ポジャギアートYangja-pang

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ポジャギの本分

2009-08-30 10:02:00 | ポジャギ2009
ポジャギとは、言うまでもなく「包み布」
早い話が「風呂敷」です。
そして近年、
日本でもエコグッズとして風呂敷が見直されているように、
韓国でもお洒落な包み布としてのポジャギが
見直されつつあるようです。
そのよ~な時代の流れを感じさせるのがこちら↓



イ・ヒョジェさんの『ポジャギ・ソンムル』
贈りものを包む……といった感じでしょうか。
日頃私たちがせっせと繋いでいるような
チョガッポによるポジャギは出てこないものの、
「包む」ことによって布が見せる多彩な表情が興味深い。
イ・ヒョジェさんは、かのヨン様の韓服デザイナーとして有名な方だそうですが、
そのよ~なこととは別にして、
チョガッポをつくる上でもさまざまなヒントを与えてくれる
とても美しい本です。



さて私メも、
そろそろソウルモードから頭を切り替えなければ(~_~;)

パッピンス

2009-08-28 13:05:00 | 緩和休題(~_~;)
いつも11月~2月ばかりで、
なんと真夏のソウルは初めて!ということで、
今回大っぴらに楽しみにしていたのが、
パッピンス! 
そう、あの韓国風大盛りカキ氷です。
なんでも「パッ」は「小豆」、「ピンス」は「氷水」を表すんだそうな。
つまり、氷小豆というベースさえおさえておけば、
あとは、練乳、各種果物、アイスクリーム、ゼリー、求肥(?)、チョコ等々
トッピングはなんでもござれというわけです。
バスの中でも作品展の会場でもお買い物の最中でも
「ぱっぴんす~ ぱっぴんす~」と念仏のごとく唱え続け、
まずは地元の方お薦めのオーソドックスなスタイルから……



練乳がけの氷にたっぷりの茹小豆と缶詰のフルーツ。
う~む……最高です。氷の粗さがまた結構。
直径15cm以上は確実にあるので、かなりのボリュームです。

夕食後は、もう少し盛り上がった感じを……ということで
カボチャ(!)のパッピンスに挑戦。
茹小豆にカボチャのペースト、さらにバニラアイスにチョコレートソースがけ!
それが可愛いアルミのお鍋に入って出てくるんですわ(*^_^*)
このお鍋、同行の方々に大好評。どなたか買って帰られたでしょうか?



こちらはパッピンス本来の食べ方に則り、
徹底的に(恐る恐る)混ぜ混ぜしていただきましたが、
小豆・カボチャ・アイスがねっとりまったり渾然一体とし、
それが氷の爽やかさと相俟って、じつに美味!
皆さんのやや呆れ気味な視線を感じつつも、ほぼ1人で完食いたしました(~o~)

いかに私メが座敷ブタであるとはいえ、
これほど大量の氷菓をハシゴして歩くわけにもいかないので
今回はこの程度でとどめましたが、
次に夏のソウルを訪れる機会があったら、
また別の味わいに挑戦してみようと思っております。

さて、ごく近場でも気軽に楽しめるパッピンスといえば、
ファミリーレストラン「ジョナサン」のこちら↓



さらに8月いっぱいは、フレッシュなブルーベリーをたっぷり使った
このよ~なデザートもございます↓



私、べつにジョナサンの関係者ではありませんが、
ここ数年、8月にはこのブルーベリーソフトを1度は食べないと
なんだか落ち着きません。
8月もあと数日……また行かなきゃ(~o~)

アートなソウル2

2009-08-27 14:00:00 | ポジャギ2009
庶民の暮らしの中から生まれたチョガッポ※は
ほとんどがキモノを仕立てた時のハギレや、
古くなって解いたキモノ地を繋いだもの。
ハレの日を思わせるカラフルなポジャギも、
使い込まれたモシや木綿のポジャギも、
もとはこんなふうに装われていた布たちに違いありません。
※ハギレを繋いでつくったポジャギ



教保文庫でnabiオンマさんが「ヤンジャさん、こういうの好きでしょ」と
教えてくれたのが、イム・スヒョンという方の作品集。
『昔の人の日誌』みたいなタイトルでしょうか?
なんと100以上ものお人形が、かつての韓国の暮らしを
イキイキと再現しています。即購入!

こちらのお母さんは、糸を紡いでおられるのでしょうか?



お祖母ちゃんの手元にある「火のし」、いい感じです。



表情だけでなく、どの人形も後姿が秀逸なんです(*^_^*)
背中の曲がり具合とか、足の位置とか。
もちろん、着ているものの配色も!

さて、こちらは国立民俗博物館でみかけた可愛い2人。
お誕生祝いでしょうか?
(ここではフラッシュさえ焚かなければ、撮影OKだそうです)



仁寺洞でシックな僧服のディスプレイを眺めていたら、なんとその左端に、



このよ~な大胆不敵な「連れシ○ン小僧」どもが……



こらこらこらっ(ー_ー)!!

アートなソウル1

2009-08-25 22:48:00 | ポジャギ2009
「福ポジャギ展2009 in ソウル」に行ってまいりました。



今回はからむし工房の皆さんのほかにも、
日韓の作家さん達が何人か招待出展しておられます。
わが豚児Metaboも、その末席に加えていただきました。
超大作ばかりが並ぶ中で、ちっと居心地悪そうでしたが
小粒ながらも、なかなか「きかん気」な顔をしていたので
親としても、まあまあ安心(^_^;)
この先、さまざまなカタチで展開させていくであろうMetaboの
記念すべきスタートを飾っていただきました。
お世話になったすべての方、
楽しい時間を一緒に過ごさせていただいた皆さんに、
心からカムサハムニダ!

※会場の様子は撮影できませんでしたので、悪しからずm(__)m

さて、
会場のある仁寺洞には大小さまざまなギャラリーがあり、
若い作家による現代アートを見て回るのも楽しみの1つです。
今回、最も「感動」したのは、
キム・ジインさんというまだ若い女性のペン画展。



韓国語が読めないので、図録の内容がさっぱりわからないのが
非常に悔しいのですが、
テーマとするところは、他者(世界)と自分自身との関係かな?
これはあくまでも私見ですが、
どんなにシリアスなテーマを扱っていても、
韓国のアートにはどこかファンタジックな雰囲気が感じられます。
せめて1枚1枚のタイトルくらいは
辞書を引いて調べてみなければ!



↑このポスターもいいでしょう?
欲しかったのに、もう全部売れてしまったんだそうです。
残念(>_<)




後ろから光のあたる位置で
作品の特徴をよく生かしていただいたと思います。
ありがとうございまし!

結び百遍(?_?)

2009-08-21 09:40:00 | 紐2009
また1つ、お宝本が増えました(*^_^*)
キム・ウニョン(金銀暎)さんの『メドゥプ』



これまであまり取り上げられなかった結び方も
いくつか紹介されています。
また頑張って「読書百遍」ならぬ(だって韓国語読めないし(~_~;)
「結び百遍」しなければ!