串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
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強首温泉 樅峰(しょうほうえん)苑

2022年05月22日 | 宿-東北

こちらも蔵出しです。

今から15年前の2007年5月に訪れた秋田県、強首(こわくび)温泉 樅峰苑

随分変わっているでしょうが、お金と時間をかけて撮った写真、自分のブログに納めておきたいと思います。

大正ロマンの香り漂う、登録有形文化財の宿です。

凄い門です。

建物の裏手、堤防に上がってみました。

とうとうと流れる雄物川

宿の敷地内の蔵の中も見学できるようになっていました。

と、思うけどこれは、ちょっと自信無し。

そこに立っていた看板。

かつては洪水を繰り返していたのだろうか。

この建物が宿泊棟と自家用住まい。

日本秘湯を守る会のお宿で、提灯が架かっている入り口が宿泊者や訪問客用の玄関。

こちらは自家用玄関です。

 

唐破風、千鳥破風の屋根は銅板葺きか。

2階の窓。

 

玄関を入り、驚きました。

ぴっかぴかの廊下は、秋田杉の1枚もの。

右手の部屋は食事処として使われてましたが、今はどうでしょう?

 

 

 

隅のR、手がこんでますね。

釘隠しですが、所々、はがれてありませんでした。

これには理由があります。

興味のある方は、是非泊まって、ご当主からお聞き下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

以下2階の写真です。

 

 

部屋は2階だったと思います。

この日、宿泊客は私達1組だけでした。

ふすまの向こうも部屋だったと思います。

部屋に鍵、かかったかな?

当時はトイレも洗面所もありませんでした。

今はどうなってるでしょうか?

 

風呂はこの内湯だけでした。

今は露天風呂が出来ているようですが。

源泉名:強首3号 温度:53.2度
Na=3172  K=80.5  NH4=22.9  Mg=23.9  Ca=467.3  Fe2=1.5  Fe3=2.2
Cl=5657  Br=19.9  ヨウ素=3.2  HCO=447.4
成分総計:10,555.4mg/Kg  のナトリウム-塩化物泉

濃い湯は源泉かけ流しで文句無し。

次にアップする食事もほんとに珍しい郷土料理を食べさせて頂き、文句なし。

ただ、大きな座敷を襖で区切ったような部屋は、ちょっと辛いです。

登録有形文化財になっている建物、リフォームするにも制約がありそう。

お宿も辛いところでしょうね。


明日から北海道へ行って来ます。

目的は滝上町の芝サクラと札幌のライラック見物です。

 

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