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女性の名前

2011-08-29 22:26:18 | 日記
藤島千勢、横武たつ子、寺島トヨ、槇村隆子の中で、最も佳い女のイメージがあるのはどれか? 100人中60人以上が槇村隆子を指すのではないかと思うし、上記の4人は、松本清張作品『わるいやつら』の登場人物であるが、清張先生も隆子をそのように描いている。女性名は、文字にしたときと音のイメージが大切だ。もちろん現実ぬは、高峰麗子より古川ヨネの方がはるかに佳い女だったりすることは、いくらでもあるだろうけれど。 昭和30年代までは、女児の名を考えるのは比較的簡単だった。漢字を1ツか2ツ(かなも同じ)選んで、その後に、子・江・代のどれかをつければよかった。 それが、美の字の流行に変わって、昨今はいわば何でもありの状態になった。 何でもありだからこそ命名は難しくなり、個性的なモノをと考えれば考えるほど、頭の中が広辞苑的になってしまうことが増えたようで、そのことは友人達の(孫の名を考える)話を聞いてもよくわかる。  広辞苑的とは、漢字をアチコチ探して、2ツを組み合わせるという意味だ。 23日に家人の姪の子供が生まれ、昨日『葉月』ときまった。 旧暦8月の別称であるが、古典的な雰囲気は悪くない。この名前は家人が赤ちゃん誕生の前から挙げていて、そのときは、神津(善行・メイコ)さん夫妻の次女が同名だったような気がすると話していた。 会いに行った家人と娘が「かわいい」を連発していて、血のつながりを思う。 葉月ちゃんは、やがて、はぁちゃんと呼ばれるようになるのか。ま、佳い女になれば、ミィちゃんでもハァちゃんでもいい。つまるところ、女性名は愛らしさである。