ポジャギアートYangja-pang

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韓紙アート

2009-02-27 17:10:28 | Arts&Crafts2009
いったい何!? 
気持ちわるぅ~と思う方も多いかもしれません。



実はこれ、韓国のアーティスト、チョン・クァンヨン(全光栄)氏による作品。
三角形のポリスチレンフォームを1つひとつ韓紙で包み、
キャンバスを埋め尽くすという手法で作られています。
さまざまな試みの果てに、
韓国本来の「包む文化」にたどり着いたというチョン氏。
その原点は、漢方医であった叔父さんの家の天井から下げられていた
漢方薬の包みにあるといいます。

ポジャギはあくまでも平面のものですが、何かを包めば立体になる。
チョン氏の作品を見て、あらためてそれを再確認しました。
いや~それにしても強烈なインパクト。
この膨大な三角の集積(Aggregation)は、ひょっとして
ポジャギで包まれた「過剰な情」なのかもしれません。

全光栄氏のオフィシャル・サイトは、こちら↓
作品展のお知らせも併せてご覧ください。
http://www.chunkwangyoung.jp




焼き色

2009-02-25 15:04:03 | ポジャギ2009
生成りの濃淡でポジャギをつくっていると
ここんとこに、もう一段階濃い色がほしいなあ~
なんて思うことがありますよね。
だからと言ってそう簡単に手に入るものでもないし、
染めるというのも難しいし。
そのよ~な時、ふと思い出したのですよ、
粗忽モノの私メがよく陥る失敗を(~_~;)



そう! アイロンによる「焼き色」です。
皺を伸ばそうとか、折り山をきっちりつけようと焦るあまり、
たま~にやってしまうアレを逆に利用すれば
うっすら濃い目の生成りができるではありませんか。

というわけで、写真左の「生成り1」に
焼き色をつけてみたのが、右の「生成り2」
もちろん、他の色では単なるオコゲにしかなりませんし、
頑丈な(というかお安い)モシにしか適用できません。
でも色のバリエーションというだけで考えれば
これも1つの手ではあります。
布を大事にされる方には「言語道断ッ!」と
怒られてしまうかもしれませんがm(__)m

セピアと朱

2009-02-21 10:29:57 | ポジャギ2009
前々回の「反省」を踏まえて
なんとか進めております。
どこが違ってるんだ!?との声もありそうですが
私メの中ではまったく違っております。
コレでいいのだ(?_?)



問題は、このよ~なセピアな雰囲気のポジャギに
どのよ~な色の糸を合わせるかでした。
オクサの場合、糸の色が布に映る効果を楽しめるのですが
モシではどうもそれが望めないらしい。
そりゃまあ、白や生成りなら無難ですよ。
ウデが確かな人ならば、焦茶あたりも素敵でしょうね。
しかし、私メのようにウデに覚えのない場合、
暗い色だと虫が這ってるように見えるのですよ(~_~;)
というわけで、どうせ汚い針目なら……



やはり朱でしょう! たとえ運針練習のように見えても(~_~;)
しかし、朱と言ってもイロイロありまして、
ふだん愛用しているオリヅルの5番ではちと赤が勝ち過ぎ。
やや落ち着いた99番(左)は、色はいいんですが
モシに対して糸自体がいささか滑らか過ぎる。
というわけで、ただいま右側の韓国製絹糸に落ち着いております。
縫う時に、軽~く引っかかる感じがよいのですね。

凄み

2009-02-17 09:16:56 | ポジャギ2009
この冬はなぜかあまり鍋物をやらなかったので
久しく忘れておりましたが……
こちら↓ウチでず~っと愛用してきた陶製の鍋敷き。



もうずいぶん前に買ったものですが、
(裏にW12000の値段がまだついてます(~_~;)
このポジャギの絵付けがタダ者ではないっ!
絲田刺繍美術館の所蔵作品を模しているとはいえ、
力強いラインと、ビミョ~な配色はなかなかです。
こういうところが古典の凄みなんでしょうか。
素材は何であれ、このよ~なポジャギを、
できる限り「美しく」作ってみたいなあ。
遠い目標ですがsymbol3

反省

2009-02-13 23:50:54 | ポジャギ2009
模様はこれくらいでいいんじゃないかと
正直思っていたんです。
サイズが大きんだし、モシのメタボだし、
いくつか作らなきゃならないし。
でも今日、ふと手にした雑誌に載っていたエッセイを読んで、
つくづく反省(ーー;)



ある脚本家が連ドラを書くことになった時
尊敬する大先輩から一言
「出し惜しみしちゃダメよ」と言われたのだそうです。
何事も「出し切れない」人間に先はないのだと。

そのよ~なわけで、
コイツは没!
なら、なんでUPするのかって?
それは自らの根性なしを諌めるためですがな(>_<)
気合い入れて、また一から作りなおします。