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ポジャギアートYangja-pang

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更紗と陶器

2011-07-22 17:40:00 | Arts & Crafts
私メは基本的に陶器より磁器のほうが好きで、
実際に使う食器類は白っぽいものが殆どなのですが
今日「織田有」さんから届いたこのお知らせには
meromeroサインがピピッと点滅しました。



「錫釉陶器ゴーダとジャワ更紗」展(8/1~13日)。
なんでもこの陶器、オランダ南西部で19世紀末期から1930年頃まで
つまり約50年間くらいの短い期間に作られたものだそうで、
かつて植民地であったインドネシアのジャワ更紗に
大きく影響を受けているらしいとか。
う~む……何やらヨーロッパらしからぬこの文様と色彩センス。
確かに、そんな感じです。

このところちょっとご無沙汰していることだし、
久しぶりに、夕暮れの有楽町⇒銀座をぶらついてみることにしましょうか(*^_^*)

展示等の詳細はこちらのHPをご覧ください。

ぷちオフ会!

2011-06-13 22:50:00 | Arts & Crafts
京都に続き、東京の国立近代美術館でパウル・クレー展が開催されていますが
その関連イベントである手芸コンテストに、
いつもブログでお世話になっているCROKOさんが見事入選!
そこで、展示会場である日経新聞社ビル2階のスペースNIOにて、
ぷちオフ会ということになりました。
CROKOさんにNさん、Iさん、それから偶然お目にかかることのできたKさん。
「一部初対面」とはとても思えない和気藹々とした時間を過ごすことができました。
皆さん、本当にありがとうございました!(ステキなお土産も(*^_^*)



↑がCROKOさんの作品。
段染め毛糸を自在に操ってクレーの世界を表現したニットです。
写真がうまく撮れていないのが残念ですが
これはひとえに私メの腕が悪いせい。
(本当は撮影NGなのを、ご本人の承諾で撮らせていただいてます)

作品展の詳細については、こちらをご覧ください。
クレー展と一緒にご覧になると、一段と見応えがあると思います。

ブログと手仕事が結ぶご縁、本当に有難いことです。
これからもよろしくお願いいたします!(^^)!

Kocariさんで

2011-04-20 20:19:00 | Arts & Crafts
いつもご案内をいただいているのに、
タイミングが合わなくて、なかなか行かれないKocariさんのイベント。
今回は最終日になんとか滑り込むことができました。
いつもHPでしか見られないインドの素晴らしい布仕事を堪能(*^_^*)
中でも私メの目が吸い付いて離れなくなってしまったのがこちら↓


写真ではよくわかりませんが、深みのある褐色の微妙なぼかし染めの上に
黒で線描がなされ、さらにその上に、
鱗を思わせるような模様がびっしりと刺繍されています。



もちろん素材はシルク。何とも言えぬ渋い光沢がたまりません。
それに、この刺繍糸のバランス!

全体像はこちら。このよ~なシックがストールが似合う人には
一生涯かかっても…(とほほ)
もちろんお値段も……かなり……(^_^;)



しかしながら、私メに購入できる商品もあります。
ただし布ではなく、真鍮に銀メッキのずっしりとした器。
1940年代の制作。アンティークの一歩手前といったところでしょうか。



おそらく大振りのカップなのでしょうが、この器を見た途端、
なぜか一杯に活けられたアネモネが目に浮かびました。
インド国内でもこれほど状態のよい製品が揃うことはなかなかないそうで、
Kocariさんも「買うなら今!」と太鼓判。

さらに、ざぶざぶと洗い晒してみたくなるような
色鮮やかなコットンのハンカチも!(^^)!



なんだか久しぶりに楽しいお買物をした気分。
明日はこれまた久々に、花を買いにいこうっと!

韓紙の工芸展

2011-02-19 08:57:00 | Arts & Crafts
この可愛らしい蓮の花のランプは、
韓国文化院で開催中の「幸福と夢を込めた『韓紙の工芸展』」のワークショップで作ったもの。



エラそうに作った、などと書いていますが
各パーツはほとんど出来上がっていて、
実際に私メが行ったのは、刷毛で糊を塗ったくらい。
土台と茎と咢の部分に韓紙を貼って、蓮の花をパカッと嵌めて
ドライヤーで乾かして豆電球をつけてもらって完成(^_^;)
こんな立派なランプなのに、
参加費無料(つまりタダ)だなんて、信じられないでしょう?

上から見るとこんな感じ。
蓮の花を覗きこむ鳥さんがキュートです。



会場には、家具、照明、お人形など、さまざまな韓紙工芸が並び
とても見応えがあります。
撮影も快く許可してくださったので、会場風景をちょっとだけ……



どっしりと重厚感のある韓紙工芸を見たいという方は、
ぜひ四谷の韓国文化院へ!
ただし開催は今日までです。


韓紙ポジャギ風の鏡に
ダイナミックな枝ぶりのランプ

シュルレアリスム展

2011-02-10 14:54:00 | Arts & Crafts
むかし昔のその昔、
私メはかなり筋金の入ったシュルレアリスムかぶれでありました。
ま、早い話が若気の至り(^_^;)
年齢とともに、ワケのわからないことやメンドーくさいことからは
とっとと逃げる傾向が強まっておりますが、
それでも「シュルレアリスム」という言葉には
なにやら抗いがたい魅力があるようです。

……というわけで、行ってまいりました。
国立新美術館で開催中のこちら↓



シュルレアリスムはアートとしての価値というより、
思考革命としての価値であると私メは勝手に考えています。
したがって絵画やオブジェたちの多くは、
制作過程やエピソードに魅力はあっても、
作品そのものにはあまりシンパシーを感じません。
でも、広報写真にも使われているイヴ・タンギーだけは別格!
いろいろ理屈や解説はあるでしょうが、純粋に美しいんだもの(~o~)

もうひとつ非常に興味深かったのが、
アンドレ・ブルトンのアトリエを記録したビデオです。
まるで彼自身の思考の堆積を物語るような
夥しい数のオブジェ、絵画、書籍、文具、またはガラクタの類を
徹底的かつ克明に映し出しす30分弱の映像。
ブルトンにとって、このアトリエこそが
シュルレアリスムの王国だったのでしょうか。
その一角にタンギーの作品が飾られていたのも
嬉しい発見でした。

あのビデオを見るためだけにも、もう一度行ってみたい気がします。