昨夕から夜にかけての暴風雨は、前の家なら、裏山の樹木が唸り、庭に置いたトタン張りの物置が不粋な音を鳴らしただろうが、マンションでは、文字通りの「どこ吹く風」であって、いつものように10時間静かに眠れた。 先週末のアメリカの雇用統計が、あまりよくなかったので、ニューヨークダウの終値は40ドル安。新聞では、１万3,000円（日経平均）戻すか？と書いているが、この？は要らないと思う。 変なこと（たとえば北朝鮮問題）が起こらない限り、明日からは１万3,000の値固めに入るはずだ。 とにかく黒田サプライズは大きい。 そのクロダサプライズの連鎖でクロフネサプライズが勝てるか（１番人気になった）の桜花賞は、中穴と見て、３連複でバラ買いしたが、３連の１頭だけしか当たらず、デムーロ兄弟のゴール前の叩き合いを眺めるだけ。 最近のインスタント食品は旨いと、前にも書いたかと思うが、朝食のコーンスープ（袋に入った粉末と顆粒を熱い牛乳でとかし、コーヒー用の小さな生クリームを入れただけのもの）も昼食チャーハン（ごく普通の、玉子＋ベーコンや野菜に、ちょっとした味付け用の市販の粉を入れただけのもの）も充分に旨く、よく研究しているなぁと感心する。 ミャンマーのアウンサン・スーチーさんが13日に訪日されるそうだ。ミャンマーの首都ヤンゴンといった報道を耳にすると、すぐにビルマの首都ラングーンと、頭の中で書き換えてしまうのは、私のみならず、同年代の昔の軍国少年達に共通するのではないかと、勝手に想像している。「ふる雪や 明治は遠くなりにけり」は中村草田男さんの句だったと思うが、「大東亜戦争」も遠くなった。いや、死語になったと言う方が正しいだろう。でも、何年か前に『ビルマの竪琴』という映画があったような気もするが。 娘が『ナポレオン』のブランデー（頂きもの）を開けてくれて、ありがたいことだが、申し訳ないことに、水割りにしないと呑めないのだ。どんな美酒でも、アルコール度を15ほどにしないと、ヤバい気がしてしまうというか、そうするのが20年来の習慣になってしまっている。酒の神（バッカス）の罰があたるかもしれぬが、舌と食道と胃がすっかり老いてしまった。