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オリンピック

2012-07-27 23:16:56 | 日記
昭和39年10月10日、東京オリンピックが開幕した。その10日前に東海道新幹線が営業を開始した。首都高速道路も整備され、何かニッポンが輝いている感じがした。 下請け会社の社長さんに、「オリンピックの入場券がありますが、どうですか?」と言われ、てっきり開会式のチケットだと思い込み、「本当にいいんですか?」と震える声で答えたら、それはフェンシング競技観覧のものであって落胆したのを憶えている。その頃会社は多忙であり、10日は土曜日だったから、蒲田工場に出勤した。部屋の窓から開幕を祝うリーグ型の花火が見えた。 100メートルのボブ・ヘイズ、200メートルのヘンリー・カー、マラソンのアベベ、柔道では無差別級で神永昭夫がアントン・ヘーシンクに敗れ~いろいろあったが、なんといっても大会の華は、東洋の魔女と言われた女子バレーの優勝だった。決勝は閉会式の前日(23日)だったと思うが、その日も土曜出勤で、帰宅の際の電車・バスが遅く感じられた。河西昌江さん、宮本恵美子さん、半田百合子さん…いまと違って下半身はブルマースタールだった。相手のミスで優勝が決まった瞬間の、鬼の大松と称された大松博文監督のギョロ目が忘れられない。それから48年。東洋の魔女への期待は、今回はなでしこになった。明日の開会式は(日本時間)午前5時だそうで、私は早起き老人だから大丈夫だ。