山に登るのに良い季節となった。
暑くなったら登れない低山を歩くのはいつも今頃だ。
近場の山でお手頃なところをガイドブックで探してみると、奈良県の高取山が目に止まった。
これまでも気になっていた山だが登っていないのは、たぶん車道歩きが長いから敬遠してきたのだろう。
でも地図を見るといろいろ見どころが書かれていて、町歩きと山歩きを兼ねてできるところのよう。
ここに行くことにした。



最寄駅は近鉄吉野線の壺阪山駅。
ちょうど吉野山の桜が見頃のようで、吉野行きの電車は花見客やハイカーのグループで賑わっていた。
壺阪山駅で降りるのは自分くらいかと思ったが、他にも数名。
改札の外に出ると壷坂寺のポスターが貼られていて、桜大仏と呼ばれる石造りの大仏様と桜の写真があった。
へえ、こんな大仏様がいるんだ。
自分以外に降りた人はここが目当ての人たちなのだろう。



さて、まずは町歩き。
駅を出て国道を渡るとその先に土佐街道と案内のある道に出る。
土佐?
こんなところから高知まで道が繋がっているのだろうか。
不思議に思っていたら、土佐街道の謂れの説明書きがあり、読んで納得した。
その昔、6世紀の初め頃、都造営の為に土佐国からやってきた人たちが、仕事が終わった後、国に帰ることができずこの地で暮らすようになったそう。
町の名だけでも土佐の名前をつけて故郷を偲んだそうだ。



街並みは古い作りの家と今の作りの家が混在しているが、なかなかいい雰囲気。
道の両端に側溝があり、その横が石畳になっているのがいい。
駅前の町の紹介に観光とくすりの町と書いてあった。
石畳の部分に薬草を紹介した焼物?がいくつも嵌め込まれている。
薬草というより身近な雑草の名前もあるので知っているものがほとんどだ。
昔から作られている薬を扱うお店や、最新の医薬品メーカーと思われる企業の小さなビルがあったりする。



自分にはなかなかフォトジェニックな通りで歩みが進まない。
土佐街道から外れて山へと向かう町外れの道にも撮りたい被写体が次々と現れる。
車道から外れて林に入るまでに2時間弱を消費していた。
こんなペースで山頂まで行けるのかなと心配になったが、とりあえず進もう。


暑くなったら登れない低山を歩くのはいつも今頃だ。
近場の山でお手頃なところをガイドブックで探してみると、奈良県の高取山が目に止まった。
これまでも気になっていた山だが登っていないのは、たぶん車道歩きが長いから敬遠してきたのだろう。
でも地図を見るといろいろ見どころが書かれていて、町歩きと山歩きを兼ねてできるところのよう。
ここに行くことにした。



最寄駅は近鉄吉野線の壺阪山駅。
ちょうど吉野山の桜が見頃のようで、吉野行きの電車は花見客やハイカーのグループで賑わっていた。
壺阪山駅で降りるのは自分くらいかと思ったが、他にも数名。
改札の外に出ると壷坂寺のポスターが貼られていて、桜大仏と呼ばれる石造りの大仏様と桜の写真があった。
へえ、こんな大仏様がいるんだ。
自分以外に降りた人はここが目当ての人たちなのだろう。



さて、まずは町歩き。
駅を出て国道を渡るとその先に土佐街道と案内のある道に出る。
土佐?
こんなところから高知まで道が繋がっているのだろうか。
不思議に思っていたら、土佐街道の謂れの説明書きがあり、読んで納得した。
その昔、6世紀の初め頃、都造営の為に土佐国からやってきた人たちが、仕事が終わった後、国に帰ることができずこの地で暮らすようになったそう。
町の名だけでも土佐の名前をつけて故郷を偲んだそうだ。



街並みは古い作りの家と今の作りの家が混在しているが、なかなかいい雰囲気。
道の両端に側溝があり、その横が石畳になっているのがいい。
駅前の町の紹介に観光とくすりの町と書いてあった。
石畳の部分に薬草を紹介した焼物?がいくつも嵌め込まれている。
薬草というより身近な雑草の名前もあるので知っているものがほとんどだ。
昔から作られている薬を扱うお店や、最新の医薬品メーカーと思われる企業の小さなビルがあったりする。



自分にはなかなかフォトジェニックな通りで歩みが進まない。
土佐街道から外れて山へと向かう町外れの道にも撮りたい被写体が次々と現れる。
車道から外れて林に入るまでに2時間弱を消費していた。
こんなペースで山頂まで行けるのかなと心配になったが、とりあえず進もう。


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