ポジャギアートYangja-pang

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

寒かった~((+_+))

2015-01-29 10:36:00 | ポジャギ2015
一年ぶりにソウルに行ってきました。寒かった~((+_+))
寒いのは気温だけではなく韓国の経済状況も……
もっとも私の場合、ソウルというより広蔵市場に行くと言ったほうが正確で、
きわめて限定的なエリアしか歩いていませんが
どうやら不況はかなり深刻な様子で、空店舗や「閉店」のお知らせの目立つこと。
布市場もなにやら閑散として、お客の姿もちらりほらり……
レートも劇落しているので私のフトコロもお寒い限りですが
予定がないぶん時間はあったので、ふらふらと市場を回遊し、
例によって有り金ほとんど使い果たして帰ってまいりました。
おかげさまで、ワタクシ的にはかなり収穫あり、ですが
これらをどう収納するか考えるとアタマが痛いわ。

布以外の収穫はこちら↓



右下の『誰がコルム嬢を連れてった?』は、子供向けの本ですが
あの金潤善さんのセクシルヌビの写真が満載された、とても美しい本です。
話だけは聞いていたので、ぜひ欲しかったもの。
その左にある白い本は、진두숙さんの作品集。
お名前も作品もどこかで見たことあるなあ……と思っていたら
このお写真を見てびっくり!(というか、自らの薄情さ加減に唖然)



以前、春と秋に韓国文化院で開催されていた名匠展で
何度かお目にかかっていた方じゃありませんか!
いま思うとこの催しはすごく豪華で、
名だたる名匠の方々の作品が無造作に(撮影もOKで)展示されていたものです。
たしかワークショップもされたのではないかな。
「なんちゃってケッキ(!)」の方法を教えてくださったのもこの方でした。
偶然、ご著書に巡り合ったのもご縁があったからかも。
また日本にいらっしゃらないかなあ。

右上は仁川空港でもらったパンフレット。表紙が金海子さんのヌビです。
でも表紙だけ(^_^;)
左上のポジャギ写真の表紙は、大昔の『民藝』誌。
お世話になったMさんから頂戴してしまいました。ありがとうございます!
とても貴重なもの。大切にしなくては……

さて、ソウルの1人メシに心強い味方といえば
鍾路は曹渓寺の真向かいにあるテンプルステイセンターの精進ランチ。
最上階は豪華な精進レストランですが、2階の食堂はぐっと気楽で
ご飯・スープに数種のおかずのついた日替わり盛り切りランチが8000ウォン。
昨今のレートではそれほど安いとも感じられませんが、
いつも美味しく頂いております(合掌)

テンプルステイセンターの1階は、インフォメーションとショップ。
奥の一隅にはいつも尼さんが鎮座して、静かに本を読んでおられます。
背後の屏風(たぶん韓紙)も素敵だったので、写真を撮らせていただきました。
本当は読書中のお姿を撮りたかったのですが、なぜかかしこまってしまわれて(~_~;)



それにしても洋の東西を問わず
お坊さんの身の周りには素敵なものが多いなあ。
私メも少し心を鎮めて制作にかからねば
……などと、柄にもなく思ったことでしたとさ(~o~)







異素材

2015-01-24 20:10:00 | ポジャギ2015
モシと薄絹を組み合わせることはよくあるのですが
どこまで効果的にできるかについては、まだまだ未知数です。



あれこれ悩むことばかりで、どうも針が進まない今日このごろ。
ちょっと考えていることはあるのですが、果たして実現なのかどうか
やってみなきゃあ、わかりませんけどね(^_^;)


BEYOND本、到着!(^^)!

2015-01-20 09:37:00 | 美しい本
昨秋からオーダー出していて、よ~やっと届きました。
BOJAGI & BEYOND(Chunghie Lee著)とJOOMCHI & BEYOND(Jiyoung Chung著)



これらの本の存在はずいぶん前から知っていたのだけれど、
たまたまKBFに参加することになって、たぶんその会場にも出てるだろう
……な~んて、タカをくくっていたのが大間違い。
「重いから持ってこなかったわよ。Beyond & Aboveのサイトからオーダーして」
と、Jiyoung氏にあっさり言われ
それじゃまあ仕方ないと、帰ってからサイトを覗いてみたら
なんと、BOJAGI & BEYONDのほうはただいま品切れ中、Coming Soonとのこと。
しかし、そのComing soonが長かった……(~_~;)

ようやく新版のお知らせがアップされたのが11月。
表紙が変わって、タイトルもBOJAGI & BEYOND Ⅱになっていたけれど、
これはどうやらKBF情報を追加したかららしい。
前回の表紙のほうが好きだけどな、まあいいや……と早速オーダーし、
Paypalで代金も支払って(幸い、現在よりずっと円高)
1週間くらいで来るかな~なんて期待していたら、これが全然来ない!
まあね、一昔前は洋書注文するしたら、2~3か月待ちは当たり前だったわけで
それ考えれば1カ月くらい……と思っているうちに
なんと暮になってKBFのほうから「新版出来、注文開始」のメールが。
じゃあ、サイトのオーダーフォームは一体何だったんだ!?
いささか心配になって問い合わせてみると、
どういう関係か、KBFでお知り合いになったKaren氏から
「たぶん来週あたり、韓国から送付されると思う」との返事。
う~む……いったいどこで、どう取り扱っているんだろうか(謎@_@;)

何はともあれ、それから待つこと約1カ月、
昨夜よ~やく待望の2冊がJiyoung Chung氏から直接届いたというわけですが、
なぜか請求書まで同封されていて、その文面がまた謎
オーダー受付は11月、「ご注文の本は12月末に送付予定」とあるにもかかわらず
発行日はなんと1月9日で、書類の住所はミネアポリス!
どうもオーダーが日米韓をウロウロしていたみたいだわ(@_@)

さて、前置きが異常に長くなりましたが、
ようやく手にしたこの2冊、思った以上に楽しい内容です。
Chunghie氏の作品集というだけでなく、ポジャギの過去現在未来を見据えて
創作の参考にしてもらえれば……という意図がはっきりしているし、
彼女の作品がいかに斬新に見えようとも、
ポジャギの伝統がしっかりベースになっていることは、この本を見れば一目瞭然です。
一念発起して、纏えるポジャギにトライしてみようか
……な~んて思っちゃったりして(^_^;)←冗談です。



JOOMCHIのほうは、一見したところいささかヘビーなアートに思えるけれど
こちらも伝統的な美意識が土台となっていることは間違いありません。
ポジャギとの融合という可能性を考えれば、きわめて興味深い分野です。



自分でJOOMCHIつくれるとは思えないけど
素材としては、すごく面白そう。いつかトライしてみたい!

……というわけで、今朝はいささか興奮ぎみ。
やっぱり、欲しいモノはすぐ手に入るより
ちょっとだけ待つ時間があったほうが楽しいですね。

※これらの本にご興味のある方は、こちらのサイトをご覧ください


久々に…

2015-01-17 22:05:00 | Arts & Crafts
午前中の教室のあと、久々に東京・有楽町の「織田有」へ。
1月いっぱいは「韓国の服飾工芸」と銘打って
チョゴリ、ポジャギをはじめとする閨房工芸、ノリゲ、
またメドゥプを使ったアクセサリーなどが展示販売されています。
詳細はこちら⇒



ただし、一部の作品(↑の写真も、名匠・趙一順さんの作品)や
個人の蒐集品、復刻品など非売品もかなりあります。
いいなと思うと非売品だったりしてね(~o~)
ポジャギに関して言えば、このお店は絹製の華やかな色合いが多いのが特徴。
さまざまなタイプのものが飾られていますが
個人的にはやはり昔の人の手になるモノに惹かれますね(^_^;)

「織田有」は、まだポジャギが日本で殆ど知られていなかった頃から扱っていた骨董店で、
何を隠そう、私メがポジャギへと道を踏み外す^^;
もとい、ポジャギをつくり始めるキッカケとなったお店です。
そのイキサツは、あちこちで話しているので改めては書きませんが、
今日は久々にお目にかかった店主の鈴木さんと、そんな昔話も含めてゆっくりお話しができ、
楽しい時間を過ごしました。

もっとも本日のささやかなお買い上げは、ポジャギともメドゥプとも関係のないこちら↓



おなじみ、真鍮製のスッカラです。
左の光ってるのが今日買ったもの、右は8年くらい前に買ったもの。
「こんなの、どこにでも売ってるじゃない」と思われるかもしれませんが
2本とも柄の長さが、通常より2㎝くらい長いんです。
この「ちょっとの違い」が実に大きい!
和え物や煮物の返しに超便利なこれくらいの長さ、なかなかみつからないんですよ。
なんでも織田有には、朝鮮時代のもう少し長いのもあったのですが
既に「お取り置き」なんだとか。残念(T_T)

心地よい刺激を受けたせいか、帰宅後に小さくて可愛いモノが作りたくなって
キーホルダーの中身(?)をモデルチェンジしました。
円の内径は2.8㎝くらい。
織田有の名品とは比べるべくもなく、お恥ずかしい限りですが(~_~;)



ついこの間、鍵を無くしたと思い込んで
家の中をさんざん探し回ったあげく、
なぜか母親のカバンの中に入っていたのを発見(@_@;)
それじゃあ、見つかるわけないわね。
今後そのようなことのないよう、ちょっと派手目にしました。
お間違えのないようにっ!

三枚目

2015-01-15 13:48:00 | ポジャギ2015
小正月も過ぎようというのに、なんとなく怠け癖が抜けません。
というより、やらなきゃならないコトをこなしてしまうと
後はぼんやり……という感じなんです。
あ~困ったもんだ(ーー;)
こういう時に何かをつくろうとして失敗すると、なかなか立ち直れないので
失敗してもなんとかなりそうなモノを、ぼちぼちと。



一応、7×20(くらい)の縞模様を繋げています。
いま三枚目。面積の小さいミョンジュのハギレばかりですから
そう大きくは育たないと思いますが、どれくらいまで行くかな。

さて、これまでアレコレ試してきた針箱用の缶。
いまのところ、アンリ・シャンパルティエのプティ・タ・プティを
小箱で仕切ったものがぴったり収まってお気に入りです。
そろそろ二代目を買って、中身は美味しく頂こうかなと思っているところ。



小さなパーツばかりを縫い合わせていると、
定規やらヘラやら糸切ハサミやらが、とかく行方不明になりがちなのは
単に私がだらしないだけかもしれませんが
少しでもそのストレスを軽減するべく、
缶の縁に磁石を置いて、小バサミをつねに貼り付けておくようにしました。
ちなみにハサミの隣りのメジャーも磁石つき。
べつにどうってことのない工夫ですが、
こうしておくと取りやすくて、けっこう便利ですよ(^_^;)