の爪痕も見られました。





木蓮の蕾も膨らみ美しい季節になりました。
(もう満開なのですが、現在ケーブル敷設工事中で近寄って撮影できません)



先日購入してきた桜の枝の蕾も膨らみ綺麗な開花を期待したのですが、
この後枝が白いカビのようなものに覆われ結局捨てなくてはなりませんでした→残念!













オペラ鑑賞『ファウスト』

2024-03-09 18:12:00 | 日記
ケルンオペラの合唱団にいる友人からまた10€のチケットを譲り受けたのでオペラ『ファウスト』を観てきました。



ゲーテの原作も読んでいないので(実家から古い岩波文庫を持ってきてはいるのですが半永久的な積ん読状態です)オペラはもちろん初めてです。
でも老学者ファウスト博士が人生の空しさを嘆き、「青春」と引き換えに悪魔のメフィストテレスに死後の魂を渡すという契約を結んでしまうというだいたいのストーリーは知っていたので斬新な演出でしたが久しぶりのオペラ鑑賞を楽しみました。
会場で購入したガイドブックには演出家とのインタビューや指揮者による曲の解説などが載っていたので、事前に読んでいたらもっと楽しめたと思います。



車椅子に乗ったファウスト博士がピンク色の豚に乗り興じる若者たちに憧れるシーンはガイドブックにも載っています。



若返ったファウストを演じたのは韓国人のテノール歌手でした。
アンコール時の写真の左側にいます、隣は恋人のマルグリート役のソプラノ歌手で真ん中が指揮者です。



今回の席からはオーケストラがよく見えました。
4台のハープの音色が素晴らしかったです。



ただ最後の時を迎えたファウスト博士の「時よ止まれ、お前は美しい!」という名言を発する場面がなかったようで、それが唯一心残りです。







ワビサビ様式

2024-03-02 11:15:00 | 日記
朝刊に入っているチラシはスーパーの食料品とか家具屋さんの広告が多いのですが、
時折デパートの広告もあります。
先日は春の衣類とバッグ、寝具やキッチン用具が載ったパンフレットがありました。

 -

春らしい軽やかな装いに惹かれます。
お値段もそれ程高くありません。
一番高いのはスニーカーの110ユーロです。
パステルカラーの素敵なスニカーですが110ユーロねぇ、日本円に換算すると約1万7600円→やっぱりちょっと高いかな?

食器のページのWabi Sabi Trendに目がとまりました。



これまで「侘び寂び」というと茶道や特に精神に結びつけてとらえてきたように思います。
でも欧州では簡素で落ち着いた色彩のインテリアをワビサビと呼び近年はトレンドになっているようです。

先日もご紹介した『翻訳できない世界のことば』でも日本語からは「Wabi-Sabi」が選ばれています。






普段何気なく耳にしていましたが本来の意味は良くわかっていなかったようです(^_^;)。





春のワインの買い出し

2024-02-25 08:17:00 | 日記
久しぶりにワインの買い出しに行きました。
数ヶ月ぶりです。
その間ワインのストックがなくなり😱近くのスーパーで補充していました。
近年はスーパーでもワインショップに負けない良いワインが揃っています。
ワインショップの良い所は新入荷のワインとかその月のお勧め品、ワインテイスティングデーのお知らせなどをニュースレターで届けてくれることです。
ただ住宅街の一軒家のこぢんまりしたワインショップのオーナーは他にもお仕事をお持ちなのか、
平日(火〜金)は午後4時にオープン、土曜日だけ午前11時からオープン、日月はお休みと変則的な開業時間なので、
ワインショップを訪れるのはお天気の良い土曜日、ショップ近くの森の散歩後にワインを購入して、
帰宅後新しく購入したワインで遅めの昼食をとるというのがこの数年来の習慣です。

今回は白と赤を各1カートン購入しました。



赤ワインの方はここ数年いつも購入している「セミワイン」です。
白ワインは初めての銘柄でテイスティングもせずに購入しましたが大正解で、
これだったら2カートン購入しても良かったかなと思うくらいでした。
単に名前に惹かれてお味もわからず購入したまさに「シロウト買い」なのですがね(^。^)。
L‘Arjolleはワイン醸造元の名前でPerce Neigeがワインの名前です。
フランス語で「スノードロップ」という名でまさにこの季節にふさわしい春のワインを先日見かけたスノードロップを思い浮かべながら春のワインを楽しんでいます。







ヴィム•ヴェンダース監督 映画『Perfect Days』

2024-02-17 14:27:00 | 日記
もうひと月以上前のことですが、付近に住む日本人の友人2人とご一緒にケルンにある小さな映画館で『Perfect Days』を観ました。
あの時はこの映画がアカデミー賞の国際長編映画部門でノミネートされる前で、私たちは主演の役所広司さんがカンヌ映画祭で男優賞を受賞した映画ということで観に行ったのですが、日本人の観客は私達だけで、他のドイツ人の観客はヴィム•ヴェンダース監督の作品ということで観にいらしていたようです。
この映画館にはもうひとつ上映ホールがあり、大多数の若い観客は宮崎駿監督の『君たちはどう生きるか』がお目当てだったようです。
ちなみにドイツ語のタイトルは“Der Junge und der Reiher“(「若者と鷺」)です。
カントやニーチェを生んだ哲学者の国ドイツで「君たちはどう生きるか」なんてまるで哲学の命題みたいですからね。

前置きが長くなりました。
映画鑑賞前後に日本上映前の舞台挨拶とヴェンダース監督へのインタビューをYouTubeで視聴しました。
監督が映画の主人公平山についての想いを語るところが印象深かったです。
「平山という人物のモデル」をあえてあげるとすれば友人のカナダ人の詩人でシンガーソングライターのレナード・コーエン(1934-2016)だということです。
コーエンは1960年代禅に傾倒しロサンゼルス近郊の禅センターで修業を積んだそうです。
修業のひとつとしてまずトイレ掃除をさせられることをはじめとして、僧侶の生活などについてのコーエンの話が今回の映画の主人公に投影されているかもしれない、そして「コーエンに礼が言いたい」と監督の優しいお人柄が滲み出る素敵なインタビューでした。
そういえば映画の平山の生き方も僧侶を彷彿とさせられます。
起床から日中の公共トイレの掃除という仕事を終えて、銭湯に行き、屋台でいっぱいひっかけ、夜は文庫本(幸田文の『木』など)を読みながら就寝、翌朝はまた近所のおばさんが家の前の路上を掃除する音で目覚め、歯を磨き身支度をして、出勤前には公園の樹木の根元から生えた幼木を根ごと新聞紙に包んで持ち帰り育てた鉢植えに水をやる→つましい日常の生活が淡々と描写される映画です。

映画では「木漏れ日」の情景が多く登場します
主人公の平山は公共のトイレ掃除の合間の昼食時間にはいつも行く公園のベンチでコンビニのサンドイッチを食べます。
樹木の木漏れ日を古いカメラで撮影し、休みの日にはカメラ店にフィルムを持って行き現像してもらうのです。
こんな感じの木漏れ日です(我が家の近くの森で昨年7月に撮った写真です)


監督は木漏れ日をKomorebiと日本語でおっしゃっていました。
こんな日本語をどこでお知りになったのだろうと考え、
もしかしたらと思ったのが以前拙ブログでもご紹介した『翻訳できない世界の言葉』という本です。





この本には他の外国語では一言で言い表せない世界各国の言葉が載っています。
著者はアメリカ人で2014年まずアメリカで出版されました。
その後ニューヨークタイムズや、Amazon USAでベストセラーになったということですから、
監督もこの本でKomorebiのことをお知りになったのかもしれません。
日本語からは他に「積ん読」「侘び寂び」「ボケっと」が載っています。
最後にドイツ語の「龍のエサ」とオランダ語の「ダチョウの政治」をご紹介します。