森の中のティータイム

離婚を経験し子供達も独立 
暮らしの小さな発見をノートに。

パターンの本を見て編み物

2008-03-17 | DIY・ハンドメイド・クラフト
編み物は得意ではないけれど、ある本を見つけてどうしても
やってみたくなったのがコレ。
小指の第一関節が収まるかどうかってくらい極小サイズの
ベビー靴。ストラップとかにするのかな?

     

2個目は色違いで、自分でちょっとアレンジしてみた。

     


続けて編んだ雪の結晶は、
無印のフェルトでできたクッションカバーの、
アイロンで黄色い焦げを作ってしまった部分を隠すために(笑)

     

土曜日、姉の誕生日の祝いに新しくオープンした海辺のブッフェ
スタイルのレストランに、大人5人と姪の子供とで出かけた。
先々週から始めた玄米食中心の食事の合間、お腹にも少しの贅沢。
美味しかった
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竹田圭吾という人

2008-03-04 | 絵・アート
ニューズウィークの日本版編集長「竹田圭吾さん」がいい。
今朝たまたま「いわさきちひろ」さんを特集するということで
観ていた「とくダネ!」の、彼のコメントでそう思った。
この人のコメントを聴き、以前にもそう思ったことがあった。

アメリカのメガスターが訴えられた時のコメントだった。
長い間彼のファンだった私は、当時翻訳ソフトを駆使して海外の
ニュースや報道など、あらゆる観点から真相を調べていたことで、
「無実」を確信していた。

だが、ショーと化したアメリカの大半の報道番組がそうであったように
日本でもその報道の殆どが、根も葉もないタブロイド的デマを、
そのまま事実であるかのように垂れ流していた。
その中で、彼だけはただ一人、さりげなくも冷静に
「訴えた母親の証言は信憑性に欠ける」と言ってのけた。

何も知らない視聴者はメディアの情報だけを鵜呑みにし、
一斉にその報道の方向に流れていく。
視聴者感情を誘導する怖さを、出演者たちの中でこの人だけが解っていた。
常日頃から情報を判別する鋭い目を培っていなければ、このコメントは
なかったと思う。

そして今日の特集の中でも、ちひろの絵をこぞって「やわらかで温かい」
と絶賛する出演者たちの中にあって、ただ一人「僕は何故この人が
こんなにリアリティのない子供を描くのか、今まで不思議だったんだけど
彼女がそう描きたかった理由が、今日の特集で解ったような気がしました」
と言ったのを聴き、全く同じに感じていた自分に同感してくれる人として、
また正直な人としてとても好感が持てた。

私もこれまで彼女の絵に漠然とした暗いイメージを抱いていて、
やはりそのリアリティのない色使いを、貼り絵のような平面的なものと
して捉えていて、子供に憧れ恵まれなかった人なのかなぁと思っていた。
短い特集では全てが解るわけではないけれど、今日の放送の中で、
彼女が生後2ヶ月の子供を遠い実家に預けてまで生活を支えなければ
ならなかった事情を初めて知った。

生まれたての子供との時間は、けして美しいばかりの世界では
ないからこそ濃密で、時を経ても脈打つような感覚を伴って
母親の記憶に刻まれる。
彼女のふわりさらりとした描写は、もしかしてこうありたかった自分と
子供の理想を描いたのかもしれないと、誰かが言ったことも頷ける。

でもやはり私が惹かれたのは、戦争をテーマにした息子さんとの
コラボ絵本の中、子供をしっかりと抱きしめた母親の、その怒りに
満ちた目だった。
それまでの作品にはない、彼女の母親としての強い意志と信念を
感じ取れ、初めて私は彼女の作品に惹きつけられた。

ここでも竹田圭吾さんは、この作品には「強い意志を感じる」と
コメントされていて、洞察力に加え正直さと感性の鋭さを併せ持った
稀な大人の男性だな~と、感心することしきり。
こんな男性がもっともっと出てきてくれたら、日本の未来は明るい。



午後、触発されて久しぶりに絵を描いた・・。
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アンティークでレトロ満喫

2008-03-02 | 雑貨インテリア
寒さの合間にちょっとだけ訪れた春めいた陽気に誘われて、
行きたかったアンティークの小さなお店に姉と寄ってみたら
こんな物を見つけてしまった(笑)
ついてる値段に迷いつつも、そのぽってりとした陶器製の
小さな珍しい形と重さに、すっかり心を奪われてしまった。

     

ミルク色の陶器には私を惹きつける何かがあるのだろう。
ネットで検索しても、記されたその中西商会という会社名は
あるにはあるが、そこで過去にもアイロンを作ったという
実績がない。

     

電器部特撰とあるので、そこが輸入し日本で使えるよう改良
したものかもしれない。
同じマグナアイロンというのが、百年近く前に海外(イギリス)
にはあったようで形もそれに近かったけれど、本体部分ではなく
持ち手だけが陶器で出来ていた。

オークションや数ある骨董サイトの何処を観ても、
このタイプは全く見あたらないので、余計に愛着が湧いてきた。
この珍しい形で緩い温度ながら今も使えるというのが、
特に私には魅力だった。

また、少し離れたレトロな街にできたアンティークと花の
お店にも立ち寄り、以前にもオーナーにたてていただいた
美味しいコーヒーを、また昨日もいただいてしまった。
ごちそうさまでした。

最初に行ったショップでは、気さくなオーナーご夫婦に
遠慮無くおしゃべりする姉の声を背に、素敵にディスプレイ
された作品たちをゆっくり堪能した私。
そしてコーヒーをいただいたお店でも、姉は新しい友達を
作って住所や携帯番号まで交わしてました;(笑)
姉は本当に呆れるほどに、すごいパワーの持ち主だ。
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