ポジャギアートYangja-pang

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役得

2017-03-27 13:33:00 | ポジャギ2017
キット作りの余禄は、ハギレがかなり大量に出ること。
「要尺きちんと測って、余りの出ないように切れば」と思われるかもしれませんが
そんなことしてたら、最大のお楽しみであるところの
ハギレ遊びができないじゃありませんか!
私のキット作りが大雑把なのは、そのよ~な理由もあるのですよ。

で、例によってお余りをふんだんに使った四角繋ぎ。
教室で四角繋ぎやってる方がいらっしゃると、私もなんだかムズムズしてきて
つい他のことをほったらかして始めちゃったりするのです。
四角繋ぎについては、最近ちょっと考えるところがあって
いや、これもまた例によって「休むに似たり」程度のものですが
少しは開眼できた部分もあったりしてね(~o~)



いまはまだ9枚×9枚(31.5㎝)だけれど、
ボーダーつける気分じゃないので、もう一周はつけたほうがよさげですね。
真ん中に刺繍パーツがついてる関係上、奇数枚にしかしようがありませんが。
でも、ここまで来ると「色違い」も作りたいなあ。

先日FBとINSTAGRAMにアップした写真。
この時よりはちょっと大きくなってます。



春休み

2017-03-21 14:55:00 | ポジャギ2017
相変わらず、モロモロの野暮用はあれど、4月まではなんとなく春休みモード。
ようやく少し落ち着いてちくちく作業を楽しめそうです。
BGMも充実しているし、なるべく蟄居して、
遊ぶんだったらおうちで遊ぼう(^^♪

ちょっとばかり浮気心もうずいてしまって
ン10年かぶりにクロスステッチのキットを買ってしまいました。
もっとも、ネットで「ジャケ買い」したので
届いてみたら、あらなんと、布の上に図案が印刷してあるタイプのもの。
わ~、こりゃ堕落だ!
ちゃんとした図案もついてるんだから、白い布だけでいいんだけどなあ。
それに、11カウントに3本どりって、なんかつまらなそうだなあ
……な~んて、思ってみたものの
久方ぶりのクロスステッチ、これくらいの図案でちょうどよかったみたい。
図案が印刷されてると、糸の下に妙な色がチラチラするのが嫌だけど
同色だけをまとめて刺すことができるので、糸もごしゃごしゃにならないし。
(それに最近の印刷はとてもきれいで、カウントとずれてることもない!)
いつ出来上がるかは不明ですけどね(~o~)



こちらのほうも、ほぼほぼ順調に大きくなっています。



黒の分量

2017-03-14 14:49:00 | ポジャギ2017
ちょっとだけ大きくなりました。



いま縫っているチンジュサは、一見ハデな色合いですが
全体的にみると、なんとな~くぼやけているように見えます
無意識のうちに、そんな感じの色ばかりを選んでいるとも考えられる。
昨年、これとほぼ同じ素材で作って、KBFにも出展した作品は
同じチンジュサでももうちょっとポップな感じの配色でしたが
それを意識しすぎたのか、対抗措置としての黒が多過ぎた感があり
遠くから見ると、黒がカタマリのように見えなくもない。
サイズが大きくなるにつれて、おそらくこれもまた黒が増えてくると思われますが
今回はそのへんがポイントかな。
手持ちの黒のチンジュサも使いきってしまうだろうなあ、たぶん。

ところで私の場合、着るものやバックは殆どがモノトーンか濃紺なので、
お勉強用の文房具類はちょっとばかりハデな色にしています。
最近では、100均のセリアで見つけた薄手のファイルがお気に入り。
人気商品らしく、わりとすぐ売り切れてしまうので
今年は気合いを入れてA4とB5の二種類、8冊を一気に購入。
本当はマゼンタもあるのだけれど、なんとなく色目が違うので
とりあえずは白、青、ターコイズ、蛍光イエローだけ。



どうやら、このての色目がとことん好きらしい(~o~)



言葉を探す

2017-03-07 10:42:00 | ポジャギ2017
今日はちょっと真面目な話。



その昔、私がワラジを脱いでいた某研究室では、
自分の言葉で語れない事柄については、いっさい語るなというのが不文律でした。
いや、べつに語ってもいいんですが、借り物では聴いてもらえない(^_^;)
その姿勢は、日常茶飯事から彼らのプロパーであった哲学まで、
およそ全てに及んでいて
ほんの使いっ走りであった私にも、等しく要求されていました。
ただ、当然のことながらそのような空気の中では
言葉を探して沈黙することについて、誰も文句を言う人はなく、
したがって、語れないことに不便を感じることもありませんでした。

しかし、そのような「楽園」にいつまでもいられるはずはありません。
シャバに出ればモノは言いよう、というか、言わなければ事が進まない。
「見つかるまでは黙っていてもいい」なんて悠長なコトは、文字通り言っていられません。
それでも、自分のアイデンティティに関わる事柄については
あだやおろそかな言葉を使いたくはない。
そう考えることと現実とのギャップに、ストレスを感じ続けていたことも事実です。

要するに、自分が求めているポジャギをどう「言葉」にするか
20年近い年月が経っても、それがみつからなかったのですね。
タイトルを考えるたびに、RandomだのMediumだのCubismだの
「色の強さ」だの「線の勁さ」だのと四苦八苦してきましたが
正直言って、どれも「これ!」というわけではない。
もちろん古今の素晴らしい作品を見たり、本を買い漁ったり、韓国語を習ったり
いろんな人の話を聞けば、その一瞬は分かったような気にもなる。
でも、「なんとなく」ではダメなんです。
あくまでも具体的で、自分にとって腑に落ちる言葉でなければ。

そんなこんなで、
「ここまで探して見つからないということは、やるなということか!」
ぐらいまで思い詰め、まあ、やめたところでべつにどってことないけれど
なんか敵前逃亡みたいで悔しいではないか。いろんな意味で(^_^;)

……などと、じくじくと悩み続けること幾星霜。
例によってとくに何も考えずチンジュサを繋いでいたその時、
ふと、何かが光ったような気がしたんですね。
具体的に言うと、黄色と薄緑にオレンジの糸が交差しているあたりで
何かがぴかっと光って動いたような気がしたんです。



傍から見れば相変わらずの、何の変哲もないチョガッポ
それほどの意図も意気込みもなく、練習のような感じで繋いでいたものですが
なんとそこに、何のココロの準備もないままに
降ってきた! 言葉が!!

「色彩は音楽のように、線は物語のように」

何年もかかって、みかん山ばかり作って、それかい!
と思われるでしょう。もちろん、それで結構。
ポジャギを作るということが、自分にとって何なのか
少なくとも私自身にとって、腑に落ちる言葉がようやく見つかったのです。
何百枚作ったって、作品展を何回やったって、この「核」がなければ成立しない。
薄汚い研究室で、おじさん達(でも、今の私より若い(^_^;)が
口角泡を飛ばしながら繰り広げていた議論の入り口に、
よ~やっと私もたどり着けたような気がします。

さて、入り口にたどり着いたからには扉を開けなければなりません。
開けた先に何が待っているのか、そりゃ~私にも分かりません。
たぶん、その先にもまた扉があるんでしょうが
何はともあれ、言葉はみつかった。
これからは、そぎ落としていくだけ。
それもまた、至難の業なんでしょうけど。


言い訳ばかりの人生♪

2017-03-05 13:36:00 | ポジャギ2017
おかげさまで、韓国語の進級試験もどうにか合格し、4月からは晴れて4年生!
「石の上にも3年」と言いますが、3年経ってもさっぱり語学力は向上せず
でもまあ、なんとか続けていられるだけでも良しとせねば……

試験が無事済んだと思ったら、なんやかやと野暮用が押し寄せてきて
落ち着いて作品作りに向かおうという「気分」がなかなかキープできず
この集中力のなさをどうにかしなければと、気ばかり焦るのですが
そういうときは、何はともあれ繋ぐことだよねと
手近にあったチンジュサのコマギレで遊んでいます。
こないだのコマギレはどうなったのかといえば、
それなりの大きさまで行っちゃったので、次なる展開待ち。
久方ぶりに紐を結んでみれば、忘れちまったことばかり。
まったくもう、言い訳ばかりの人生ですね(^_^;)♪



チンジュサは縫いやすくて大好きな布ですがご多分に漏れずピンキリがあって、
菱形模様の美しさやテクスチャーにかなり差があります。
でもまあ、今回はただのチョガッポですから
そこいらへんの不統一はまったく気にせず……



こんな感じで(*^_^*)