森の中のティータイム

離婚を経験し子供達も独立 
暮らしの小さな発見をノートに。

マイケルのメッセージ

2009-11-29 | マイケル・ジャクソン
友人がmixiに貼ってくれたマイケルのメッセージ。



若い人たちが受け継いでくれると信じたい・・・!



追記:フィリピンでのエピソード
既に多くの方がご存知のエピソードかもしれませんが、
上の動画の言葉を裏付けるものだったので・・。
孤児院の子供たちに対するマイケルの気持ちが伝わってきます。
子供たちのためなら遅刻どころか・・・の、判りやすい人でした(笑)
ずっと、生き方のブレない人でしたね
コメント

ファイナル カーテンコール

2009-11-28 | マイケル・ジャクソン
一昨日書いたように、THIS IS ITの最終上映には
行く予定などなかった。
でも、夕方帰宅した娘が行きたいと言うので思い切って(笑)

既に空席は端の席が少しと、前列に少し残っているだけで
ロビーには人が溢れていた。殆どがレイトショー待ち。
全席指定にも拘らず、行列ができていた。

後ろの席には足の不自由な女性が座り、その人は大きな声で
ビリージーンを歌ったりと、始まる前から妙にハイ。
ちょっと不安がよぎるも、私だって似たり寄ったり。

飲めないくせに、ボトルに梅酒をお湯で割ったのなんて入れて
持ち込んでいたのだ。
誰も拍手しなかったら、その勢いで自分が率先してやろうと
企んでいたし、慌てて入浴を済ませてきたので、湯冷めを防ぐ
つもりもあって。

今回はダンサーさんたちのことも、だいぶ分かっていたので
彼らの表情にも注目でき、その気持ちが一層伝わるようだった。



ラスト、拍手の心配は全く無用で、誰も席を立たず大拍手が!
こちらでは初めての経験だ。
ああ・・この人のコンサートを、もう二度と観られないんだな
・・と突然込み上げてきて、しばらく立ち上がれない私を
娘が「大丈夫?」と覗き込む。
もしかして、娘はちょっと寂しそうな母を気遣って一緒に行こうと
決めたのかも・・とその時思った。

それにしても、
この人ほど世界中の人から愛された人は、いないんじゃないかな・・
としみじみ思いながら歩いた夜道。
ちょっぴりのお酒で火照った身体に、夜風がとっても心地良かった!

ありがとう。マイケル・・。

コメント (3)

THIS IS IT 見納め

2009-11-26 | マイケル・ジャクソン
鑑賞4度目の昨日で、一応見納めに決めた(笑)
後はDVD若しくはブルーレイ発売を待つのみ。
思いのほかちゃんと作られていた「スマスマ特別編」効果なのか
少し減り始めていた観客がまた増えていて、満席状態だった。

観るたびに不思議なのは、美しい森のシーンで自然破壊に対する
危惧や怒りを、マイケル自身の言葉でナレーションするところだ。
どういう目的で録ってあったのだろうといつも疑問に思う。

それが今日、吉岡正晴さんのブログ「ソウル・サーチン」を読むと
同じことに言及されていて驚いた。
これまでのコンサートの作りからして、曲でメッセージを伝える
以外、あり得ないと思っていた「語り」を盛り込むつもりだった?
だとしたら、このコンサートが今までよりも強い「目的」を持って
計画されていたというのも信憑性を持つ。

思えば、ずっとマイケルは自らの運命を知っていたかのような
メッセージを発信していた。
例えば・・
プリズンバージョンのTDCAUのPVでは、牢に入れられた
マイケルが不当な扱いに抗議している。

近年は、よく周囲の人に「生きているだけで幸せなんだ・・」と
語っていた。

「Leave me alone」PVの冒頭部分に、「Michael frozen for
50 years」と書かたタブロイド記事が出てくる。
(亡くなってすぐに友人から言われ、見返してみると確かにあった)
正確には状況とは違うけど、年数など象徴的。

本人以外のことでも、的中したことは数え切れない。
マイケルに特別な力が備わっていたというのもアリかもしれない・・
・・なんて思えてしまう。

だからもしかして、あのエンドロールも終えたその後に
わざわざ「ここで自分の時間に浸りたい・・ボタンをかけたりして
・・観客をじらす」と言って終わらせるのは、じらし続けてる
サイン?などと思いたい私(笑)

オルテガさんが演出した追悼式の終わりに、バックに「リベリ
アンガール」PVのラストでスタジオセットの上から、カメラを
構えゆっくり降りてくるシーンのマイケルが、大きく映し出され
ていた。これもサイン?だったらきっとどこかで私たちを見下ろ
して、くすくす笑ってるよね?なんて。

だから、映画を初めて観た時、
「I JUST CAN'T STOP LOVING YOU」の歌詞の途中間違った箇所も
「this time is forever」を「my life is forever」と、わざと
歌ってるかもって。それなら・・スゴイよ!って。

でも2度目で確認して foreverじゃないことに気付いた。
あれは「my life ain't worth living」のフレーズと間違って歌った
だけだと(笑)

でも吉岡さんも、綴っていた。
「エンドロールが終わり、ヒューマン・ネイチャーがかかる。ブレイクでストップしてマイケルが言う。『ここでボタンをかけ、自分の時間が少し欲しいんだ。そして観客をじらして~』 中略  マイケルは、映画が終わった後も観客をじらし、そして、マイケルの時間に浸っている。まだつま先立ちをして、たまたま瞬間立ち止まっているだけなのだ。それはあたかも、To Be Continued (つづく)と言っているかのようでもある。」と。
ここは同じだ。

これも以前の吉岡さんのブログ情報だったと思うけれど、
リズがツイッターで、何度も何度も映画に足を運んでくれと・・
いくつもの発信をしていたという。
リズがツイッターをやっているとは考えにくいけれど、
誰かの手を借りて発信したとすれば、この映画でメッセージとサインを
受け取って欲しいということかもと、つい考える。

時はまさにインフルエンザ真っ盛りにも拘らず、映画は盛況のうちに
幕を閉じようとしている。

アメリカ映画の犯罪モノによくある、証人保護プログラムで
マイケルは誰かの手から逃れるために身を隠してるに違いないなんて
勝手に妄想して笑われてるけど、地球のどこかにいてくれるなら
もう会えなくても、それだけでいいって思うのは私だけじゃないよね?

コメント (3)

一流の人

2009-11-18 | マイケル・ジャクソン
このところ、Yahoo!映画レビューをチェックするのが日課だ。
マイケルに関するマスコミ報道のいい加減さに憤り、また
それを信じた自分を恥じるという感想が最も多く、それらを
読みながら、少しずつだけれど癒されていく自分がいる。

長年続いたマイケルバッシングの間、残ったファンの心も
ズタズタだった。
周囲の人からは、嘲笑を含む言葉を浴びせられ、説明するのにも
疲れ果て、本当に苦しかった・・・。

彼を見てさえもらえれば、余程の勘の鈍い人でない限り、
どんな人かを判断できるのにと、ずっと信じてきた。
でもそれがこんな動機で訪れるのなら、望まずにいれば
良かったのかと、思わないでもないけど・・。

あの映画で見ることが出来るのは、ほんの一部のマイケル。
それでもこんなに多くの人が、彼を誤解していたと言っている。
この映画に、これまでのドキュメントを入れなかったことや
解説を入れなかったことを、残念だという向きもあるけれど、
それらを知ろうと思えば、今はネットで何とでもなる。

私は、オルテガさんの手法は正しかったと思う。
マイケルのリハーサルそのものを見せるのだという
徹底したマイケルへのリスペクトと、作品に対するプライドが
見ている者を、その場に引き込んでいく。

彼もまた「演出のマエストロ」なのだと思った。
(二つ前の記事のコメントで、Mariaさんのブログへのリンクから
TIIの感想をチェックされるとわかります♪)

先週3度目の鑑賞をして帰った私と入れ替わりに、会社帰りの娘は
また一人で観てきたらしく、その後に二人で話したことは、
たとえ一流のアーティストとか巨匠に成れたとしても、
彼のような「一流の人」には誰もがなり得るわけじゃないということ。


あの映画だけではわからない、それを証明する様々なエピソードを、
これから、この映画を観た人たちが知ってくれたら・・・
なぜ、強面のラッパーや大の男までもが、彼を「天使だった」と
言いたがるのか、知って欲しい・・。
それが、多くのファンの願いだし、それが最高の癒しにもなる。

奇しくもこの月に、93年の事件で告発した少年ジョーダン
チャンドラーの実父、エヴァン・チャンドラーが拳銃自殺したと、
今朝報道された。

ファンの呪いだと囁かれているらしいが、私から見れば
呪う価値もない最低の人間・・。死人にムチ打つのは
良くないけれど、この人にそんな情けはかけたくないのが
正直な気持ち(神よお許しを・・)
コメント (2)

WILL YOU BE THERE?

2009-11-05 | 絵・アート

その昔「フリーウィリー」と言う映画を観た。
日本では大ヒットまでには至らなかったが、友人と二人で
映画館で観たその物語は、私のお気に入り映画のひとつになった。

特にラストの、シャチが自由に泳ぐ美しい海の映像に被せて流された
「Will you be there」は、感動的だった。
アメリカでは子供たちが、ラストでこの曲を大合唱するという
現象まで起こったという。

この映画に登場したシャチの実際の名はケイコといい、この映画が
元々野生だったケイコを海に戻そうという運動のキッカケになった。
マイケルはこの話にいたく感動し、いち早くケイコを助けたいと
協力を申し出た。

でも、当時メディアは一斉に「マイケルが自宅に巨大プールを
作って、ケイコを買いたいと言っている」と報じた。
何をしてもどんなに善意からのことでも、全てが歪曲されてしまう
ことを、マイケルはどう感じていただろう・・。
それを思うたび、本当に悲しく切ない気持ちになる。

でも、私たちは知っている。
マイケルという人が、どれだけ意志強固で強い人かを。
こんな報道をされても、その後主役の少年との交流は続き、
その後の「Childhood」のビデオには、成長したその少年も出演している。


逮捕された衝撃のあの日も、後ろ手にかけられた手錠を、
私たちに見せるように、可能な限り高く掲げて見せた。
これはサインなのだと、ファンは思った。
私たちはその時、自分たちが歴史の証人になるんだと思った。
そしてそのとおりになってしまった・・・。

サインの話はまだまだあるけど、時間がないのでまたいつか。



かなり昔に、潰したキャンバスの上から描いた絵です。

油絵具の乾きを待つ忍耐強さがなくなったというか、
自宅が狭すぎてアトリエも持てないし、忙しすぎる私には
便利かなと思って、殆ど使ったことがなかったアクリルで
描いたもの。
慣れないので悪戦苦闘したことだけ憶えてる(笑)




コメント (4)

マイケル、喜んでいいのかな?

2009-11-04 | マイケル・ジャクソン
映画「THIS IS IT」が、好評だということで上映が2週間延長
されることになった。アルバムも初登場1位だという。

特別ファンというわけではない姉も、「行きたい」というので
11月2日、姉が会社を終えた後のレイトショーに、下の娘も
誘って2度目の鑑賞に。

ファンにしてみれば、観賞は同じファンと一緒に、若しくは
一人で行く方がいいに決まっているけど、誰かを誘う方が
少なくともマイケルのためにはいい。もういないのに、この
考え方が癖になっているらしい(笑)

その日昼過ぎには、忙しくて行けそうにないと言ってた隣県に住む
友人からも、興奮の電話が入っていた。
「行ってきたよ!!マイケル、何も変わってないどころか、新しい
ダンスまでしてたね! 涙が出て止まらなかったよ・・」と。

また出かける少し前には、スリランカのTちゃんから「こちらでも
上映が決まりましたよー!」と電話が。
良かったー!本当に良かったね!
もし自分がTちゃんだったら、悲しすぎると思っていたから。


観客は少なめだと思っていたら、ぎりぎりで着席する人が
わらわらと現れ、始まる直前までにはぎっしり。
一グループごとに一席ずつ空ける余裕で指定できていたのが、
一人で来る男性客などが、あっという間にその空席を埋めた。

でも今回は、気持ちも落ち着いてじっくり観られる自信があった。
リラックスしてダンサーのシーンもクリア(笑)し、一曲一曲、
わからないように小さく拍手し、ある所ではフフっと笑いもこぼれ、
足はリズムを刻み、時には頭も揺れたような(笑)

でも、ある所にくるとやはり涙が。
「I'll be there」で、お約束の「ジャッキー、ティト・・」と
兄弟の名を呼んだ後、「ジョセフ、キャサリン・・」と名を挙げる
ところで、ダァーっと溢れてくる。

ママはこれをまだ観てないというけれど、観たらどうなるだろう?
先に息子が逝ってしまうことだけでも、自分に置き換えたら耐えら
れないことなのに、こんな映像を遺されたらもう想像がつかないな
・・。だけど、だからこそママのためにも観て欲しいと思う。

終盤、膝の上に置いたハンカチを、隣の席の娘がそっと
手を伸ばしてとり上げ、自分も涙を拭っていた。
前回観て帰った私の顔を見て「お母さんの目、眼鏡はずしたのびた
クンみたいに(3 3)になってるよ」とからかった、あの娘が・・。

「初めてすごいというのが解った」と言い、「あんなにまだ踊れて
歌えること、何で隠してたん?」とも言う。
いや、隠してたわけじゃないけど(笑)  娘にしてみれば、
3歳からお母さんのマイケル好きに付き合わされて、いつも
自分の意思で観てきたわけじゃなかったという抵抗感はあったと
思う。

なのに、出先でインストがかかるとすぐにマイケルの曲だとわかって
しまうし、埋葬式で流れていたピアノ曲が「Will you be there」
だと私より先に判ってしまう娘には、脈々とマイケルの音楽の血が流れて
いると信じている(笑)

プレミア上映を観た翌日、とく●ネでは、笠●氏が感動した感想を
述べた後、「隣で観ていたピーコさんが終わったあと号泣してました」
と言い、また小●氏が「踊れないとかで自殺したんじゃないかと思った
ことを悔いましたね。」などと言い、「これは他殺だと思いました」とも。

ファンにしてみれば、いちばん多く偏向報道をした番組が、こんな
発言をするなんて。
沢山の人たちがこの映画のマイケルを観て、「今まで彼の
何を見ていたのだろう」と自らに問いかけてくれているという。
こんな日が来るなんて・・。

一般の人の認識が変わること。それは本当に嬉しい。
でも、メディアがもっと本当のマイケルを伝えてくれていたら
彼がどれだけ輝いていたかを伝えてくれていたら、彼が死ぬほど
回数を増やすまでコンサートをやらずに済んだのでは?と、思わ
ずにいられない。

叶うなら、私たちの大事なマイケルを返して欲しい・・。
コメント (5)