まとまらない

ちょっと野暮用が多くて
いや、用事そのものより、気持ちの切り替えが上手くいかず
なかなか大物ポジャギに取りかかれなくて
そのような時は、なんとか小さい物を量産したいのだけれど
それもなかなか捗らず…



しかも作るたびに「こんなはずじゃ～」と思い
修業すべく、もう少し作ります。
小さいほうは、まだ「土台」状態で、真ん中の始末をしていません。
何が乗っかるかは、ずっと先のお楽しみ(^^)

ペゲンモ

ペゲンモ（베갯모）=枕飾り
枕の両端につける飾りで、刺繍モノが多いんですが、
端切れを使って、それを模した飾りも作られます。



昔、尊敬する韓服デザイナーのお店の壁にこれがズラーッと並んでて
実に壮観でした。
お弟子さん達が自由に作っているとのことで、
「簡単だから作ってみて」と私にも一枚下さいましたけど、
そんなに簡単なものじゃないですね。配色というかバランスが…



最初の作ってて、「そ～いえば私、ペゲンモの本持ってたんじゃないか」と
俄かに思い出し、探してみたらありました！
絲田刺繍博物館で買った『이렇게 소담한 베갯머리 （こんなに風雅な枕飾り）』
あらかたは刺繍モノですが、中にはマネできそうなものもあります。
これは「잣배기문（松の実紋）』。
この飾り、ちょこっとつけることはありますが、
ここまでくると、かなりの根気とヤル気が必要…



で、マネしました。
もちろん、普通のペゲンモより小さめです。私メの可愛い掌に載るくらい。
それでも、要した時間は丸一日、松の実（三角）は250個。
もっとも、本に出てるのは450個でしからね！





渦巻いてるように見えるのが気にくわないけれど、
それは私の作り方が雑なだけで、きちんとやれば、
もう少し整合性のとれた円になる…のかなあ。
ただ、配色のバランスという点では、松の実じゃないほうが難しい。
もっともっと考慮の余地がありますねσ(^_^;)

まだらの紐

まだらの紐、といえばシャーロック ホームズ。
蛇を使った怪事件ですけどね。子供のころ、興奮して読んだ記憶があります。
関係ないけど、カンバーバッチ主演の「シャーロック」は面白かった！
あれですっかりカンバーバッチのファンになっちゃった( ^ω^ )
で、縞馬の代わりに蛇！


こいつを右と下に配置しようと思ったんですが、
そうするとクドいばかりか、 せっかくのアシンメトリーな面白さが
消えてしまうんじゃないか
いや、それだったら最初から付けない方がいい？
いやいや、あれじゃ～パンツ半分だけ穿いてるみたいだし。
……というわけで、右はやや控えめな「まだら」に。
まだ合体前ですが、取り敢えずこんな感じでいかがでしょう。
荒っぽいけど迫力はある（自画自賛σ(^_^;)



草田繊維キルト博物館に嫁入りしたコレと似てるけど
もう2枚一緒には並べられないですね。残念