いよいよ、今日は帰る日。
金沢近郊で2箇所の湯に浸かった後、大阪とは逆の富山方面に。
庄川沿いには温泉が点在する。
船でしか行けない大牧温泉が有名だが、かねてより行きたかった「庄川湯谷温泉」で立ち寄り。
いやはや、凄い温泉だった。
この浴室には、洗い場もオケもない。
ひたすら、湯に浸かるだけ。瞑想風呂だ。
気分よく、「庄川湯谷温泉」を後にして、庄川沿いに五箇山へ。
エメラルドグリーンの庄川は美しい。
世界遺産になっている、菅沼合掌造り集落にさしかかる。
何度も来て見ているので、見学はしないで先を急ぐ。
食事をするならここで!と決めていた店がある。
最大の合掌造り住宅「岩瀬家」の前にある「しみずや」。
R156道の駅「上平ささら館」の少し北にある。
20年程前、ここで食べたもの(何か覚えていない)がおいしくて、ここのマッチを大事に保管していた。
今回注文したのは「冷やし田舎蕎麦」。
蕎麦は手打ちとか凝ったものではないだろうが、キノコ類、マイタケと筍の天麩羅、ぜんまい、それにとろろが上にかかり、おいしかった。
赤カブのお漬物が添えられ、これで850円。
以前も食べた後、お腹だけでなく、おいしかった~と満たされた思いで大事にマッチをとっておいたのだろう。
あの時の記憶に間違いがなかったという喜びで店を後にした。