ポジャギアートYangja-pang

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サンプラー恐るべし

2008-08-28 09:51:14 | CRAFTS2008
今年の冬は、ケルトブックみたいな
びっしり系クロスステッチをやりたいなあなどと妄想しつつ
実にひっさしぶりにヨーロッパのサイトを眺めていたら
なんとサンプラー界が大変なことになっているではありませんか
……って、知らなかったのは私メだけだったんですが……


Inc Circles Garden Stars

サンプラーというものに対して、私メはちょっと偏見があったというか
「ほら、模様のレッスンを兼ねてやるアレでしょ」
みたいな感覚がありました。
でもそれは、あくまでもアンティークサンプラーの領域だったのね。
要するに私メがモダンに目を向けていなかったというだけ
う~ん…猛反省です(/_;)



Jan Houtman Buds of Life

こうなるともう、全然違う世界(@_@)


Jan Houtman Patchwork Sampler

恐るべし、サンプラー……
この冬の楽しみが、また1つ増えました!(^^)!

超アナログ

2008-08-26 14:01:37 | ポジャギ2008
ポジャギをつくるにあたって、
私メは設計図とかデザインみたいなものをきちんと描きません。
だって途中で変るから意味ないんだもんね(~o~)
それでも、多少は幾何学的なモノつくろうと思ったら
メモくらいは…というわけで
こんな感じに3ミリ方眼のノートにメモってます。
あまりにも大雑把(定規も使わず!)



クロスステッチ用のソフトEasy Crossもエクセルも
使ってみればすごく便利なんですよ
わかっているんです。きれいだし!
でも結局のところ紙と鉛筆でごちゃごちゃ描いて
それも、周囲に計算とか覚書とかあたり構わず書き込んだ
汚~いメモになってしまうんですね。
も~しょ~もないアナログ人間。
KUBA SQUAREのメモも同様の運命を辿りそうです。
(写真はKUBAとは関係ありません)

四角四面

2008-08-22 09:36:46 | ポジャギ2008
思い起こせば、
ポジャギの四角繋ぎにはずいぶんと泣かされております。
だって、簡単そうで一番難しいデザインなんだもの。
お蔵入りしてしまった400枚の四角も
このよ~な↓ボーダーにしてやろうと目論んでいた時期もありましたが


(『クバ王国のアップリケと草ビロード アフリカンデザイン
(里文出版)p51 所収)

結局ダメでした。全然うまく合わない。

しか~し! 
先日来、クバ族のデザインをためつすがめつ眺めていると
やはり四角繋ぎには無限の面白さがあるなあと感じるのですね。
問題は、その「感じ」をどうポジャギに反映させるかですが、
こうなったらとことん付き合ってみようじゃないかと
「KUBA SQUARE PROJECT」を開始したところ(なんとまあ、大げさな(~_~;)
で、秋も深まる頃、その第1歩をお見せできればいいなと
(あくまで希望的に)思っております。

カジバンソク

2008-08-19 10:09:21 | 紐2008
このところ、結びとはちょっとご無沙汰していたのですが
暑いし、ポジャギ縫うのは疲れるし、
ひとつリフレッシュを兼ねてカジバンソクを。
しっかし、私メはかなりしつこい性格(らしい)ので、
いったんハマると延々と続けます。
それにしても、いくら結んでも全然うまくならないっ(>_<)



径1.5mm(たぶん)の紐6mに上下の余裕をもたせて、
カジバンソクが11個。
だったら、いっそ12にすれば…という声もありますが、
奇数のほうが吉だという話なので、まあいいかと。
メドゥップの場合は下にスル(房)をつけるのですが
そんな本格的なものではないので、
ほぐした房でご勘弁を…

お次はこの色





アフリカに感動

2008-08-14 19:45:58 | ARTS2008
こちらで紹介していただいた
「アフリカのリズムと布」
展に行ってきました。
いや~楽しかった! アフリカンアート好きの血が騒ぎます。



あまりにのぼせ上がって、全景を撮るの忘れましたが
広い会場に、ラフィア布のアップリケ、パッチワーク、刺繍がぎっしり!





ラフィアとは、椰子の若芽で織った布。
この布目をびっしり拾って刺繍したのが「草ビロード」
基本的な色彩は、素材の生成りに赤と黒。
青や黄色は、科学染料かも?とのことでした。
いいですよねえ、赤と黒。究極の配色です。

しか~し!
今回、私メが最も感銘を受けたのは、色彩というよりも
ピグミー族がタパ(樹皮)に描いたという、さまざまな模様!





いいっ!
なんだか分からないけど、すごぉくいいっ(~o~)!!!
これぞまさにアートの原点。
いったい、如何なるモノを模して
このよ~な斬新かつ超モダンなデザインが生み出されたのか
も~すっかり釘付けです。

もちろん、資料もしっかりゲットしました。
アップリケと草ビロードに多用される
幾何学模様を研究した興味深い本です。


主催は、美しい世界の手仕事プロジェクト
今後も「インドシナの染色」や「シルクロード 彩の道」など、
さまざまなイベントが企画されているそうですので、ご参照ください。
そうそう、見落としてしまった前回の「カンタ」も
いくつか見せていただきましたよ。
なにやら、脳乱気味のレポートになってしまいましたが
暑さに免じてお許しくださいませm(__)m