山形弦楽四重奏団 ブログ

演奏会のお知らせ・日々の活動など

山形Q 練習日誌66-vol.2(倉田記)

2017-11-23 23:59:59 | 練習日誌
 週間天気予報にも雪マークがちらちら付くようになりました。

 空も山形の冬の様相。どんより重そうなグレーの雲に覆われています。山形に本格的に冬が来たようです。

 さて、ただいま山形Qは、11/28に行われる大江町のふれあいコンサートのリハーサルを行っています。プログラム的には、新しく挑戦する曲も少なく、個人のレヴェルアップを狙ってエキソサイズに時間をかけています。

 演奏会に弾く曲を通して、あ〜でもない!こぉ〜でもないと!時間をかけるより、楽器を奏でる根本的なことに重点を置きました。色々なことがクリア出来ると、日々の演奏に煩わしいことや余計な時間を割かなくて、音楽に集中出来るかもしれません。理想ですけど。お互い所有している問題は、この際乗り越えてゆきましょうぞ。

 とは言っても技術的な事は、一晩で解決できるようなものではありません。新しく取り入れることは数日で出来るようになっても、今まで使っていた技術?を変更するのには、少し時間がかかるのです。今までの技術を全否定して、直してやるというおのれの強い意志がないと、なかなか飛び越えることは出来ないのです。

 余談ですが、子供の頃に最初に教わる先生が重要というのは、まさにそのことです。変な癖が付いてから、偉い先生についても、良い奏法に直すには、最初に正しい奏法を教えるより何倍も時間がかかってしまいます。もしくは、正しく直りきれません。偉い先生は、技術的なことより音楽的なことを教えることに時間をかけるでしょうから・・・・。

 話がそれました。

 何度も演奏してきている曲を、新たに楽譜を見直す時間は、とても勉強になります。演奏癖を発見できる可能性もあるので、時間をかけて、楽器を持たずに楽譜を凝視する時間はとても大切です。何日か続けていると色んな事に気づかされるからです。

 本日は最後の1時間を使って、L.v.ベートーヴェンのOp.18-5、18-6を通してみて、今日の技術のおさらいを試してみました。

 vol.3につづく。

 チラシを貼らせていただいたり、置かせてもらう活動をしています。
 ただいま3箇所
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする