焼肉とクラフトビール

2019-09-11 06:31:53 | お酒
高松ではJRの高松駅近くのホテルに宿泊。
素泊まりなので近くのお店で夕食を食べるべく外出し、さすらいのカンテキというお店を見つけた。
焼肉とクラフトビールが飲めるとある。
立食焼肉とあったので、座れないと嫌だなと連れと話しし、本当に立って食べるのか、座れるんじゃないか、座れるならここにしようということになった。
入ってみると細長いカウンター席メインの造りで、予約が入ってないので座れますよという。
肉は単品で頼むかコースで食べるか。
コースだと5000円でプラス2000円でクラフトビールを飲み放題にすることもできる。
飲み放題にした。



まず野菜から。
分厚いたまねぎを網にどんと乗せたらなかなか焼けない。
店長さんが、全部乗せちゃったのねと言う。
バラして焼くとよかったようだ。
なるほど、バラせば側面も炙られるし、複数回に分けて食べれる。
これまで気づかんかった。



初めの肉は鶏だった。
クラフトビールはおまかせにすると、その時食べてる肉にあったビールを出してくれる。
もうどんな味だったか忘れてしまったが、確かに鶏肉にあってたと思う。
次は豚肉。
肉質が少し重くなったので、ビールも力強い奴が出てきた。
へえ、こんな風に合わせるんだ。
肉もタレも塩も、全てに何かこだわりのある説明が付いて出てくる。
そんな話をしてくれる店長さんはすごい人らしく、いろいろな企画を立てて成功させてきたらしく、過去の武勇伝を聞かせてくれる。



ビールはチビチビ飲む系なので、グビグビと飲みたい頃だろうとスーパードライの開発時のコード?が付いたビールをまだ前のビールを飲み切っていないのに出してくれた。
肉が焼けるまでのインターバルに飲む用だ。
あくまで肉に合わせて出したクラフトビールは肉と一緒に飲んでもらいたいらしい。
いいお店である。



次はいよいよ牛肉。
一人一部位ふた切れくらいづつ出てくる。
素で飲むとたいしてうまくないけど、ホルモンと合わせて飲むとこれがピタリと合うビールを見つけたんだと出してくれた。
なるほどそうだなと思った。
味噌を原料に混ぜてるって言ってたかな。
だんだん酔っ払ってきて聞いたので、記憶が定かでない。



そして真打のA4とA5評価の牛肉が出てきた。
部位はどこだと言ってたかな。
忘れた。
九条ねぎの刻みがたっぷり入ったポン酢ベースのタレで食べる。
あっさりしたタレが肉の脂を中和して美味かった。
そのときのビールはIPAだったか苦味がうまくマッチしていた。



そうだ、どこかでご飯が出てきた。
京都のなんとか言う問屋が扱う米だとか。
肉はまだ続きがあり、熟成肉をワサビで食べたり、テールの骨つき肉を手づかみで食べたり。



肉の種類が変わり部位も変わり、つけるタレも変われば合わせるビールも変わる。
これだけいろんな取り合わせで焼肉食べたのは初めてだ。
大抵タレは同じので食べるから、部位が変わっても同じような味になっちゃう。
最後に焼肉に合う日本酒を飲ませてもらった。
冷やした純米酒でこれまた旨し。
結局日本酒含みで6杯飲んだ。



ここは若い者がガンガン食べるお店ではなく、胃の弱った肉好き向けのお店だな。
極旨の肉を少量食べられれば満足する人向け。
でも少量とはいえ多種類食べられるのでお腹はいっぱいになった。
お店はチェーン店らしく大阪や京都にも出店しているそうだ。
でもクラフトビールが一緒に飲めるのはこの高松店だけらしい。
行ってみる?





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