森の中のティータイム

離婚を経験し子供達も独立 
暮らしの小さな発見をノートに。

「観る価値あり」のドラマと映画

2017-10-30 | 映画ドラマ
先週半ばに姉の引っ越しがあり、私を含め姉妹全員とその夫ら二名も手伝った。
大手の引越し屋さんに頼んでいたとは言え、こういう時はやはり手伝いが多い方が良いと実感。
義兄が電気系統の仕事なので大いに役立ってくれたけれど、私などは大した仕事もしてないくせ
に、翌日職場で体調の異変を感じ、それが帰宅するまでにかなり酷くなってしまった。

金曜日の休日には家事を終えたあと、一日微熱と闘っていたが、翌日は出社できるまでになって
ホッとしたけれど、この土日はいつもの終末の忙しさに加えて、ハロウィンの飾り付けを置いた
ままその後にクリスマス仕様のディスプレイに変更すべく、陳列の作業に追われていた。

皆汗びっしょりになりながら、それを拭く暇もないくらいの忙しさで、喉の渇きを潤す時間もな
く、帰宅後に体調は逆戻り。今日(月曜)が休みで本当に良かった;

この職場では、今私は土日を除く週に三日休みを入れてもらっている。月金の間に水曜日も休み
を入れてもらってかなりラクになった。入社してまもなく、あまりのハードさに、上司と交渉し
勤務日数を減らしてもらったのだ。 ボチボチやれば私でも5日間は勤められるだろうけど、い
くら年長者でも、私は一旦出社すればちゃんと働くべきだと思っている。

以前辞めた年若い女の子が「所詮、パートだし」と、仕事を休んでしまうことの言い訳にしたことが
あり、その時「それは違うよ」と窘めたことがあった。 私は「働いてお給料をもらうということは、
パートだろうが正社員だろうが決められた時間ちゃんと真面目に努めるべき」だとその子に言った。

なので年長者の自分も、ほぼ一日立ちっぱなしでレジを打ったり、重い荷物を仕分けしたり、接客した
りを、若い人と同じ時給で働くのなら、同等かむしろそれ以上には熟さねばと思っている。
「トシだから」などと言って甘えたくはないのだ。だから自分の体力の限界ギリギリの日数の契約に変
更して良かったと思っている。

この日数でも体力的に無理だと思う日が、近い将来訪れるだろうとは思うけど(笑)


さて一人の暮らしを助けるものとして、小さな楽しみは絶対必要で。
今期のドラマでは少し前に日記にも書いたNHKの「This is us」と「この声を君に」
「クイーンメアリー2」を観ているけれど、その他では「明日の約束」が、テーマも興味深くて期待
できそう☆ それから「陸王」。これはヒットの予感あり☆

TBS系の「監獄のお姫さま」は、クドカンドラマということで少し期待して観たけど、一話目の
子供誘拐シーンで「何とか仮面?」に扮したドタバタぶりがもうダメで、そこで録画を消去してしま
った;後から少しずつ良くなるのかもしれないけど、私には待つ時間が勿体ない気がして・・。

それから意外にも一話目がまあまあだった「民衆の敵」。篠原涼子さん主演のドラマはあまり・・
だったから期待しないでいようとは思うけど、働く主婦を軽んじる世の中(軽んじられるのは彼女たち
ばかりじゃないけど)に対して、これから何を言ってくれるのかなとか、脇を固める高橋一生さんや石
田ゆりこさんに免じて、もう少し観てみようかなと。

前述したとおり「パートでもちゃんと働く」主婦もいれば、彼女らを軽んじる風潮を助長させてしまう
ような勤務態度の主婦もいるのが現実。どこまでそこを掘り下げてくれるのかな。
             
                ※※※※※


      

関東に住む二女が映画館で観たという「ゲットアウト」。その感想が

「ここ最近の映画じゃぶっちぎり。
エンドロール終わった後、灯りがついても、誰も立たない。
周りからもれるため息。

怒りと、恐怖と、悲しみとがミックスされた気持ち。これは他人事ではない気がする。 はぁ…」

とあり、この映画の紹介を見て、絶対観ようと思っていた私に、さらに火をつけた(笑)

先日も、二女の教えてくれた映画「ライト オフ」(原題はライトアウト)を観て、あまりの
怖さに夜、猫が爪とぎを引っ掻く音が聞こえて「ひ~~~~っ」と眠れなくなったワタシ;
グロテスクさで怖がらせるのじゃない「コワイ映画」好きな方、コレもお奨めです(笑)


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楽しい日々をありがとう

2017-10-24 | 絵・アート
私が片付けの中で最も処分に迷ってしまう物は、お気に入りの雑誌や本。
このところ毎日、本棚の中に仕舞ってあったものなどを抜いている。

スクラップブックの中には、「ひらいたかこさん」のイラストがあった。
子供が幼稚園に通っていた頃に、季節ごとに配布されていた本があり、その表
紙に描かれていたのがこれらのイラストだった。

 

 

 

 

 

 
彼女の絵は本当に可愛らしくてしかも緻密で、大人も一緒に楽しめる「夢」があり、
長女も私も大好きだった。
私はこの表紙の絵の部分だけ切り取って、時にはコルクの縁をつけて壁に飾ったり
額に入れて飾ったりして、子供たちと一緒にその季節を楽しんでいた。

これらを飾った日々は、大変だったこともたくさんあったけど、私が一番子育てを
楽しんだ頃。その頃のことが懐かしく思い出せる絵だけど、もう飾って楽しむこと
もなく、表面が色褪せてしまった。子供たちももういないのだから、思い切って処
分することに。       楽しい日々を有難う。

 
連結できて便利だったラックも、本の処分と共に捨てている。


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※興味深い追記あり※ 「期日前投票」に行きました

2017-10-21 | 思い・つれづれ
基本、土日は仕事なので、初めて期日前投票に行きました。
期日前投票の会場へ行ってみると、駐車場には車が停められないほどの人の多さでした。
私が読者登録させていただいている「イーヨーの絵日記」さんの記事にもありましたが
私も、今回はどうしても今の政権に退いて欲しいという思いが強くて。

※追記:イーヨ―の絵日記さんのリンク先から、お二方のブログに巡り会いましたが、
 そのお一人が更新された日記に、「安倍政権」についての驚くべき真実が暴かれて
 いました。漠然とそうではないかと思っていたことが、目黒の統合幕僚幹部学校で
 幹部と候補生を10年教えている方の言葉から露わにされています。  ぜひお若い
 方々に読んで欲しいと思いました。こちら→「毎日がちょっとぼうけんさん

 もうお一人はひとこと・ふたこと・時どき多言(たこと)」さん 
 こちらも重ねられた歳月から紡がれた言葉の重みが、胸にどんと響きます。ぜひご一読を※

小池さん率いる「希望の党」は、あの「リベラル排除」発言により、すっかり現政権の
腐敗からの脱却を願う人たちから背を向けられた感ありで、真に「国民」の利益を追求
する政治を願う私には、期待外れでした。

先の戦争に導いたものが、一体なんだったのかを知らない若い世代ならまだしも、少し
は戦争の真実を学んだはずの大人たちがどう判断するのか、期待は出来ませんが、諦め
るのは早いと思っています。

さて、その投票の後、そのまま姉の家に行きました。今回は「荷造りの手伝い」ではなく、
晩御飯のちらし寿司を作ったのでそれを持って行ったのですが、同じ区内なのに、バスの
待ち時間を含めて一時間以上もかかって辿り着きました。

着くと、すぐ上の姉が手伝いに来ていて、私も暗くなるまで一緒に片づけを手伝いました。
前回より少しだけ片付いていましたが、五日後に迫る引っ越しに間に合うのか疑問に思える
ほどの進み具合でした;

自分の家も、同時進行で片づけを進めています。
昔はアジアンリゾートに憧れていて、そういった特集の雑誌を残していましたが、今は
テロや紛争、地震への備えの不安な地域も多く、物騒であまり行きたいと思えなくなり
ました。(ここでも、世界が恐ろしい方向に向かう予感があるからでしょうか)

リゾート特集など、沢山の雑誌を捨てています。

 
 
 

こうやって捨てながら、ふと気づきました。
私はアジアの国々に憧れていたのではなく、どこまでも手を広げているかのような海の青と、
「アジアンリゾートのインテリアが好き」だということに(笑)

では行ってきます☆
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『不都合な真実2』

2017-10-19 | 映画ドラマ
有休をとったにもかかわらず、日曜日は前述したように体の不調で引っ越し手伝いには
行かなかった。   しかも、こちらは一週間以上も雨続き。
家から持ち出した不要品を引っ越しまで庭に置いておきたいのに、あいにくの雨でそれ
も出来ずに、作業が捗らないのだ;

そう言えば少し前の関東などでも、雨が長い間続いて気温が上がらず、夏とは思えない
気候だったという。ニュースによると、異常気象はもはや地球規模で加速化しているよう
だ。

『不都合な真実2:放置された地球』本予告映像


ゴアさんが「地球温暖化対策」を打ちだし「大統領選」に臨んだ際、対するブッシュさ
んは、メディアを使って大々的に「(京都議定書に批准して)温室効果ガスの排出量を
削減すると、アメリカの経済はより低迷し、結果、失業者が増える」というネガティブ
キャンペーンを繰り広げ、勝利した。

先週、たまたま『デイ・アフター・トゥモロー』(原題:The Day After Tomorrow)をテレビ
で鑑賞したが(何度目か判らないくらい観たのに)地球の危機を予言する主人公が「京都
議定書」に触れる部分に初めて気付いた。
この映画の中でも、政界を牛耳るトップの面々は「迫る地球温暖化」を信じたがらなかった。

ローランド・エメリッヒ監督についてはこちらでも取り上げたように、このような映画を製作する
ために、専門家の意見をかなり取り入れているらしく、危機迫るシーンには現実味がある。


たまたま観た日曜の「そこまで言って委員会」では、明治天皇の玄孫で名を売った竹田氏が
同じように「温暖化はデマ」などとヒステリックに主張していた。彼の言動にはこれまでも
様々な問題発言があったらしいが、理屈に合わないことを主張していて、それを気象予報士
の蓬莱さんがいつになく雄弁に論破していて、観ていて気持ち良かった。

人間は欲深い生き物だ。充分満ち足りていても「あと少し」「もっと」と加減を超えていく。
そうして気付けば、取り返しのつかない事になっている・・。まだ間に合う内に何とかでき
ないものだろうかと思うけど難しいのかな。

前髪を自分でカットする時に左右の長さが合わず「もう少し」と切っていて「ぱっつん」に
してしまった経験や、眉カットで気付けばマロ眉になってしまったという経験にも似ている
かも(違・笑)



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「拝啓エド・シーラン様」

2017-10-18 | 音楽
今朝、こちら福岡のローカル番組で「拝啓エド・シーラン様」というタイトルの動画を紹介していた。



猫の島ですっかり有名になった福岡県の「相島」に来てもらおうと、猫好きなエド・シーランの
曲を使うことにしたそう。どうやらレコード会社の協力も得られたらしく、彼の他の曲にはもっ
と静かでこの映像に合いそうなものがある気がしたけど、よく出来ている。

確か、この曲はこの夏に放送されたドラマ「僕たちがやりました」にも挿入されていた。
他にも良い曲を沢山書いていて、以前こちらで紹介した映画「世界一キライなあなたへ」
も彼の曲が使われていた。

彼のビデオを、以前長女がよく観ていて、特に猫が使われているこちらが印象的だった↓

Ed Sheeran - Drunk [Official Video]


もうすぐ来日予定だったそうだけど、自転車に乗っていて車と接触し骨折したらしく、延期に
なったとのこと。
「いつか行きたい」と言ってくれたエドが、もしかして来日の際に「相島」に来てくれるかもと
密かに期待していた人、残念でした;(私も残念)
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「カオス」からの脱出(笑)

2017-10-15 | 家族友人
昨日は、近づいた姉の引っ越しの「荷造り」を手伝うために有休を取っていた。
数日前の休日にも、自宅で昼食を摂った後にバスに乗って行き、手伝ったばかり。
およそひと月も前から準備を進めているのに、着いてみると殆ど手つかず状態に見えた。

自分の決して多いと言えない引っ越しの記憶をたどると、29歳の時の引っ越しでは、末っ
子を妊娠中だった。
それでも夫だった人は片付けができない人だったので、ほぼ一人で荷造りした。
これ以前の引っ越し経験から、自分で「To Do リスト」を作成し、それに添って数日で荷
造りを終えたと記憶している。

その最中に思いついて、手持ちの白木チェストにニス塗りまでしたのだから、一体子供たち
がその間どうしていたのかさえ思い出せない(笑)母はまだ勤めていた筈だし、よくも身体
が動いたなぁと自分でも不思議に思う。

年令的には既に老境に入った姉だから仕方ないのかもしれないけれど、準備の進まない原因は
行ってみて初めて判った。
姉は、玄関横にある籐のチェストの前に座り込み、雑然と仕舞われていた書類や小物の一つ一つ
を手に取り、いちいち眺めてはひとしきり迷って、捨てずにほぼそのまま段ボールへと放り込ん
でいた。

ずっと使わずにしまったままの封筒やティッシュなどと一緒に、何処のかも判らない鍵の束と
か、写真とか薬などがひとつの段ボールに混在していた。
モノの、定位置を決めずにいると、こんなことになるのだなぁと改めて知ることに;

そういう状態なので、私が横槍を入れるしかなく、ひとつずつ「コレはどうする?」と訊くと、
姉は「とりあえず段ボールに入れといて」と言うので、「使わないモノはこの際処分しようよ」
と提案すれば「捨てるのはいつだって出来るから」と言う。「ダメだよ。いつは今なんだから」
とやや強気で言いながら、それからは姉を促すよりも姉が迷いそうなモノを手に取り、捨てて
よいもかどうかを勝手に判断してゴミ袋に入れ始めた。

何しろモノが多い。いちいち迷っていたら何カ月あっても終わりそうにない。
埃をかぶったドライフラワーとか、壁が見えない程に飾られた細々とした雑貨類もほぼ捨てさせ
てもらったが、姉は使えそうなものを見つけるたびに「誰か要る人がいるかも」等と言っている
ので、「今は貰い手を探してる場合じゃないよ」と言ってみたり。

恐らく二つ前の日記の「洗剤」も、こんな感じで持ってきてくれたのだろう。
経理の仕事ではあんなにテキパキと瞬時に判断し、家の行事でも何かと姉妹の音頭取りをしてく
れたし、姉妹の誰よりも長く働いていたのに。
でも、基本若い時から家事よりも外に出て動く方が好きだった姉には、こういう判断が最も苦手
であることを、この時改めて知ることになった。

ただ、母の物に関しては、手に取り、二人して暫し母の思い出に浸ってしまうことも。

 

古いシッカロールの缶の中には手製の針山が。料理やオヤツなど沢山のレシピがスクラップブックに

 

 

そういったものを画像に撮り、「お母さんご免ね」と二人で涙しながら捨てさせてもらった。
もう姉だって母が亡くなった年令まであと10年もないのだから、きっと母も許してくれると
信じている。    モノを片づけるということは体力と精神力を奪うものだなぁと再認識。
こんな思いをしながら物に向き合うのでは、作業が滞るのも解る・・。

帰宅して、また白目の奥が出血しているように真っ赤になっていて、翌日(仕事日)まで消え
ず。
昨日は結局、すぐ上の姉が行って手伝ってくれたようだったので、私は一日家で休ませてもら
うことにした。


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息が出来ない

2017-10-11 | 思い・つれづれ
何を隠そう、私は呼吸が下手だ(笑・今の所、病的な意味ではないのでご心配なく;)
四人姉妹の末っ子で小さい頃は天真爛漫だった私は、元々天然でそそっかしいところ
があることを自分が一番判っていた。 

ただ、几帳面さは教師にも見抜かれるほどで(笑)、故に最初に就いた仕事が「経理」。
経理という仕事は、小さなことでも「ミスなく」というのが大前提で、私も常にそれが
頭の隅にあり、その頃、美容院で「円形脱毛」を発見されるまでそのストレスに気付かず
にいた。 思い返せば、この頃に「緊張症」が始まったようだ。

数年後、退職と同時に結婚し、子育ては確かに大変だったけれど、以前のようなストレス
はそれほどなくなった・・はずだけど、気難しい「夫だった人」との生活で、私はすっか
り天真爛漫さを失っていったのだろう。母や姉たちから、「〇ちゃんは、変わったよねぇ」
と言われるようになった。

それから様々なことがあり、私は夫と別れて少しだけ「自分」を取り戻した。
でも、理由もなく「憮然とした表情」で接してくる人を見るたびに、今でも心が重くなる。
「不機嫌」な時は誰にでもある。でもそれを平気で他人に向けてくる人がいると、こちら
が気を遣ったり、「自分が何かしたのだろうか」と煩わねばならない。

相手に威圧感を与える人や、そういった雰囲気を作り出す人を目の前にすると、私はいつの
間にか「緊張状態」になっている。気付かぬ内に歯を食いしばり、身体がガチガチに緊張す
るのだ。そうしてそれが長い時間続くと、夜眠れなくなり、呼吸さえまともにできなくなる。
そういった状態に陥ると「まずい」と思い、努力して呼吸をゆっくりしてみたり腹式呼吸を
するのだけれど、意識すればするほど呼吸は不自然になる(笑)

私が、職場で若い人に極力「上から目線」をしないよう心掛けているのは、おばさんになる
と嫌でも自然に口角が下がり、それだけで人に不愉快な印象を与えやすいからだ。
そうでなくても年上というだけで「怖い存在」になりがちだろうから、できるだけ謙虚な気
持ちで接するよう自分では心がけているつもりだ(でも、果たして相手にどう見えるかは不
明だけど・笑)

私の職場は今そういった「威圧感」を与える人が居なくて、仕事は大変だけど気持ちは「ラク」
だと思っていた。でも、先日から一人ひとり呼ばれて、以前のそれとは違った意味の「個人面
談」を受けることになった。古い順なのだろうか、私は二番目に受けたが、内容は徹底した
「管理」のための自己採点から始まった。そうしてその場で同じ項目を「責任者」が、採点す
る形だった。最終的には、この職場全体の上司が採点する形だという。これにより、最終的に
点数の良かった人は昇給が見込まれるらしい。

・・責任者は、私より後から入社した女性だけれど、無駄口を叩かず黙々と働くし、時間もパ
ートを超える責任感のある人で仕事へ向き合う姿勢も良いので、上司からの昇格の打診に本人
も私たち古参も賛成した。

本当は彼女が一番「やりたくなかった」任務が、恐らくこれだろうと思う。
「最後に他の意味で気になる事がありますか」と問われ、職場の「チクリ」を引き出そうとい
う会社側の意図が見えた。私も指摘があった「ある人」のいじめについて認めざるを得ず、で
も本人にはいじめの自覚がないので、注意すれば大丈夫だと思うと話した。

私や仲良しの同僚は、このいじめられているとされる相手が嫌われる理由も知っているので
改善できるようにそれとなく「こうしたほうがいいよ」と話してきた。  彼女も私たちに
よく話しかけてくるし、少しずつだけど明るくなってきたところだった。

これを受けて、私はこの仕事を選んだ意味を考えた。私は(お気づきだろうけど;)本来生真
面目な性格だ。だけど、それ故に↑に挙げた傾向があるので、出来るだけ自分の気持ちをリラッ
クスさせるよう「悩まないでいい、やり切り仕事」を選んだのだ。あくまでも手を抜いたりサボ
るという意味ではない。この「管理」体制が組まれたことで、全体が監視しあう場になる気がし
て、「良い雰囲気」が崩れなければいいけどと、憂う気持ちが強い。









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モノを処分するとき

2017-10-09 | 家族友人
今、長姉は毎日、引っ越しのための片づけに追われている。
「モノを大切にするあまり、捨てられなかった母」の物と、「使わないけど高価だったものを処分
できない姉」の品々が、押し入れや戸棚の奥から続々と発見されているらしい(笑)

これまでも、妹のうちの誰かが使いそうなモノを持ってきては無理矢理押し付けたり置いて帰ったり
していたけど、その中には姉が着け飽きたジュエリーなどもあり、気前の良い姉はジュエリーの類
に興味の薄い私たち妹に、度々プレゼントしてくれたりしていた。

 

 

最近ではこんなラブリーなものまで(もう似合わないけど;)



で先日は、何処かから貰ったまま使わないので置いていたという、大きな洗剤の箱を持ってきた。
某有名メーカーのものだったが、よくみると「蛍光増白剤入り」とあるので「私は使わないから
いいよ」と断ると、姉も自分も使わないから「Mちゃん家かTちゃんのところに持って行く」と言う。

この「蛍光増白剤入り」というのを私が使わない理由は、もちろんこれを使うと色物までもが
白くなってしまうことがあるし、この成分が(もし口に入れば)発がん性があるとされていること。
メーカー側は洗濯する分には害がないというが、ペットや赤ちゃんが使うものには使用しない方が
ベターだとも言う。しかしある研究結果では皮膚からの微量の侵入によっても「生殖機能を損なう」
可能性ありと指摘されている。

なのに、長姉は他の姉妹の家にも需要があればそれを持って行くという。
「え?それが体に悪くても?」と訊くと、姉は「捨てるのは勿体ないから」と答えて、急いでまた何
処かへ車を走らせた。

うーん。同じ父母から生まれた姉妹なんだけど、他の三人にはこの傾向はないな~と、暫し苦笑い。
自分自身が誰かに物をあげる時は、本当に気を遣う。「こんなモノを上げるとかえって迷惑ではない
か」とか、考え過ぎて機会を逃すこともある。 それに比べて姉は「モノを上げれば誰もが喜ぶ筈」と
信じて疑わないので迷うこともない。これはちょっと羨ましいかも(笑)

詰まる所、姉は「人に物をあげる」のが好きなのだ。拒んでも遠慮しているのだろうと無理矢理置い
て行くし、返すと逆に怒られることも多いので(笑)、何となく受け取ってしまう私たちも悪い。
が、姉の作ってくれた食べ物や、大量買いした果物のお裾分けは、私たちも喜んで受け取るし、そんな
風に助けられたことの方が、もちろん多い。

私の子供も、私に内緒で姉に助けてもらったことがあることを、私は知っている。なぜなら、物事を
秘密にできない質の姉から直接聴いたから(笑) 実はそのことで姉と大喧嘩になったこともある。
「これは言っちゃダメよ」と前置きし、子供が最も知られたくない私に告げるのだから、姉の信用を
落としたくない私は、子供に問いただしたくても「知らんふり」をしなければならず、蚊帳の外にい
なければならないことが何とも辛かったり;

たまに、姉にはこんなふうにビックリさせられることがあるけど、やはり姉には機嫌よく元気に暮らし
て欲しいと思っている。子供がいないので、私たちに構い過ぎてたまに口うるさいけど(笑)、それだ
けにがもし居なくなると、どんなに淋しいことかと思う・・。

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「海軍反省会」と「リベラル」の意味

2017-10-06 | 番組
我が家の猫たちは二匹とも雄猫なので、現在の最も大きな悩みは「スプレー」をはじめとする
匂い着けなどの「縄張り争い」である。

雄猫のこれは「本能」だから仕方ないのかもしれないけど、人間にもこれと似た本能に動かさ
れてしまう人がいるように感じる時がある。そもそも小さな男の子をおもちゃ売り場に放てば、
真っ先に向かうのが「銃」「刀」などの人を攻撃する「武器玩具」だということを、今の職場
で再認識したばかり(笑/因みに、私の息子の幼い頃に関しては、全くその傾向がなかったですが)

安倍さんを代表とする右派の人たちも、気付かずにこの「縄張り争い」という男性特有の本能
に動かされているような気がする。女性は子供の頃から「身を飾る」おもちゃに走ることが多
く、生まれつき「武器で人と争う」気持ちが薄いと思っている。

でも、この持論を覆す女性もいる。その中の一人が、もしかしたら小池さんなのかもしれない。
先日小池さんが希望の党を立ち上げた際に「リベラルを排除する」という言葉を発して以来、あち
こちの番組や報道、ネット上のニュースなどでは「リベラル」の意味するところを取りあげている。

私のように70年代「若者」だった人間には、ヒッピーのようなある種自分本位な思想と一線を画し
「リベラル」は「自由や、革新的な意味を指す」どちらかと言えば好ましい意味で使われていたという
記憶があり、小池さんの言う「しがらみにとらわれない」との主張にも近いものと解釈していた。

でも、今回小池さんは「保守であり、リベラル派は排除」という。
疑問に思ったので、ネットで調べてみると

大辞林 第三版の解説

リベラル【liberal】( 名 ・形動 )

①自由を重んじるさま。伝統や習慣にとらわれないさま。また、そのような立場の人。 「 -な考え方」


②自由主義に基づくさま。自由主義の立場をとるさま。また、そのような人。


③穏やかに改革を行おうとするさま。また、そのような立場や人。



デジタル大辞泉の解説


リベラル(liberal)

1 政治的に穏健な革新をめざす立場をとるさま。本来は個人の自由を重んじる思想全般の意だが、
主に1980年代の米国レーガン政権以降は、保守主義の立場から、逆に個人の財産権などを軽視して
福祉を過度に重視する考えとして、革新派を批判的にいう場合が多い。自由主義的。「リベラルな思想」
2 因習などにとらわれないさま。「リベラルな校風」など



ところが今使われている「リベラル」の意味は「なぜ?なに!政治経済!!」というサイトによると

政治家の思想的な立ち位置を示す言葉として、「右翼」と「左翼」、もしくは「保守」と「リベラル」
といった言葉が使われます。

政治的な右翼と左翼
「右翼」と「左翼」とは元々、フランス革命の時に生まれた言葉です。議会において、右側に座った
のが穏健共和派(ジロンド派)、左側に座ったのが急進共和派(ロビスピエールで有名なジャコバン派・
山岳派とも言う)だったため、そこから、政治的に伝統や古来の価値観を守ろうとする人々を右翼(も
しくは保守)、旧来の観念に囚われず、新しい社会(主に共産主義的な)を形成しようとする人々を左翼
(もしくは革新)と呼ぶようになります。

20世紀は共産主義が花開き、そして消滅した世紀なので、どうしても左翼=共産主義的というイメージ
が存在しますが、中世において当然であった『国王は人間を何の理由も無く殺しても問題無い』『貴族
は生まれながらに優れている』というような、現代日本人から見れば明らかにおかしい価値観を破壊し、
平等や人権といった意識を普遍的にしたのは、左派の力であると言えます。

経済的な右翼と左翼
さて、経済的な意味での右翼と左翼はまた別の意味を持ちます。簡単に言ってしまえば、経済的な右翼
とは市場を信頼し、市場原理を重視し、アダム・スミスの言う「神の見えざる手」を信じる人々です。
一方の左翼とは、市場に任せては必ずどこかで齟齬や貧富の格差が起こるから、経済をある程度、統制
して、政府による所得の再分配を行なおうという思想です。この経済的な左派が行き着くところまで行
くと共産主義になるわけですね。


なるほど。確かに「資本主義を批判する人間」を「赤狩り」した米国で、人々にそういった思想を植え付け
る影響が大きかった映画人、特に「モダンタイムス」を初めとする映画を製作したチャプリンが、米国から
追放までされてしまったことを思えば、今の国家や資本主義で利益を得ている人には、そういった「危険思
想」を持った人は当然「排除」したかったのだろう。

私はただの平凡なおばさんで、共産主義者でも社会主義者でもないけど、それでもここでいつも疑問
に思うのは、資本主義が生み出す「貧富の差」ゆえに、どちらかと言えばその恩恵に預かっていないと
思える若者たちの多くがなぜか安倍氏を支持し、「企業優遇」「福祉軽視」の政策を許すのかということ。

確かにそのからくりは、巧妙に美名の元に隠されてしまっているけれど、一つ一つの政策に、強行採決に
そして彼の周辺の怪しげな「お友だち学校経営者」とか「お友だちジャーナリスト」を観て、「おや?」と
思わないのかと。

聖書「マタイの書」に「良い木が悪い実をならせることはできないし、また、悪い木が良い実をならせるこ
ともできません。 良い実を結ばない木は、みな切り倒されて、火に投げ込まれます。こういうわけで、あ
なたがたは、実によって彼らを見分けることができるのです」とあるように、彼のお友達を観ればそのこと
が判断できるのでは?と。

左派=革新 だったものが、いつの間にか「社会主義・共産主義」だと言えば、由来を知らない世代には
 嫌悪すべきものとして映るのだろうし
右派=保守 と言えば、聴こえも良く、「安全安泰」という感覚で印象付けられてしまうのも、頷ける。

ところがなぜか、憲法を改正して戦争に向かわせようとするのも、安倍氏をはじめとする「保守派」
なのだから不思議。

彼の「国家主義」は、やはり「戦争したい男の本能」に基づくものなのかもしれない。
女性の本能は「安心して暮らす場所を求める」ものだから、私は本能的に彼が「嫌」なのだと思う。

ここで思い出したのが、「終戦記念日」を前後して放送された「海軍反省会の証言」

「海軍反省会」の証言|ニュース 動画 News24h


この番組では「特攻」が志願だったというのはあくまでも「建前」であり、命令に従わねばならない
状況に追い込まれたという事実が明らかにされていた。
平塚清一元少佐は「人の命は消耗品という考えがあったのではないか」と証言した。

印象的だったのは、なかにし礼さんの「今の空気は、満州で、ソ連軍から攻撃を受ける前の不安な状況と
とても似ている。福島原発事故の後に共謀罪ができるのは、関東大震災の後の治安維持法成立とそっくり。
大きな歯車が回る中で、どう踏みとどまって自分の意見を言えるか、発するかがすごく大事」と
いう言葉だった。

今、北の国のやんちゃ坊主ぶりは誰が観ても大人げない。だからこそ何をするか判らぬ恐ろしさがある。
このままでは国同士が武力で争う日も近いのではないかと危惧する人も多い。
でも、それに核を用いる危険が大きい現代においては、「絶対に」戦争に踏み切ってはならない。
勢いで突き進み、犠牲になるのは誰なのか・・そう思うと武力での解決は避けるべきと思う。

 


       ******

さて、猫の話に戻り
最近は、アルコールスプレーも百円ショップで「食品由来」の安全なモノを見つけて喜んでいる。
というのも、それ以外にややお値段の張る「臭い消し」のスプレーをネット購入しているから。

日々大量に消費するものが「少しでもお安い」というのが、「格差社会」では間違いなくいずれ
「下流老人」と成り果てる私にとって有難いのだ(笑)

 

 

ストレス解消に遊びを工夫してみたり
 

猫との暮らしのための本を購入してみたり

  

・・・・どうか猫も人も、争うことをやめますように☆
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 元気を出して ※追記あり

2017-10-04 | マイケル・ジャクソン
今朝「スッキリ」にチャンネルを合わせていたら、聴き覚えのある曲が流れ、思わず画面に目がいった。
映像は全く関係のないものだったが、間違いなくジャクソンズの「Blame it on the boogie」のイントロ部分。
懐かしいな・・と感じると同時に、あの「脚」を強調したマイケルたちのダンスを思い浮かべた。

The Jacksons/ Blame It On The Boogie.mpg


そう言えば、先日も消そうとしたあの「テレビショッピング」の番組内で、バックに流れる曲の
懐かしさに「え?こんな番組でなぜ?」と思ったのが、この曲↓のイントロだった。

The Jacksons - Can You Feel It [Audio HQ] HD


どちらもコアなファンしか聴かないと思っていた曲。これらを使った現役世代は、間違いなく
ジャクソンズ全盛期を知らないはずだけど・・。 知らない世代の方々が年々新たなファンとなって
自然に「聴き継がれている」ことが、嬉しい。

マイケルファンを公言しているブルーノ・マーズの最近の曲でも、間違いなくこの当時の
流れを受け継いでいる↓
スーパーボウル ハーフタイムショー Bruno Mars & Beyonce抜粋バージョン  2016

この中でビヨンセ(1:38くらい)の衣裳は、同じスーパーボウルのハーフタイムショーの時の、マイケルへのオマージュ。

Michael Jackson - Super Bowl (Complete Version) (HQ)



こちらの番組↓では、ブルーノが0;35くらいからマイケルの物まねを披露している。
体型的には違いがあるかもしれないけど、幼い頃にハワイ公演でマイケルを観たという
ブルーノのチャレンジ精神に脱帽☆

マイケルジャクソンのモノマネをするブルーノマーズ


昨日も出勤前に点けていた何かの番組で、ゲストコメンテーターの方が「お気に入りのアーティスト名」を聴かれて
「マイケル・ジャクソン」だと恥ずかしそうに答えていたっけ☆


       素敵な曲を残してくれてありがとう。
前を向いて・・・・元気出そう!

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