ポジャギアートYangja-pang

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年明けもポジャギと(*^_^*)

2015-12-29 08:06:00 | ポジャギ2015
とくに何もしないけれど、気分だけは慌ただしい年末に
こんな美しいお知らせを頂きましたので、ご紹介させていただきます(*^_^*)



長らく日韓を行き来しながら、韓国文化を日本に紹介してこられた鈴木千香枝さん。
名匠・趙一順さんからメドゥプ、
重要無形文化財保有者の鄭貞婉さんからポジャギを学ばれ、
2014年には伝統ポジャギ復元作品で韓国国内において韓国文化財庁長官賞を受賞。
『朝鮮王朝の衣装と装身具』(共著)や、ご自身のコレクションを素材とした
『안녕! 하나, 둘,샛/Hello! One,two,three』などの著者でもいらっしゃいます。

今回の作品展は、鈴木さんとそのお弟子さんたちによるもので
鈴木さんの素晴らしいコレクションも展示されるとか。
期間中にはワークショップもなさるそうです。
ちょっと会期が短いのですが、
お正月早々、伝統的な素晴らしいポジャギを拝見できるなんて
何よりのお年玉ですね(*^_^*)

鈴木千香枝 閨房工芸研究会作品展
2016年1月8日(金)~10日(日)10:30~18:30(最終日15:00迄)
ギャラリー吉永(℡ 03-3816-2809 東京都文京区西片1-15-6)

★1/8に「カラッチメドゥプのブローチ」、1/9日に「チョガッポのブローチ」
ともに13:30~15:00にワークショップが開催されます。
参加費:3,200円 当日先着受付。



それにしてもギャラリー吉永! ものすご~く久しぶりです。
まだ今世紀に入りたての頃に(?)は、日本国内でポジャギを紹介していた
きわめて限られたギャラリーの一つでした。
かつては金賢姫さんへの窓口と自負しておられた時期も。
パク・テヒョンさんの作品展を初めて見たのもここだったなあ。
その後すっかり足が遠のいていましたが、楽しみです。

さて、POJAGIアートYangja-pangも
本日をもって2015年のブログ納めといたします。
今年は、ポジャギ的にはなにやらすっかり怠けてしまった感がありますが
今後に向けて内省と充電の年であったと、前向きに考えることといたします。
皆さま、本当にありがとうございました。
また来年、お目にかかりましょう
よいお年を!(^^)!

デッドストック

2015-12-24 11:40:00 | ポジャギ2015
まだ広蔵市場に足を踏み入れて間もなかった頃、
一目惚れして買い込んだ雲紋緞(ウンムンダン)。光沢の美しい中厚絹で
当時はまだタンを扱っている何軒かのお店で見ることができました。
それが、わずか1~2年のうちにすっかり姿を消し、
サンプル持って聞きまわっても、どのお店も「もう置いてない」と言うばかり。
もちろん雲紋という模様は定番モノですから、
緞(タン)にも紗(サ)にもあるわけですが
このタイプだけが既に製造していないというのですね。
なので、ほんの切れっぱしでも捨てられない~
10年以上、諦め悪くちびちび使って、今となってはこんな状態
(もちろん霧吹きアイロンしてから使いますが)



ところが! 
広蔵の「奥地」に迷いこんでみると
そもそも在庫管理という概念のない(つまり単にぶっ積んであるだけ)店があって
もちろんピンからキリまでではあるのだけれど、
たま~に「おおっ!」というほどのモノがみつかることも……
そこに、あったのですよ。幻の雲紋緞が\(^o^)/



デッドストックですから、もちろん色の選択肢なんてありません。
でも、そんなこたぁ問題じゃない!
長年探していた末の邂逅ですからね。文句なしに買わせていただきましたよ。



ついでに申しますと、右側のオレンジ色の雲紋緞は
模様のデザインが違うけれど風合いがよく似てるので、数年前に購入したもの。
絹にしては妙にリーズナブルなお値段が謎でしたが、
アイロンかけても問題ないので、たぶんこれもデッドストックだったのでしょう。

広蔵の奥地をふらふらと回遊して、このよ~な掘り出し物を探すのが
無粋にして無趣味な私の、ソウルにおける最大の愉しみ。
でも、まだまだそのほんの一端を覗いたばかりです。
もっと会話ができるようになればいいんだけどなあ。
広蔵でおばちゃんたちと冗談を交わせる日を夢見ながら
韓国語学習に精出すこととしましょう(~o~)

インドの布を買う

2015-12-14 14:58:00 | ポジャギ2015
いつも素敵なインドの布仕事を紹介してくださるKokariさん。
目もくらむようなカンタや刺繍、素朴ながらも力強いプリントなどなど
私は展示会にお邪魔しては「眼福」を頂戴するだけの、困った客なのですが
(なにしろデブなので、身に着けるものがなかなか難しい……)
インドの布と日本の着物のコラボが楽しいStyle Japandia展では
ハギレも用意してくださるとのことで、勇んで出かけました。

みつけましたよ、大好きなターコイズブルー!
写真ではなんだかくすんで映るのが残念ですが
深い色合いの金茶と、ありそでなかなか見つからないライトグリーン。
いま、ぼちぼちと繋げているカルポのポジャギとも合うでしょう(^^♪



3色とも綿と絹の混紡。光沢が美しく適度な張りもあって
そのままチョガッポしてみたくなるような布です。
ただ、Kokariさんがアイロンをかけた時の感触で
「ひょっとして化繊が混じっているかも」の危惧を抱かれたため
面積のわりにはきわめてリーズナブルなお値段!
せっかくなので、大きな面積で使わせていただきますよ~
楽しみです!(^^)!






10回目

2015-12-06 11:26:00 | ポジャギ2015
事後報告になってしまいましたが、
コープみらい・新中野教室の作品展に今年も参加することができました。
節目の10回目。例年にも増して大作が揃い、感無量です。



モシ、オクサ、ノバンを駆使したくり抜き
時間はかかりましたが、皆さん見事に達成されました\(~o~)/





まるで一対のような如意珠紋
その下に敷かせていただいたのは、
3.5㎝の正方形を1568枚、コツコツと繋ぎ続けた超大作です。
本当はタペストリーのように壁に下げたかったのですが
スペースの都合上致し方なく……(*_*)



始めた頃は3年もつだろうかと危惧していた教室も
おかげさまで5年、7年と節目の年を越え
なんとか10年の大台(?)に乗ることができました。
皆さんの作品を拝見するにつけ
なんだか私だけが「十年一日」のような気がしてしまいますが
これからも、あまり気張ることなく
適度にゆるく、でも妥協することなく続けていきたいと思っています。

しっかし、月日の経つのは速いなあ……(^_^;)

北欧の紅茶

2015-12-02 08:38:00 | ポジャギ2015
私は比較的「茶葉」に弱い体質で、
不用意に濃いお茶(日本茶でも紅茶でも中国茶でも)を飲むと
気分が悪くなって冷や汗が出てしまいます。
そのよ~なわけで、ふだんは珈琲を飲むことが多いのですが
珈琲殻の始末をするのがメンドーなので、殆どインスタント生活です。
したがって、茶葉をゆっくりと立ててお茶を楽しむなどということは
まず滅多になかったのですが、
過日、たまたま頂戴した紅茶のパッケージが
いまアタマの中にあるチョガッポの色とじつによく合っていたので
思わず棚の奥からティーポットをひっぱり出してしまいました。



なんでも「ザ ティーセンター オブ ストックホルム」なる老舗の商品で
スウェーデン王室御用達なんだとか。
(知識がなくて申し訳ない…文字通り豚に真珠です(^_^;)
頂戴したのはアールグレイとセーデルブレンド。
ストレートでは私にはいささかキツいので、ミルクティーでいただいてます。
こうなるとミルクも、もうちょっと乳脂肪分の多いものがいいかなあ。
ついでながら、私は「先にカップにミルクを入れておく派」です(~o~)

かんじんのチョガッポはまだまだ……
でも、これだけハギレがあるので楽しみです。