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串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
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隠岐への旅-6(国分寺にて)

2015年07月20日 | 旅-中国・四国

玉若酢命神社の後、国分寺へ。 

 国分寺は奈良時代、聖武天皇が全国に68ケ寺作ったものだが、明治2年の廃仏毀釈で隠岐にあった寺98ケ寺全て焼き払われた。

平成19年2月、本堂は火災で全焼。

新しい本堂が出来上がっているが、ご本尊がまだ鎮座されてないという事。

大きな看板が立ち、ちょっと誇らしくなる単純な大阪人。

鐘楼は焼けたままの姿を残して痛ましい。 

礎石が残る後醍醐天皇の行在所跡、という事だが、後醍醐天皇の行在所については二説有り、皇族方はここへは来られないとガイドさんの話。

しかし、国分寺のパンフには「皇族お成り経緯」が印刷されている。

国分寺の横にモーモードームがあり、観光牛突きを見学。

配流になった後鳥羽上皇を慰める牛突きが始まりらしく、800年の伝統を誇る日本最古の歴史を持つ闘牛。

年に4回開催される本場所では、どちらかが逃げ出すまで勝負が続くらしいが、観光用なので勝敗がつくところまでは闘わない。

長い勝負では1時間というのもあるが、1時間43分かかったのが最長記録。

普通10分ぐらいまでで2頭を離すらしいが、この日は離すタイミングが難しくて、少し長い目の興行となった。

 普段はもち米、麦、大豆などを食べている牛だが、大会前にはマムシの粉末、にんにく、生卵などで精をつける。

夕方、犬の散歩のように牛を散歩させる姿も。

牛の体重は750キロ~800キロぐらいで、横綱ともなれば1トン以上。

 隠岐の牛は黒いのが多い。

3歳ぐらいから試合に出て、出なくなった牛の老後は?

筋肉がついているので固くて食用にはならず、調教しなおして闘牛が行われている宇和島へ売られて行く場合が多い。

以上、バスガイドさんの説明。

  

 

 隠岐の牛突きは綱をつけて行い、この綱を持つ綱取り男が勝敗の行方を握るらしい。

 

 

サービスで観客の所まで来てくれた。

ごくろうさん。

相方はこのツアーの中で一番楽しみにしていた牛突きで、それなりに楽しんだようだが、私はそれどころではなかった。

観戦途中でコンデジがない事に気づき、国分寺のトイレに忘れた!と、大慌てし添乗員さんも走らせたが、コンデジはバスの中に置いていた。

お粗末。