長い間、ご無沙汰しました。
福井への旅で最も印象に残った「瀧谷(たきだん)寺」を
3回に分けてアップします。
片山津からの帰り道、三国の瀧谷寺へ。
福井の名石「笏谷石(しゃくだにいし)」の参道が続くというので、是非、見てみたかった。
その昔、朝倉、柴田をはじめ福井藩、丸岡藩の歴代藩主も訪れ、この石畳を歩んだ歴史の参道。
笏谷石は丸岡城の屋根瓦にも使われている軟質の石で、雨に濡れると青味を帯びたきれいな色になる。
雨に濡れたコケが美しく、まだ入り口に過ぎないのに、
この先どのようなモノが待っているのだろうか?と、思うとわくわくしてくる。
かつて参道の両側は江戸時代に植えられた杉で鬱蒼としていたが、
樹齢のせいか衰えが激しく、最近は椿の参道として有名らしい。
しかし、その見たかった笏谷石の参道にはず~っと味気ない敷物が・・・。
雪の季節だけ敷いてあるのかと思えば、年中、この状態らしい。
滑りやすい石らしいです。
柴田勝家が寄進、その後元禄に改修された鐘楼門。
鐘楼門をくぐると正面に本堂。
本堂前には左右2本の紅梅。
花の時期は遅く3月中旬に満開になるらしい。
そして、その頃、右側に植わっている枝垂れ桜が花開く。