山形弦楽四重奏団 ブログ

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山形Q 練習日誌66-vol.1(倉田記)

2017-11-13 23:59:59 | 練習日誌
 秋も深まり、遠くに見える山の山頂には雪が積もって白くなっているのが見えます。紅葉もそろそろ終わりで、黄色い銀杏の葉が落ちてしまえば、後は冬の声が届きそうです。

 こんな日は、仕事帰り美味しいお酒でも買って、鍋でもつつきながら一杯やるのが幸せの瞬間です。

 おちょこにお酒をついで、口に含むまさにその時・・・・。

 今井女史からの電話!!

 とっさに今日は、山形Qの練習日だったと思い出し、口に含んだ日本酒をはき出したのでした。後30秒遅ければ、運転が出来なくてOUT!!

 口をゆすいで、遅れること1時間とちょい・・・・・。もう少しか・・・・。すまん。最年長の私、最近うっかりが多くてね。それだけ日々、時間に追われているのね。ボケが始まったわけでも無かろうに。しっかりせねば。

 ということで、3人で真剣に練習していた中に、途中乗車。

 第66回定期演奏会に向けた練習が始まりました。普段より、個人活動等が多くてなかなか山形Qのリハーサル開始とならなかったので、久しぶりな感じがします。

 いきなりM.ラヴェルから!!とはならずに、まずは、J.S.バッハのフーガから練習します。山形Qのクァルテットとしてのウォーミングアップみたいなものです。

 本日の練習は、先月の第65回定期演奏会でも取り上げたL.v.ベートーヴェン Nr.4がメインの練習です。というのも大江町での演奏会や大江中学校及び朝日学園でのスクールコンサート(計5回)でこのNr.4をとりあげるからで、最初の本番が今月の28日!!段々近づいているので、定期演奏会の練習より優先したのでした。

 Nr.4はこれまでに山形Qとして一番本番回数が多いL.vベートーヴェンの曲かもしれません(おそらく)。リハーサルをしなくても本番が近かったので、すぐに披露できると思うのですが、以前作り上げた演奏方針そのままをもう一度〜なぞるように演奏するのでは、性分として飽きてしまいます。違うアプローチを考えたいのです。しかも自然に。決まり切ったことをなぞる演奏は、ライヴ感に欠けて魅力に感じないと私は思っています。練習の時の約束は約束、何が起こるかわからない本番が一番楽しいからです。

 お互いのボウイングやヴィヴラートのかけ方など、再点検しながら、より高い演奏を作り上げてゆきます。一人一人の課題はしっかりわかっています。長い目ではなく、急速に何かしらの答えをお互い出して、一歩一歩一緒に上に行きましょう。

 (写真)、今井女史が入団した頃にとった写真で、もう何年も前ですが、ふざけて撮った写真なのに、全員が自然な笑顔で私は好きな写真の一枚になりました。こんな感じでどんどん前を向いて頑張ってゆきたいと思います。

 vol.2につづく。

 チラシを貼らせていただいたり、置かせてもらう活動をしています。
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