新穂高温泉にある「湯菜の宿 白雲荘」。
三菱電機グループのメルコリゾート㈱が運営する宿の1軒。
フレンチの食事がおいしいという評判で、すっかりオーナーシェフの宿だと思い込んでいた。
玄関を入ると、並んでいるはずのスリッパがない。
館内、スリッパ無しで歩くんだ。
ペタペタ音をたてながら、足をひきずってスリッパで歩くよりはずっと快適。
部屋には足袋が用意されている。
手前のテーブルでチェックイン。
ウェルカムティはレモンバームとレモングラス(?)のハーブティ。
全9室の部屋は全て2階。
左手に貸切風呂の予約ボードがある。
風呂は大浴場はなくて5箇所の貸切風呂だけ。
部屋の名前が書かれた木札を希望の時間に貼る。
木札は各部屋2枚。
2回が一度に予約できる。
21:00以降、チェックアウトまでは中から施錠して自由に使える。
マンガ本のコーナーも充実。
1階にセルフのコーヒーがあり1杯100円。
横にはビールやソフトドリンクのセルフバーもあり、自己申告制。
女性用に色浴衣、そして枕、アロマテラピー、DVDの貸し出しもある。
鍵は2本有り、その1本には金庫の鍵が付いている。
予約した部屋はツインの洋室。
洋室は1部屋だけのようで、いつも満室だが、キャンセルがあったのだろうかうまく予約出来た。
セミダブル幅のベッドだがマットレスが柔らかくて寝苦しかった。
洋室を選ぶ事が多いが、マットレスの良し悪しを考えると和室の方がいいかもしれないと、今頃気付いた。
窓からの眺めはすこぶる悪くて建物のウラ側しか見えない。
そして部屋の明かりは白熱灯で暗い。
白熱灯の方がリラックスでき落ち着いた雰囲気をかもしだすが、写真を撮るには暗過ぎて。
壁掛けテレビの下にはDVDプレーヤー。
ベッドの脇の小さな机の前には鏡、ドライヤー。
ちょっと暗いなぁ。
ユニット式のバス・トイレ(ウォシュレット)付き。
電気ポットに冷水ポット。
横にはお茶セットとグラス類。
下段には空の冷蔵庫。
このコーナーの前を通るとセンサーで自動的に灯りが点灯。
煎茶のティーバックだが、このお茶濃厚で何度か使えた。
最近、ティバックを置いている宿が多い。
どれもおいしいとは思えないのだが、茶葉を替える面倒もなく、これで良いのかも。
器が軽い。
前オーナーの好みらしいが、軽い器は珍しく、そして年配者にはありがたい。
お着き菓子は手作りのマドレーヌ。
浴衣がサイズ毎に2枚用意されている。
横のカゴは風呂へ行く時に使用。
女性には色浴衣の貸し出し(部屋の案内には¥250と書かれていたが無料だった)も
あるのだが、もう1枚用意されているのは嬉しい。
細かいところまで備わっている宿だと思う。
これで製氷機があれば、言うことないんだけど・・・。