ポジャギアートYangja-pang

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ポジャギ@バーミンガム

2019-07-23 11:30:00 | ポジャギ2019
私もそれなりに名刺というものを持ってはいますが、
名前とメールアドレスとSNSアカウントさえあれば、
住所や電話番号はもう要らないんじゃないか
とくに、ポジャギを介していろんな国の方と交流することを考えると、
取り敢えずは漢字表記も要らないよね
…ということで、ローマ字名前、メアド、facebook、インスタだけの
実にあっさりとしたステッカー名刺を作ってもらいました。
ステッカーなので、何かに貼らないと。
で、いろいろ遊んでみたコラージュ写真。



ちょっとクドいね。なので削減。



さらに分割して、以下の形で落ち着きました。



この写真の白モシ(Wound)と、緑オクサ(Photosynthesis)
それに、Cubism Ⅲ の3枚を連れて、
8月1日からバーミンガム(英国)で開催さるるFestival of Quiltsに行ってまいります。
私が参加するのはギャラリー部門で、
テーマはTransparency and Transfer
ポジャギにインスパイアされたさまざまな作品に出会うとともに
多く人達に自分のポジャギを見て頂けるのは、
とても嬉しいことです。

私にとってポジャギは、韓国の伝統工芸であるという以上に、
自分自身のMediumですから、
自分のポジャギを欧米で展示することは、一つの目標でした。
ポジャギを作り始めて約20年。
素手で地面を引っ掻くみたいな作業の成果が
ようやく見えてきたと思います。
はるばる来つるものかな…という感じでしょうか。

しか~し!
この20年、私は韓国以外の外国に行ってないんですよ。
なにしろ欲しい素材が山ほどあったもので、
他に資金が回らなかったんです。
久々のヨーロッパ、長時間のフライトに時差。
さらに、このたび初めてショートステイを経験する老父と
最近とみに言動が怪しくなってきた老母。
私はホントにバーミンガムに行けるのか!?
機上の人になるまで気が気じゃないよ、まったくσ(^_^;)

梅雨寒

2019-07-09 20:56:00 | ポジャギ2019
ず~っと雨か曇りの梅雨寒続き。
その昔、雨の日はショパン~♪なんて曲がありましたね。
この、薄墨色のオクサに朱墨色の糸のポジャギも
私にしては珍しくショパンのピアノ協奏曲なんぞ聴きながら縫いました。
ダニール トリフォノフ & マーラー チェンバー オーケストラとかね。



その効果のほどはわかりませんが、
小品ながらも、なかなか締った仕上がりだと思います。
41×41cm
もう少し大きくもできたんですが、
なんとなく、このあたりで完結してしまって。
余った布は、センミョンジュかなんかと繋げようかな。



気ィ使うわ

2019-07-05 20:48:00 | ポジャギ2019
オクサ、と一口に言っても、
千差万別、月とすっぽん、ピンからキリまで。
ホントに色々あるんです。
私が好むのは硬くて肉厚のタイプ。
薄くて浅くてペラっとしたのは嫌だね
……と思っていたんですが、過日、某所にて
薄いのに硬くて張りのある、じつに高級なオクサを発見!
お値段もかなり高級なので、2ヤードというハンパな量しか買えず(泣)
でもそれくらいが、細かいチョガッポ作りきりサイズかもね。

で、なんとなく縫い始めたら、やはりそこは分不相応な高級品。
今回はなるべく普通の折り重ねはぎを、できる限りフリーハンドで。
縫いにくくはないけど、ちょっと気を抜くとすぐご機嫌ナナメになるんですよ。
糸は、先日届いた「糸六」の68番。なかなかよい相性です。
薄墨と朱墨って感じかな。



まだ18x18くらいだから何とかかなってるけれど、
大きくなってきたら、やりにくいだろうなあ。
気ィ使うわ、ほんまにσ(^_^;)

こちらは、まだ始まったばかりの“Coma”
同じオクサでこうも違うかな。
でも、この雰囲気はたぶん、この布でないと…