ポジャギアートYangja-pang

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ヒモと市松と悲愴

2017-10-29 16:01:00 | ポジャギ2017
巾着ヒモ、大量請け負い中。
しかし、ヒモ結んでると指が痛くなるので
これ幸い(?)とばかりに、市松に移行。
それも、No.4がまだ終わってないのに、5を始めてしまった(~_~;)



真ん中の白刺繍も含めて、コントラストがイマイチなんですが、
「悲愴」聴きながら選んでいたら、このような配色になってしまいました。

テオドール クルレンツィス の「悲愴」は、当初4月発売の予定だったものが、
遅延に次ぐ遅延で、よ~やっと10月27日に発表。
そこまで引っ張るからには、よほどの仕掛けがあるのだろうと
かなり期待はしてましたが、いや~…待った甲斐があるというか
世にも恐ろしい音楽を作っちまったな、テオ…というか(@_@)

もうすぐライナーノーツが届く予定なので、
それを読めば本人の意向が明確になると思いますが、
今のところの第一印象としては、
黒い水がばりばりとガラスを割りながら押し寄せてくる感じ。
ゲルギエフやユフロスキの演奏とも聴き比べつつ、
そのうちまた、改めて感想を語りたいと思います。
(誰も読まないと思うけど(~_~;)




復縁(~_~;)

2017-10-24 13:00:00 | ポジャギ2017
思えばここ2~3年ばかりは、くだらぬ雑念が多過ぎました。
理由はいろいろ考えられますが、そんなことクダクダ言ってもしょうがない。

幸い、春頃から回復傾向は見られたけれど、なんだかんだで半年が過ぎ、
ここへ来てようやく思いのままにチョガッポを繋ぐ面白さとリズムを取り戻した気がします。
下世話な言い方をすれば、「よりが戻った」んですね。
それにしても、いささか長いトンネルだったなあ。
一時は本気で別れちゃおうかと思ったもん。
そのよ~なわけで目出たく「愛」が戻ったわけですが、
残り時間もそう長くはないので、試してみたいと思ったことは取り急ぎやってみないと。
ノーマルなのからちょっとアブなのまで…って、何言ってるんだか(~_~;)



右の市松はシリーズ4作目。配色がイマイチだったので、
いったんバラして作り直してます。

身の程知らず

2017-10-15 12:07:00 | ポジャギ2017
この作品は金賢姫氏の作品の中で、私が最も敬愛するものの一つ。
いつの日か、このようなシンプル、かつ味わいのある薄絹のポジャギを作りたいと願いつつ、
薄地の端切れがたまるとトライしてはみるのだけれど、
もう最初の1パーツから撃沈!するのがオチで、この状況はもう10数年来変わらない。
まあ、それだけ私に進歩がない、あるいは著しく資質に欠けるということだ。
しか~し! 世の中には、この写真を見て「そんなに難しい?」といった反応を見せる人も多い。
言いたかないけど、それは感受性が多少鈍い気がする。
ま、そりゃあ腕に覚えがおありの手芸部の面々なら、これに違わぬ「コピー」を作ることは容易いのかもしれない。
でも、この絶妙なバランスと緊張感と針目の緩急は尋常ではない。ただ単に細かいというだけじゃないのだ。
もちろんこのような技は刺繍で培われたものであろうけれど、こうなるともぅ、修業を通り越して「修行」の世界だ。
金海子氏のヌビも殆ど「行」に近いけど。
で、このたびノバンの端切れが少し出たので、性懲りもなくまた始めようと思っている。
目標値が高いのは悪いことではないが、時としてそれは単なる身の程知らずでもあるので、
どうせまた轟沈するのは目に見えているが「馬鹿も一心」である。
でも、これでまた太るなあ。は~、どすこい、どすこい( ´Д`)y━・~~

メルクマール

2017-10-07 20:34:00 | ポジャギ2017
1~2年に一度くらい、自分自身のメルクマールというか、
立ち位置を確認するべく
このような超どシンプルなポジャギを作ってみます。
折り重ね接ぎ8枚。だいたい40~45cm四方。モシまたはオクサ。
1色あるいは2色。まあ、それだけのものですが、
これが難しい…(~_~;)
超シンプルなだけに、一切のゴマカシがききませんから、
作るたびに、「アンタなんて、しょせんこんな程度」と思い知らされ、
心底うんざりするんですが、それでも一向に上達しないのは
やはり私が「本態性」の不器用者だからでしょう(泣)



本当に、どんなに作っても上手くいかない。
目勘定も決まらないし、縫い目はヨタヨタ、糸の引きも定まらない。
照明の下ならまだしも、太陽光の下で見ると目も当てられない。
でも、それだからこそ、作り続けてこれたんだろうなあ。
簡単にできちゃったらツマらないし。



懲りずに、また作ろう……(@_@)