ポジャギアートYangja-pang

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キットの時間

2006-11-28 18:13:53 | ポジャギ2006
数種類のキットを少量ずつ作る必要があって
布をあれこれ取り出しては思案しています。
素材と色のバリエーションを考えつつ、
時間はかかるけれど、縫うのと同じくらい楽しい時間です。
問題は布の整理よね(~_~;)

このような瀟洒な棚に、何気に反物を置いておけたらいいなあ…

この反物、仕立てに使う売り物らしいんですが
陽に灼けないのでしょうか。いささか心配。

ソウルふらふら~その4

2006-11-25 12:11:22 | ポジャギ2006
一人旅は良くも悪くも自分勝手なので、
必要以上にせかせか歩き回る日もあれば、無為に時間を過ごしてしまう日もあります。
とくに今回は人様の御宅にご厄介になり、そこがまた
「カギ預けるから、好きに動いてね♪ 
冷蔵庫のモノも好きに食べていいからね~」
と、いたってオープンだったものだから、
ご家族揃ってお出かけの晩などはオンドルぬくぬくのお部屋で
お留守番&大画面テレビ三昧(NHKも映ります)。

話題の豪華絢爛時代劇も2日にわたってばっちり観たし、
同居人のUちゃんにもネットで「○○書生」観せてもらったし
(こちらも時代劇。なぜ伏字になっているのかは、「日々雑感」のほうで読んでね)
大韓民国映画祭の生中継も観ちゃったし

私メは洋の東西を問わず時代劇が大好きで、
とくにお衣装が派手なモノには目がないのですが
そこはそれ、ただ派手ならいいってもんじゃなく、
歌舞伎の衣装よりは能衣装のほうが好き、
「旗本退屈男」の衣装(市川右太衛門のやつ)なら許せるけど、
「大奥」(最近のやつね)は勘弁して…みたいなラインが一応はあるのですね。
たぶんそれは、素材感の問題なのでしょうが、
そのような目で韓国の時代劇を観るのも、なかなか興味深いものがあります
…って、ソウルまで行って、いったい何やってんだか。

で、素材といえば…
チマチョゴリや小物やらの素材にプリント柄が目立つようになってきたことは
当然皆さんお気づきでしょう。
今回、市場でもイロイロと薦められました。
このてのヤンダン、地模様のものと比べると、ちと高価です。
こういう布地で韓服を仕立てたら、さぞかし重厚感が出るだろうなとは思いますが
日本人の感覚からすると、なんとなく中国のプリントと重なってしまうような気も。
並べてみればもちろん違うんですけどね。
私メにはまだちょっと使いこなしが難しいな~と思いつつ、
トライアル用にハギレを数種類買ってきました。
ただしこちらはそれほどお高くないやつ…


ポジャギの素材やデザインも、ずいぶん変わってきています。
伝統に縛られないことのいい部分も悪い部分も渾然一体。
この先、素材もどんどん変化していくのでしょう。
それでもモダンなギャラリーの一角にこのような作品をみつけると
なんとなくホッとしてしまうことも事実です。

やはり基本は「温故知新」ですね。
それにしてもこの作品、
なぜこの方向に刺繍を繋いだのでありましょうか…


ソウルふらふら~その3

2006-11-22 00:14:44 | ポジャギ2006

「中央日報」紙の週末版(?)に
「三清洞ギル」のガイドマップがあるよ~と教えてもらって、
土曜の午後、切り抜き片手にぷらぷらと出かけました。
面白いギャラリーやアンティークショップが集まる
お洒落なゾーンと聞いていたので、一度歩いてみたかったのです。

要所要所にこのようなポップなギャラリーもあって……

ポジャギ風というよりはモンドリアン風ですかね。
中では現代絵画の個展を開催中。

通りの裏手はちょっとした崖のようになっているのですが、
その斜面にも小さなサプライズがあります。
「陳ヌビ」もその1つ。金海子さんのお弟子さんだった方がオーナーです。
↓は子供用のヌビ。
おっそろしく細かく丁寧な仕事に、文字通り目が点に。
後ろにかかっているモシは柿染めだとか。
赤ちゃんに初めて着せるための白いヌビやポソンもかわゆい! 

で、三清洞ギルの感想はというと……う~む……カップルが多い……(-_-;)
ギャラリーよりカフェやワインバーのほうが多いような気がする。
つまりここは、ファッショナブルなデートコースなのね。
一人歩きのオバハンはいささかバチの感があります。
通りをぐるっと一周したところで早々に退散し、景福宮に沿った大通りへ。
方向オンチの私メでも、さすがにこのあたりは以前に歩いた記憶があります。

どうせ開いてないだろうな~と思いつつも
ちらっと覗いてみた「李利子」さんの博物館は、
案の定模様替えの真っ最中でしたが、
入口付近に飾られたミニチョゴリの撮影は快く許可してくださいました。
ここまで並ぶと実に壮観。



通りに面したブティックには
100年くらい前の刺繍の豪華絢爛なるディスプレイも…




店内ではいかにもリッチなマダムが、
ファー付きのモダンなちゃんちゃんこ(!!)をご試着中。
私メはと言えば、肝心の服には見向きもせず壁を撮るのに必死。
それなのに丁寧に刺繍の説明をしてくださったオーナーさん
本当に申し訳ありませんm(__)m
次回はもっと痩せてお金も貯めて、ジャケットなど選んでみようかと。
無理かな……