私メは柄にもなく「能」が好きです。
とくに、「異界のもの」が跳梁跋扈する威勢のいいお話が。
中でも「猩々」は、派手だし目出たいし楽しいし…で、大好きな演目の1つです。
「猩々」は伝説上の生き物で、一説ではオランウータンを指すともいわれますが
能においては、酒を愛し、酒をたたえる妖精のこと。
陽気な酔っ払いですから面も赤く、全身真っ赤な装束で登場します。
通常は一匹しか出てこないのですが、昨日のNHK教育テレビでは
これが景気よく七匹も登場する「七人猩々」(宝生流)が放映されました。
(観世流では「大瓶猩々」。私はそちらのネーミングのほうが好きですが…)
以前から一度観てみたいものだと思っていたので、ラッキー!(^^)!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/00/a8c2b7d7cf793aee31e5f40af97c96c4.jpg)
お話はいたってシンプルで、
月の美しい晩、海に棲む酒の精・猩々が、
親孝行な青年にいくら酌んでも酒が尽きない大瓶を与え、
機嫌よく酔い、舞い踊って再び海に還っていくというもの。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/b4/43a49ffa9111675a965e6a37c0c0d499.jpg)
全身真っ赤とはいえ、装束はお揃いではありません。
それぞれ贅を凝らした「猩々緋」と金のバリエーション。
もっとも、狭い能舞台で七匹が乱舞するというわけにはいかず、
メインは三匹でしたね(^_^;)
七匹の猩々を動員するのは物理的にも大変でしょうから
滅多に演じられるものではありませんが、
願っていればいつかはかなうものなんですね(~o~)
しっかり保存して、
気分を高揚させたい時に観ようと思っております。
※写真はテレビ画面を撮影したもので、ダビングではありません。
とくに、「異界のもの」が跳梁跋扈する威勢のいいお話が。
中でも「猩々」は、派手だし目出たいし楽しいし…で、大好きな演目の1つです。
「猩々」は伝説上の生き物で、一説ではオランウータンを指すともいわれますが
能においては、酒を愛し、酒をたたえる妖精のこと。
陽気な酔っ払いですから面も赤く、全身真っ赤な装束で登場します。
通常は一匹しか出てこないのですが、昨日のNHK教育テレビでは
これが景気よく七匹も登場する「七人猩々」(宝生流)が放映されました。
(観世流では「大瓶猩々」。私はそちらのネーミングのほうが好きですが…)
以前から一度観てみたいものだと思っていたので、ラッキー!(^^)!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/00/a8c2b7d7cf793aee31e5f40af97c96c4.jpg)
お話はいたってシンプルで、
月の美しい晩、海に棲む酒の精・猩々が、
親孝行な青年にいくら酌んでも酒が尽きない大瓶を与え、
機嫌よく酔い、舞い踊って再び海に還っていくというもの。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/b4/43a49ffa9111675a965e6a37c0c0d499.jpg)
全身真っ赤とはいえ、装束はお揃いではありません。
それぞれ贅を凝らした「猩々緋」と金のバリエーション。
もっとも、狭い能舞台で七匹が乱舞するというわけにはいかず、
メインは三匹でしたね(^_^;)
七匹の猩々を動員するのは物理的にも大変でしょうから
滅多に演じられるものではありませんが、
願っていればいつかはかなうものなんですね(~o~)
しっかり保存して、
気分を高揚させたい時に観ようと思っております。
※写真はテレビ画面を撮影したもので、ダビングではありません。