自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

マツタケと金木犀

2005-10-05 10:39:00 | Weblog
雨にうたれたモクセイが庭に香りを散らしている。
我が家には金木犀3本、ギンモクセイが6本あり
これらが毎年香り始めると、マツタケ初出荷が新聞に掲載される。
今年は、マツタケの記事が5日の朝刊だから数日遅い。
気温が高く、雨が少ないので、地温度が19℃以下になっていないらしい。
この温度、17℃が最適で生産最盛期となる。
例年の広島県は10月15日前後なのだが、
今年は遅れそうで不作の可能性も示唆されている。
昨年は36トン生産され日本では長野県についで2番目、
だから広島県の不作情報は中国、朝鮮産を約20%値上に動かせたのである。

モクセイ
キンモクセイ  花が黄色く芳香が強い
ギンモクセイ  花は白く上品でひかえめの芳香を持つ
ウスギモクセイ 花は両者の中間のようであるが見たことがない。
以上がモクセイの代表的な品種で
薬効は
花を陰干しにし、それにお湯を注いで飲むと歯痛に
35度のホワイトリカーに漬けて約1ヶ月で飲め、不眠、疲労回復に効果があり、美容に良い。

マツタケはほとんどの人が薬効を考えなくで、香りと価値を喜ぶ。
しかしビタミンDを椎茸の倍も含んでいるので
Dの不足している人はこれを理由高価なマツタケを食べるのもよいではないか!
(写真ークリック拡大ーは昔当地の庄屋さんの家、150年以上の樹齢のギンモクセイ)