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【エンジニアの生きる道】面接という「商談」を成功させるためには。

 株式会社VSN様(技術系人材サービス業)のWEBサイトにて、「経済評論家・山崎元の「エンジニアの生きる道」」というタイトルで、月一回、コラムを書いています。(※リンクをクリックすると、新しいページが立ち上がります。)

 私はこれまでに12回の転職を経験しています。面接を受けるだけではなく、面接をする側に回る機会も多く、面接とは縁深い職業人生を送ってきました。
 そうしたなかで、面接によって自分のキャリアやビジネスが動くのなら、むしろ、面接は自分(の労働力)を売るための「商談」だと考えるようになりました。

 そこで今回は、「 面接という「商談」を成功させるためには 」というテーマを選んで書いています。

 面接は冒頭の5分間が特に大切であり、この5分に向けていかに集中力を高めるかが重要になります。一般に、面接が短時間でも、長時間でも、採用される人物はほとんど同じだといわれています。

 次に覚えておくべきポイントは、面接する側が候補者について知りたいのは、次の4つの項目である、ということです。

(1)任せたい仕事をするうえで十分な能力を持っているか?
(2)本当に入社してくれるのか?
(3)一緒に働いて感じのいい人物か?
(4)仕事に対してどういう態度の人物か?

 あらかじめ相手の会社のことをよく調べてあれば、面接直前の準備はそれほど大変なものではありません。
 面接する側は、前述の4つのポイントを知るために候補者に質問をするので、自ずと面接での質問パターンは決まっているからです。

 自分の魅力を信じて、全力で相手と波長を合わせることに集中すると、面接はきっと上手く行きます。
 もちろん、面接官との個人的な相性や、他の候補者との競争もあれば、当日の出来・不出来もあります。私自身、何度も経験していますが、面接で落とされると気落ちするものです。それでも、気にせずに次の機会に臨んで欲しいと思います。

 面接には練習が必要であり、失敗の経験は後で生きてくるものです。その点でも、まさに面接は商談なのです。
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コメント
 
 
 
転職回数だけは (国語)
2014-06-30 19:10:40
転職回数だけは山崎さんに並びました。人件費の高い日本では、安かろう悪かろう人材を好む会社がたくさんあるので、私のようなダメ人間でも、なんとか野垂れ死にしないで済みます。
 
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