ポジャギアートYangja-pang

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ああ、ミカン(`´)

2012-12-29 13:47:00 | ポジャギ2012
片付けてると、出てくるわ、出てくるわ。
ミカン(未完)というか、ミカンのなり損ないが…
大体はハシにも棒にもかからないモノばかりですが
中には、「やっぱりこれは完成させねば…」と
深~く反省するものもあって(^_^;)



繊細な刺繍が施された極薄のオクサを
私にしてはマジメに細~く繋いであるのですよ。
そういえば昔、「treris」とか名前をつけてあったんだわ。
いつの間に放り出してしまったものやら……

下に敷いてあるモシも、一体何考えて繋いでたのか不明。
とても飾れる代物じゃありませんが
けっこう大きいので、ボーダーつけて何か包んでおこう。

もう一つ、これは私ではなく
メドゥプの専門家が目の前でちゃちゃっと作ってくださったもの。
その名も「キオッケ(記憶?)メドゥプ」というらしいのですが
もうずいぶん前のことなので
今となっては何をどうするやら、忘却の彼方(T_T)



いちど~解いたら、二度と~かえらない~♪
(奥村チヨ@「終着駅」のメロディーで)
そのようなわけで、学習することもできず
こちらも越年の「謎」であります(~o~)



ひょうたん印

2012-12-24 16:24:00 | ポジャギ2012
クリスマスだというのに、やってることは相変わらず。
カラーバリエーションも、もうちょっとシックだと思っていたのに
どちらかというと派手方面に向かっているような(^_^;)



チョガッポに使う糸は朱色が多いのですが、
今回はこの中から……



左奥に寝転がっている「ひょうたん印」の225番を使用。
同じ朱でも、ほんの少し褪せた色合いがいいんです。



このブランド、懐かしく思われる方も多いことでしょう。
数年前に姿を消してしまったミシン糸ですが、
縒りの感じや落ち着いた色合いが好きで、
まだちょっとだけ「秘蔵」しているのです(~o~)
大きなサイズは韓国のポジャギ用(と称する)糸、手前はオリヅル。
写真では分かりにくいけれど、まったく雰囲気が違うのですよ。
ひょうたん印がいちばん年上……って感じかな。
ポジャギのほうも、落ち着いた仕上がりになってくれるといいんですが(^_^;)



名刺代わり

2012-12-13 21:33:00 | ポジャギ2012
お詫び
メールフォームにてご連絡くださいましたSさま、
なぜか返信ができず、お返事を差し上げられませんが
メールは拝見しております。
次にお目にかかりました時、アドレスを確認させてくださいね(*^_^*)


──・──・──・──・──・──・──・──・──

過日、名刺代わりに自作の名刺入れを差し上げてしまう
…という、ハプニングがありました。
自分でもわりと気に入っていたものなので、
喜んでいただけてとても嬉しかったのですが
急遽、代わりを作らねば…ということで(^^)



どっちが表1※でも構わないんですけどね。


※表1とはいわゆる表紙のこと。その裏が表2、裏表紙は表4といいます。
ちなみに裏表紙の裏は表3。

例によって細切れが溜まっているので、ちょっと遊んでみました。



ずいぶん前に、手元不如意珠紋というのを作ってみましたが
コレも同じようなもの(要するに、布面積がなくても作れるということですね)。



失敗(というか徒労)に終わった袱紗にくっつけてみました。
ちょっと見は可愛いけど、本体がビミョ~に歪んでいるので
すぐに取り外します(~o~)




温陽のポジャギ

2012-12-10 21:09:00 | ポジャギ2012
毎年1~2回はソウルに行っていながら、
市場と本屋とポジャギ・韓服関係の作品展を見るのが精いっぱいで
近郊に足を伸ばしたことが殆どありませんでした。
しかし今回はJunさんがご一緒してくださることになり、
初めてムグンファ号に乗って、温陽へ。

温泉地として知られる温陽には、有名な民族博物館があります。
この博物館とも縁の深い骨董店「モイムバン」店主ご夫妻が
京都の川口美術で展示会を開催されたとき、たまたま奥様とお目にかかれたこと、
そして熱心に情報を収集・開示してくださった友人たちのおかげで
今回の温陽行きが実現したのでした。
私ひとりでは、到底できるこっちゃありません。皆さんに感謝!

「モイムバン」では、衣裳箱5~6個分ものポジャギや
ノリゲ、テンギ、ポソンポンチプ、パヌルチプ等々、
素晴らしいアンティークを惜しげもなく見せていただいたばかりか
美味しいお昼をごちそうになり、博物館に連れて行っていただいたうえに
収蔵品の説明から帰りのバスの便までトコトンお世話になってしまいました。
こんなにお世話になっておきながら、何も買えなかったらどうしようと
内心ヒヤヒヤしていましたが、
幸い、私にも手の届くアンティークポジャギがいくつかあり、
その中から連れて帰ってきたのがこちら↓



北の地方に多く見られる三角繋ぎに牡丹の刺繍。
刺繍パーツではなく、チョガッポの上から刺繍が施されているのは
かなり珍しいのだそうです。



庶民の使っていたポジャギは当然ながらモシや木綿が主流ですが
貴重な絹をめいっぱい美しく彩りたいという願いが
牡丹の花から匂い立ってくるようで、思わず選んでしまいました。
いずれ額装するつもりです(*^_^*)

温陽民俗博物館にも、生活に根差したポジャギの名品がいくつかありましたが、
そこは博物館ですから、美しい写真と詳細な説明の載った図録が販売されています。


(黄色が2011年、赤が2012年版)

この図録、実は2冊組になっていて、厚紙の表紙を開けると……



左側が「遺物(유물)」、右側が「再現作品(재현작품)」となっています。
つまり、一冊は収蔵品の図録、もう一冊はそれを現代の作家が再現したもの。



試みとしてはとても意義あるものだと思います。
このような名品を「模写」することは、何よりの勉強になるでしょうし、
再現を担当されたのは、(たぶん)一流の技術をお持ちの方たちと思われます。
しかしポジャギに関する限り(…というのは、韓服のことはよくわからないので)
遺品と再現品を並べて見ると、その違いはいささか残酷なほどで
伝統を守りつつ新たな個性を生み出すことの難しさを感じてしまったりもします。
でも、真似できるものなら真似してみたいですよ、私も……(^_^;)

温陽民俗博物館は庭園も素晴らしく、季節がよければ散策も楽しそう。
ぜひまた行きたい場所です。次は一人でも行ける……かな(?_?)


継続は宝(*^_^*)

2012-12-08 20:25:00 | ポジャギ2012
月日の経つのはホントに速い~(@_@;)
今年も「コープとうきょう」で、恒例の文化祭が開催され
絵画やさまざまな手工芸教室とともに
わがポジャギ教室も参加させていただきました。
今年で7回目。まさに継続は力、もとい、「継続は宝」です。

用意していただいたのは、正面の窓全面スペース。
その広さに一瞬愕然としましたが、
皆さんの力作の数々で、難なくカバー。
最初はど~なることかと思いましたけどね(^_^;)

相変わらず下手くそな写真で申し訳ないのですが、ご覧ください。
作品の素晴らしさは十分わかっていただけると思います。













さあ、来年は何をつくりましょうか。
私もイロイロと考えておりますよ~
一緒に楽しんでいきましょうね!(^^)!