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決まり文句

2011-08-16 23:07:40 | 日記
「御遺体は壇上に安置され、葬儀はおごそかに営まれ、多くの参列者が故人の早すぎる死を悼みつつ、静かに最後の別れを~・・・」、テレビの葬儀報道の決まり文句だが、先日の松田直樹選手はたしかに早すぎるだろうが、70歳近い人物の場合でも早すぎるといったりするのは?と思ってしまうし、なにがなんでも「早すぎる」という言葉を使いたいのだろうと思ってしまう。 
「先生(質問者)のご意見も踏まえ、あるいは参考にさせていただきながら、前向きに検討してまいりたいと存じております」。国会の委員会などでの大臣の決まり文句というより、模範解答であるが、空虚な言葉だ。つまり、野党時代の菅直人氏はじめ現大臣の方々が、自民党政権時代に質問に立ち、同じように前向きに検討しますと受け流されていた頃の裏返し(焼き直し)が行われているのだ。  「~と思う(考える、感じる)のは私一人だろうか」という書き方をしてはいけないというのは、誰の忠告文だったか忘れたが、私はコレを守っている。この種の決まり文句を使うのは、うんとラクであるが、一種の手抜きでもあるだろう。   いま、私が推していた智弁和歌山が日大三に敗れた。高校野球もあと4日間、決勝戦のあと、2校が場内を行進して甲子園が終わる。それを観るとき、ああ今年の夏も終わったと思うのは私だけだろうか・・・と書くのは、家人に向かって「誰よりも誰よりも君を愛す」と言うのより恥ずかしい。要するに私は基本的に決まり文句が嫌いなのだ。ただし、謹賀新年は、ほかに言葉を知らないし、考え付かないので常用している。