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串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

福田屋旅館の部屋と風呂

2021年02月26日 | 宿-中国・四国

この日は我々一組だけ。

1階すみれの間。

重いドアを開けると、ウォシュレットのトイレと洗面所。

右手に10畳間。

10畳間の片一方にコタツ。

自動販売機もないので、ビールは電話で頼む。

道を隔てた向かいの管理棟から運んで来られるのだろうか?

瓶ビールの大瓶¥650と良心的。

ふすまを開けると・・・。

狭い広縁。

空の冷蔵庫が置かれている。

部屋に椅子・テーブルがなくて私は困ったが、
ここに置いてあった低い椅子を使えばよかったんだ。

 

浴衣が数枚置かれていて、どれにしようかな?

一番上の青海波の柄、男性用にも色違いであり、これにした。

しっかりした生地の浴衣で柄も良い。

きっと多くの客がこれを選んでるのだろうか?
襟が擦り切れかけだった。

ポットは電気ポット。

マスク掛けが要りますねぇ。

部屋の窓から中庭を眺める。

2日程前に降った雪が融けずに木々を覆う。

寝心地が良かった寝具。

合いの羽毛の掛け布団+肌掛け。

肌掛けもシーツに包まれている。

季節に合わせて肌掛けで調節されてるのだろう。

細かい気遣いをされる宿だと思う。

ただし、パイプ枕だろうか?硬くて高く、これは寝苦しかった。

2ケ所ある風呂は一晩中使える。

客は一組だから施錠する必要もない。

こちらは大きい方の浴室。

浅い部分と木が渡された深い部分。

この木に腰かけると肩まですっぽり極上の湯に包まれる。

湯口の箱のふたを開けると2つの蛇口があり、
一方は湯舟の底から、もう一方は上の湯口から源泉が流れ込む。

ぬるければ上の操作をし、熱ければ下のホースで加水する・・・んだったかな?

私には適温で丁度良い。

源泉は51度ほどの単純泉。

少しつるつる感があり、良い香りがするが、この香りは?

シャワーの勢いはしょぼいので、湯舟の湯を使い洗髪などしたと相方が。

こちらはもう一方狭い方の浴室。

湯舟も小さい。

こちらに入る事は想定されてなかったんだろうか?

湯がぬるくて困った。

湯口の箱のふたを開け、湯舟の下から給湯するバブルを全開しやっと適温に。

 

こんな状況でも温泉を楽しみたい。

12月から2ケ月ぶりの温泉。

期待を裏切る事のない極上湯だった。