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ポジャギアートYangja-pang

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上針

2016-04-15 16:45:00 | ポジャギ2016
先日来のケッキ繋ぎは、ダークグリーンの裏をつけてどうやら完成
……に近づいております。
しかしながら、ノバンのハギレはまだ気が遠くなるほど大量にありますので
地味めの布ばかりを選って、こんどは細長~い上針(サンチム)繋ぎに。
そういえば昔、初めてノバンという布を手にしたときも
上針繋ぎで細長いタペストリーを作ったものでした。
始めてみたノバンは、チマを仕立てた残りの裏地で
これも細長~い三角形のハギレだったのです。
そのよ~なわけで
こんどはもっと細い、幅8㎝くらいの。地味でも汚くはない色を集めて
裏地について考えるのは、まだやめよう……





おなじみの「上針(サンチム)」
考えてみたら最近あまりやってなかったので、気をつけながら進んでます。
上針、はっきり言ってヘタの横好きです。
布の伸びを殆ど気にせず繋いでいけるので便利なんです。
でも、上針だけでも縫い代が透けて折り重ね接ぎのような効果が出るので
縫い代の処理にはちょっと神経を使わなければなりません。
ケッキの裏地に使ったカプサの残りも混ぜてみようかな。

さて、新年度の韓国語講座も既にスタートしています。
3年目に入り、いったい自分にどれくらいの単語力があるのか?
TOPIC(韓国語能力試験)対応の単語ドリルを購入してみました。
検証と復習を兼ねて「赤本」、予習に向けて「橙本」
赤は40日、橙は50日ですべてクリアできるというフレコミです。
さすがに赤はわりと「쏙쏙」進みます。
でも、読めるのと覚えてるのとでは大違いなので、
何度も繰り返して不断の復習を続ける必要がありますね(~o~)





春風邪

2016-04-11 16:19:00 | ポジャギ2016
インフルエンザをなんとかやり過ごしたと思ったら、風邪をひいてしまいました。
大したことはないけれど、ゾクゾク⇒節々⇒微熱と一通り。
なんとなくアタマも重いしね。そのよ~なわけで相変わらずひきこもり。

ケッキの大判ポジャギ、茶緑と黒で縁取って表側は終了。
裏地にはダークグリーンの紗。これでかなり印象が変わるはずです。
仕上がったら、どこかの窓を借りて撮影させてもらおう(^_^;)



さて先日の一泊ソウルで、キム・ヒョンジョンという若い女流画家の個展を観ました。
今、ソウルで大人気の作家さんなのだとか。
なにしろご本人も若くて可愛いので、マスコミ的にも美味しい人材なのでしょう。
プロモーションがやたら積極的です。個展会場もなかなか型破りで、
入り口に立つ呼び込み(?)のお嬢さんからスタンプカードを手渡され、
3階から1階までスタンプを押してもらうとお土産を頂けるという趣向。
途中でクジなんかもひかされたので
やたらめったらお土産が増えてしまいました。こんなに貰ってもねえ……(^_^;)



「猫かぶり遊園地」(!)と題されたこの個展、
韓服姿の若い女性が裾をからげて、食欲やら物欲やら有り余るエネルギーやらを
盛大に開陳しています。なかなか興味深い内容ではありますが
数年前、この方と同じようなテーマでもっと淫靡かつ魅力的な画家さんがいたような気が……
ネットで発見してPCにデータを保存してあったはずなのですが
みつかりません。したがって名前もわかりません。残念。
韓服姿の女性がいろいろやらかしているのを、
やはり韓服の「小さいお姉さん」たちが手伝っている……というシリーズなのですが
どなたかご存じの方がありましたら、教えてください。

一泊ソウル

2016-04-07 09:51:00 | ポジャギ2016
1週間前のことですが、1泊2日でソウルに行ってまいりました。
いまや若い人たちにとっては日帰りも当たり前のソウル。
実際のところ私のように目的がきわめて限られている人にとっても
日帰りで十分な場合も多いのですが
さすがに多少は余裕をもって、1泊することに。
結果的に、それが正解でした。
往きも帰りも、アジア系団体客で仁川空港は長蛇の列!
韓国行もかれこれ15年近くなりますが、
イミグレに1時間以上もかかるなんて初めてです
たまたま、そういう時期にぶつかったのかもしれませんが、今後注意しなくちゃ(@_@)

そのよ~なわけで予定よりも遅く着いた晩は、ソウル在住のMさんにお付き合いいただいて
鍾路の豆腐料理店豆林の豆腐ポッサムを堪能( ^)o(^ )
いや~美味しかったし、ボリュームもかなりありました。
もちろんランチもやってるので、次はスンドゥブを食べてみよう!

翌日の主たる目的は、
仁寺洞のKCDFギャラリーで開催されていた「布絲의 혼례보자기展」


(図録)

テーマは「婚礼」
キロギ褓、イェダン褓、ホンソジ褓等々、婚礼にまつわるさまざまなポジャギが
まさに妍を競うという感じで並んでいます。
しかし、なにしろ「婚礼」ですから、精緻かつ緊張感にあふれた作品ではありながらも
全体的にほんわかとした柔らかいムードが漂っていました。
メンバー11名が10枚ずつ作ったという袱紗が
壁にどど~っと飾られていたのは、もう圧巻!
私は写真を撮りませんでしたが、Facebookをご覧になれる方は
KCDFギャラリーで検索してみてください。会場風景が掲載されています。


(DM)

午前中の早い時間に伺ったのですが、幸い日本語のわかる作家さんがいらして
丁寧に説明してくださいました。ラッキー!(^^)!
写真の左列、上から3番目の宝石箱包み。
ハート型の部分は、なんとセクシルヌビですよ。
これ以外にもいくつかの作品を出しておられましたが
どうしたら、あのように細かく、平たく作れるのでしょう。驚異(@_@)

ゆったりとした時間を過ごして、KCDFのショップで少しお買物。
こちらの本は、「針線」つまり韓国の伝統的針仕事を紹介したものです。



「いま、英語版しかないんですが……」とお店の人は申し訳なさそう。
いえいえ……と、軽い気持ちで購入したら、これが実に充実の内容。
英語でよかった! このほうがまだ理解可能ですからね(^_^;)

この日のソウルは最高気温23℃のポカポカ陽気。
帰りのフライトまで十分時間があったので、
仁寺洞をぶらぶらした後はお決まりの書店⇒広蔵市場巡りへ。
広蔵でも行く先々でコピ(珈琲)をご馳走になり、
おかげさまで喉が渇くこともなく、
こちらでも、ゆっくりお買物を楽しむことができました。
楽しみ過ぎて持って帰れなくなっても困るので、適当なところで(^_^;)
空港に向かうバスの窓からは、薄緑に煙る柳と連翹が漢江を縁取って
そりゃあきれいでしたよ!

おまけは、KCDFのディスプレイ。
こちらも春らしくて楽しい(*^_^*)








上モノ

2016-04-02 16:34:00 | ポジャギ2016
生成り(「アイボリー」と言えば通じます)のモシが欲しいと言ったら
間髪を入れず出してきたのが、こちら↓
う~ん……一見してちょっとばかり高級品です。
お店の人がどういうつもりで出してきたのか分かりません。
どうせ相場のわかる相手じゃないだろうと踏んだのか
あるいは、多少はモノのわかる相手と見てくれたのか(?_?)
ともあれ
当初の予定では、店先に並んでるごく一般的なのを一反と思っていたのですが
見せられちゃったら、そりゃあ……ねえ(^_^;)



お値段を訊いたら、普通の倍くらいするじゃありませんか!
ちぃとボラれてるんじゃないかと思ったりもしましたが
比べてみれば、そりゃあ手触りも透け感も違います。
韓山モシなんてぇ大それたもんじゃありませんけど
布端と包み紙に「상」のハンコがベタベタ押されているところを見ると
やはり「上モノ」には違いないんでしょう。



端っこだけちょこっと切って繋いでみました。
じつに扱いやすい! 
先日来ぼちぼち繋いじゃあ抜いてる白モシもいい布だけれど
それよりワンランク上だわ。何に使うかじっくり考えよう。

10年越し

2016-03-28 09:31:00 | ポジャギ2016
相変わらずまとまりのない生活をおくっているせいで、
あちこちから、いろんな断片が出てくる、出てくる。
しかも皺くちゃになって(ToT)



これはカルポですね。30㎝四方くらいにはなってますが、
どうするかなあ、この先。考えがまとまらぬまま
とりあえずは再び「みかん箱」の中に……
こうやって〇〇年越しのものが増えていくんだなあ。
もっとも、その時々で新たに手は加えていくわけだから
旧作というわけではないんですが。
こういうの、何と言ったらいいんでしょうか(^_^;)

さて、昨日はイースター(復活祭)だったので
恒例により教会ではイースターエッグが配られました。
おそらく教会学校の子どもたちが作った可愛い茹で卵。
ウサギのシールが貼ってあります。



その隣にあるのは、韓国の国民的雑誌「좋은 생각(よい考え)」
一般の人たちから寄せられた「ちょっといい話」が
1日1~2ページで1か月分紹介されています。
韓国版のPHPかな。キオスクなどでも売っているのだそうです。
以前、友人が韓国語学習の副読本にと紹介してくれたのですが
当時はまだ、とても手が出せず(~o~)
いまでも、まだものすご~く敷居が高いのですが
有難いことに、1話が短いので
辞書と首っ引きなら、なんとかなりそうなところまで来ました。

思い起こせば私メが韓国語学習を思い立ったのは、既に10年以上前のこと。
当時外語大に留学していた(現在なんと東大の先生!)KH先生に
カナタラから教えていただいたのに、先生の地方赴任によりあえなく頓挫(ToT)/~~~
その後、何度か自力更生を試みてはみたものの、結局は頓挫、頓挫の繰り返し(-_-メ)
さすがに「これではイカン!」と、韓国文化院の講座に申し込んでみたものの
これがまた超人気講座で年に1度の抽選に落ちまくり、3度目の正直でやっと当選。
最長8年(@_@;)にわたる講座、いつまで通えるかは不透明ですが
ここまで引っ張ったからには、細く長~く続けていかないとね。
★★★★★


私が韓国語を学習したいと思ったのは、
ポジャギを始めた当初、日本語の資料がまるでなかったからです。
ところが幸か不幸か、その後、空前の韓流ブームが起こり
「韓国語を学ぶ = 韓流スターのファン」みたいな図式が出来上がってしまいました。
語学学校もそのへんは抜け目なく、
映画やドラマやK-POPなどで学ぶ講座、会話をメインとした講座が目白押し。
文法より何より、まず会話、みたいな風潮が圧倒的でした。
それに、「韓国語やってます」というと、
「このデブも4様相手に妄想してるのか」みたいな
にやけた笑いが相手の顔に浮かぶのが嫌でしたね。
こう見えてプライドもスタンダードも高いですから、私(^_^;)

数年前から日韓関係が冷え込み始め、新大久保にも閑古鳥が鳴き
ソウルでも日本より中国人相手の商売が主流の昨今ではありますが
逆に、ようやく落ち着いて一から勉強できる環境が整ってきたようです。
10年ものあいだ、頓挫・頓挫を繰り返してきたけれど
かえって、それが良いタイミングだったのかもしれません。

韓国語のわかる(あるいは日本語のわかる)方に頼りっ放しの現状を
いつになったら打開できるか……生きてるうちにできるんだろうかと
気弱になることもしばしばではありますが
老骨ならぬ老脳に鞭打って、しばらく頑張ることとしましょう(ー_ー)!!