自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

御領山を歩く

2016-03-08 21:08:07 | Weblog
6日、畿内を除くと日本トップレベルの古墳数がある御領山で
お隣の学区、湯田公民館主催のハイキングが開催された。
お天気は雨の確率80%予報であるにもかかわらず雨は落ちてはこなかった。
嬉しくない悲鳴、休めるはずが足を引きずり、ほとんど車で移動するはめになった。


今にも泣きだしそうな空


数日前には50数人と聞いていたが1人欠席だけの70数人
受け付けが手間取って10分ほど遅れて出発。


普通このようなハイキンクは列が長く伸びるが


整然と歩いている。気持ちの良い集団だ。
2月24日のブログで紹介した硯岩はパスして
御領遺跡の姿を山から見る。


御領遺跡


この遺跡も日本トップレベルで九州四国中国では最大の広さ
吉野ケ里遺跡の約4倍の広さ。

この遺跡の東の端部で発掘調査をしていたら、
日本最古の大型舟の絵が描かれた土器片が出土した。


冊子「御領発;古代ロマン古墳遺跡砂留より借用の写真

御野小学校で御領遺跡の講演時撮影
広島埋蔵調査室殿の所蔵


まだ雨は降らない。
ハイキングの皆様かなり興奮気味。昔のお墓を見るとこんな気持ちになるのかな。
「来て良かった」との声を聞いたのは10人は下らない。
残念なのはほとんどが高齢者や後期高齢者、若い娘の声は無い。

古墳の丘へあと数100mの開けた道べり、
10時頃なのに雲海が見える。
カメラを落としてレンズが割れた。余分な線が入っているがこれも愛きょう。


遠くに見える山のあたりの雲
そうかい「運かい」雲海かい


案内したいがお尻が痛い。だから無言て車は走る。
続いての場所、古墳の丘=すっかりヒーローの場になる




別の団体が反対方面から来る。

鬼伝説の残る八丈岩へは車が通る道がないからパス。
説明代理人をお願しておいたからよかったと思う。

昼食の場、堂々公園で


車に乗っただけの私にもお弁当が!


ありがとう。
お礼を兼ねて
この公園の何処かに昔カラス岩があった。
約2丈の高さで毎年この岩の頂にカラスが巣をかけていた。
今はその岩は見えないが変わりにその先の楠にカラスが
空巣をかけている。
「カラスですよ」と声を大にしてようやく意味をわかってもらえた。
わかったところで
楠がクスクス笑っているよ。と続けて話す。

ここまで雨は落ちてこなかった。