森の中のティータイム

離婚を経験し子供達も独立 
暮らしの小さな発見をノートに。

59歳の Michael へ

2017-08-29 | マイケル・ジャクソン
あなたが生きていれば、今日59歳の誕生日を迎えるはずでしたね
毎年この日が来る度に、そして「6月のあの日」を迎えるたびに
失ったはずのあなたの存在の大きさを
また確認してしまう私たちです
短い間だったけれど、あなたをこの世に送ってくれた神に感謝します
あなたが残してくれたメッセージが、どうか今こそ人々の胸に響いて
世界中の子供たちの「未来」を消さずにいてくれますように

Michael Jackson - Smile



昨日は、私の休みに合わせて一日早いマイケルの誕生日をririkoさんとささやかに祝いました。
久しぶりに行ったこのお店は、相変わらず「少し落ち着いた年齢」の人たちでいっぱいでした。
画像は趣のある玄関アプローチからです。

 

 

 

 

よく観ると、母子像が見えます。 この表情が動画のマイケルに重なります。

 

食事は女性には丁度いい少な目の量で、この後好きな飲み物が選べます。


では行ってまいります


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トメちゃ・・

2017-08-26 | 動物
今朝、いつものように出勤前にくるさんのブログを覘いたら、先日倒れたあとも頑張ってくれ
ていた「トメちゃ」が、昨日亡くなってしまったと知りました。

くるさんの必死の介抱もあって、奇跡の復活を遂げていたと思っていたのに・・
でも、トメちゃ、本当に頑張ったね。
見守っていた沢山の読者さん同様、私もくるさんのところにお疲れ様のコメントを入れようと
したけど、鼻水が止まらず、手が震えて、だからせめて「この場所で」と。
でもこの日記さえたった数行なのにミスタッチする;;

先日、家にある「くるねこ」数冊を、職場の若い猫好きさんに貸したばかりでした。
彼女のお母さんも読みふけっているそうで、「おばさんとトメ」も貸そうと準備していました。

トメちゃ、くるさんのところに居られて幸せだったね☆ 沢山の癒しと笑顔を有難うね☆
      「あばえ」 またいつか☆
 
くるねこ大和 じんわりトロくさいトメ猫
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海外のインテリアに見る「暮らしの楽しみ方」

2017-08-24 | DIY・ハンドメイド・クラフト
私とは程遠い暮らしではあるけど、子供の頃から洋雑誌のインテリア特集を観るのが
好きだった。
もちろん父が好きだった洋画を、私も好きだったのは、ストーリーそのものもだけど、
その中のインテリアが観られることもその理由の一つだった。

結婚した当時、家に遊びに来た小さな姪が「〇子ちゃんの家は貧乏なの?」と訊いた。
その頃多かった重厚そうな色味の合板の家具ではなく、白木のチェストにベッドマット
レスを二つ重ね上から若草色×生成りのチェックのカバーを掛けた我が家は絨毯も若草
色の、今でいう「北欧風」だった。きっと姪には自分の家との違いが気になったのだろ
う(笑)

私の中では、日本の製品の品質はもちろん嬉しいが、デザインが良くないことが長い
間不満だったが、二人目の子供が生まれたころ、地元のデパートのインショップとし
て小さなコーナーに「無印良品」が登場した。まだ知名度は低かったけれど、以来ずっ
と私のお気に入りだ。その子が30代半ばを過ぎたので、もう随分長い付き合いになる。

けれども最近不満なのは、当初の購入しやすかった価格が、寝具類などに特に変化が
見え始めたことだ。リネンのカバーだというだけで、一万円近いのはビンボーな私に
はイタイ出費;
最近は「パッケージをシンプルにしたり色味を押えてシックにしたモノ」が他のブラ
ンドにも増え、消費者の観る目が肥えてオシャレになった。

自分が選ぶ暮らしの必需品にも、ついデザインの良さを求めてしまう(それ故の失敗
は過去の日記に挙げたとおり・笑)だが、自分が住んでいる古い小さな部屋の中で、
少しでも楽しく暮らせるようにと、工夫するのは、私にとってとても大切なこと。

その点でも、無印など近頃は「無難」を追い求めすぎて「面白み」に欠ける気がする。
日本のインテリアブームも、誰かが「白黒」をオシャレに見せれば、一つの流行に一斉
に流れるのがやや気になる。

そんなこんなで、昔目を輝かせて観ていた洋雑誌と同じような感覚で観られるこちら等
は、インスタに圧され気味だけど、私のお気に入りの場所だ。→ pinterest

暮らしを楽しむ余裕を感じて参考にしたくなるし、自分も頑張ろうと思える☆
さて、今日も行ってきます♪
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 猫に踊らされる

2017-08-23 | DIY・ハンドメイド・クラフト
ひとつ前の日記をアップし終えた後、久々に長姉と出かけることになっていたので支度し、
(起床して二時間くらいの間、湿気を飛ばす目的で放置している)敷き布団を、いつものように
畳んで仕舞おうと寝室に行くと、その日初めて使用し日記にも書いた「リネンの敷きパッド」に
直径30センチくらいの、丸~い大きなシミが・・!

「やられた・・;」とガックリ。私が日記に集中し放置している間、そう言えば退屈した猫たち
が出たり入ったりしていたっけ。恐らくコタがスプレーし、福がそこにオシッコをしたのだ!
(何度も言うが、福太郎はスプレーの習慣さえなかったので、本気のオシッコで返してしまう)
敷き布団には、彼らも毎日添い寝しに来るので「ここには絶対にしない」と思っていたんだけど
・・・・・・ああ、やっぱり私は「詰めが甘い」;;

急いで敷きパッドを二枚洗い、少し滲みてしまった硬質マットレス(これもまた夏前に新調したばか
り)の裏側から、臭いを消す水をスプレーし、下にしたマットレス表面の下にはバスタオルを置き、
硬いマットレスの上からギュウギュウと踏む。汚水をタオルへと押し出して、それをバスタオルを替
えては数回繰り返し、最後にマットレスを立てかけて乾燥させる。その頃にはパッドの洗濯が終わっ
ていた。

毛布や布団などを洗う時のために買ったこちらの「大物洗い用洗濯ネット」は、円筒形になり便利☆
  (画像は薄手の羽毛布団を洗った時のもの)

       

 

53×123㎝の長方形のネットに合わせて布団を畳み、長い辺にあるピンクのファスナーを先に閉めて、次に短い
2辺を突き合わせ、ブルーのファスナーを閉じると、内側に空洞ができ、この形になる。
ピンクとブルーの色が気に入らないけど、この際文句は言わない(笑)

 

その間、長姉から「〇ちゃん(すぐ上の姉)も一緒に行くことになったから、少し遅れるよ」と電話
が入り、こちらも都合よくそれまでに作業を終えることが出来た。
出先では姉妹三人でカフェにも寄り、暫くおしゃべりに興じ、帰宅した☆

さてどうしたものか・・と、猫たちのことであれこれ考えるが良いアイデアは浮かばず。
長女が落ち着いたら福太郎を迎えに来るらしいが、それまでどうしよう。
取り敢えず色々試している。
まずは爪とぎをあれからさらに増やしてみた。以前の、

 

 

に加えて、木製の壁掛けタイプとして使うこちら(左)とこちら(右)

 
右のは「段ボール製に比べてカスがでなくてイイ」と、以前も買ったけど使ってくれなくて
捨ててしまった過去が。でも「この際、色んな種類があった方がいいかも」とまた☆
今回は福太郎が使ってくれてマス。

左のは色が安っぽいので、爪とぎ部分を外した枠に安全な「ワトコオイル」を塗って、
 

そうしたら、塗った所にボンドが残っているのか色が乗らないところがチラホラ。ムラになり汚い;
なので、持っていたセリアのミニナンバープレートシール?をソコにペタリ。

 

猫たちに爪とぎをされてすっかり汚くなった籐のベンチの背にも、残りのワトコオイルを塗ってみた
ら、遠目には目立たなくなった?・・気がする;
 



猫に翻弄される日々だけど、この寝顔を見ると、怒れないのよね ┐('~`;)┌

 



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一か月ぶりの連休に

2017-08-21 | DIY・ハンドメイド・クラフト
昨日の日曜は、町内の私たちの班に集会所の掃除当番が回ってきていたので、一か月前に有休
申請していた。 お陰で、娘が帰省していたおよそ一か月前以来全くなかった二連休に☆
職場で毎年8月には、旅行のためやお盆休みを申請する人も多くて人手が足りず、有休がとり
にくい。

それでも、結婚していた頃に毎年お盆正月は義母の故郷で過ごすことを強要された事に比べれ
ば、ずっと気が楽だ。 連休が無いのは辛いが、休日は若い人より一日多くもらっているし^^;

その掃除も午前中に終わり、思いがけずできた午後の余白時間に何をしたかと言えば・・

 
二種類の布を接いで、綿麻の生地でピローケースを作った。
       

 

先日セリアのフリークロス二枚で作ったものも快適に使っているけど、洗い替えのカバーも
古くなったので、そろそろ作り替えようかと思い立ち、沢山在庫?がある布たちを物色した
ら、大好きな綿麻のピンストライプを発見したので☆

枕の下にはリネンの敷きパッドを合わせて、見た目にも快適に^^
実は、娘が帰省後あまりの寝苦しさにリネンの敷きパッドを買い、快適に眠れるようになっ
たと聴き、私も以前から検討していた生協のカタログから購入を決め、届いたのがこちら↓

 

 

その後ちょっと疲れたのでネットを一巡して、それから気になった記事が載っている雑誌類
を処分した。 革の端切れで作る靴のアクセサリーを作るためにとっておいた資料(単に雑
誌の靴特集なのだけれど)には、作りたいデザインを自分でラフスケッチしていたり(笑)

        

好きなレゾリヴァードの特集などもあったけれど、思い切って処分。

 

右の短パン。生地が先日作ったふうちゃんのブラウスと同じ。既製品になると手の出ないお値段@@;

 
↑のブラウスは、長姉が購入したままやはりデザインが可愛すぎて(笑)、私の二女にくれた。
二女にはこの価値が判らないので(笑)普段着になっていたが、とても似合っていた。

他に処分したものは、クローゼットにあった幾つかの服。

 

左の長女のものだったダッフルコートは、色は好みだけど「ウール」が重くてもう私には無理。
右のジャケットも長女から二女に移行したもので、素材こそ麻だがいかにも安物の「裏地」が暑苦しい。
そもそもせっかくの麻を、どうして一重(ひとえ)にしなかったんだろう。端の始末が面倒だからかな。   

その長女が先日ひょっこり来た。ちょっとした私への依頼があり、それを終えるとすぐに帰った。
最近、通路から長女とよく似た靴音が聴こえる度、玄関に走っていく小太郎は、この日も娘が帰る際に
淋しそうに見送った・・。

         

長女が持ってきた果物と、その後姉がくれた小玉スイカで、狭い冷蔵庫はギュウギュウに。
 

でもこれらの作業の後に戴く果物はまた格別☆ ああ幸せだ~♪

さて、娘一家の近況を見せてくれているインスタに、こんな写真が。



洗濯物を干す際に、ふうちゃんの服のポケットから出てきたとか。
娘がこれ何?って聞いたら「ご飯の時のだよ」いつの?って聞いたら「ばあばとおばちゃんと食べたときの」
って。先月帰省中に食べたお子様ランチの飾りを、こっそりポケットに入れたまま何度か洗濯してたらしい(爆)
    可愛いぃぃっっ!

思わず画面をキャプチャーし、画像ソフトに貼り付けて切り取り保存したけど、メンドクサイ;
インスタの画像ってどうやったらそのまま保存できるのかな?
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オバマ元大統領のツイート

2017-08-17 | マイケル・ジャクソン
米国・バージニア州で白人至上主義を掲げる団体と反対派が衝突し、反対派の女性が死亡
した事件の翌日に、オバマ元大統領が投稿したツイートが大きな反響を呼んでいるそうだ。

故ネルソン・マンデラ(Nelson Mandela)氏の言葉を引用し、「生まれたときから肌の色や出自、信仰の違いを理由に他人を憎む人などいない」と書き込んだ。

ツイートには、黒人の女の子と金髪の男の子を含む4人の幼児が並ぶ窓を同氏が見上げる場面を捉えた写真が添えられた。このツイートはグリニッジ標準時(GMT)16日午後1時(日本時間同日午後10時)現在、320万件の「いいね」を集め、リツイート数も130万回となっている。

 オバマ氏は今回の事件について、マンデラ氏の引用以外のコメントは出していない。13日にはさらに写真のないツイート2件も書き込み、それぞれ100万以上の「いいね」を集めている。

 これら2件のツイートでは
「人は憎しみを習得する。憎むことを身に付けられるならば、愛することを学ぶこともできる。愛は憎しみに比べ、人の心に自然に生まれるものなのだから。─ネルソン・マンデラ」と書き込まれている。


「両方の側に責任がある」と発言し、物議を醸しているトランプ大統領とは、何という違い!
南アフリカの反アパルトヘイト(人種隔離政策)運動に関わり、27年もの間投獄されていた
マンデラ氏が、後にアパルトヘイト撤廃に尽力し同国の大統領となった後、何度も訪問してい
たマイケル。
彼らがその後長い間友情を育んだことは、ファンなら誰でも知っている。


マイケル・ジャクソンとの交友

ジャクソン死去の際マンデラは、
「マイケルの余りにも早い死を本当に残念に思います。彼は定期的に南アフリカを訪れ、ライブを披露してくれるようになり、我々は親しくなり、彼は家族同然の存在になりました。私は彼の素晴らしい才能、人生における様々な悲劇を乗り越えて来た彼を心から尊敬しています。マイケルは音楽界の伝説です。彼を失って本当に悲しいです。彼の死は惜しまれ、彼の功績は末長く受け継がれていくことでしょう。」
と追悼のコメントを残した
(wikiより)

彼らは「人は平等であり、誰も、誰からも、差別されるべきではない」という主張を貫いてい
たことで、一致していたのだろう。

 

さあ、今日も暑くなりそう。 行ってきます。
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詰めが甘い

2017-08-14 | 思い・つれづれ
ニトリで体重計を買った。

二カ月ほど前に、自分でも少し痩せたような気がして体重を測ったら、やはり2キロ以上落ちていた。
その頃は上司が常駐していて(別に上司が嫌だとかではないが;)一秒も気が抜けず、何かとしんどか
ったせいかも。 

一か月前にその上司が担当するエリアが増え、こちらには週一くらいしか来なくなった。  
少し緊張が溶けたのか、或いは痩せたことで気を抜いてカロリーを気にせず食したせいか、あれよあれ
よと言う間に元の体重に戻ってしまった(笑)

節制に励み何とか一キロ落として今に至るが、その後体重計が電池切れのエラーを表示し、それが何度
新しく入れ替えてもすぐにエラー表示になり、あれこれ試したけど、どうやら壊れたらしいと判断。
体脂肪なども測れる、当時としては結構なお値段の物だったので、今度は安価でスッキリコンパクトな
モノを、と探していた。

第一候補は無印良品のもの。



次の「無印良品週間」まで待つかなと考えている時に、ニトリでふとこちらの体重計に目が留まり、
「価格は無印の半分程なのに、デザインがより角ばっていて私好み」とあっさり購入した。

 

でも、もしかしたら先日購入して「失敗だったなー」と思っているタワーファン同様、「安物買いの
なんとか・・」だったらどうしよう。
今の所、快適に動いてくれてるし、一応「タニタ」の製品だしね;とも思うけど。

その「タワーファン」は「YUASA」の製品。
キッチンに置く扇風機が、去年の夏に壊れて廃棄して以来、「もう扇風機は一台でいいかな」と思っ
ていたけど、先日二女が滞在中に料理してくれた際、「暑くて死にそうだった」と言うので娘たちを
見送ったその足で、駆け込んだデオデオで買ったもの。

狭いキッチンに置くので、今度はタワーファンにしようと、展示されていた商品の中では一番カラー
デザイン共に私好みだったこちらが目に留まり、即決したもの。

 

一般的に「タワーファンは音がうるさい」なんて評判をちゃんと調べもせずに、店頭に並ぶ「白いプ
ラスティックのおもちゃみたいなの」が嫌で、ただそれだけを避けて選んだせいか、案の定「運転音」
が「弱」でも結構大きい事にびっくり。
それから、この時の購入価格は↑のネット上の価格に比べてもう少し高く設定されていたので、その価
格にもう少しプラスするだけで、DCモーターでリモコン付きで音もずっと静かな製品がネットにはあ
ることも後で知った;

私って、本当に肝心な時に詰めが甘い。デザイン重視の拘りで「仕様」を後回しにすることによる失敗
が、本当に多い。 反省することしきり・・。

 
     「ホント、お母さんって」
 
          「詰めが甘ーいのよね」

こちらの籐のベンチはあの時必死で選んだだけあって、今でもデザインも軽さもお気に入り。
家族が減って普段は物置になっていることが多いけど、誰かが来たらやはり出番が
くるので、捨てられずにいる。一度は捨てようとしたんだけどね(笑)

       

昨夜は毎年大勢の見物で賑わう「関門海峡花火大会」が開催された。
この花火大会にはちょっと苦い思い出がある。あれは父の初盆の年。
夫からの許しが出て実家に戻っていた私を『子供を海に連れて行くから』と連れ戻しに来た夫。
「海」というのは、夫の母を連れて行く「山陰にある義母の実家」のこと。

夫は結婚して以来、毎週末家族全員を連れて実家に帰るばかりではなく、毎年盆正月には三時間
かけて母親の実家に義母を連れて行き、それに同行することを私たちにも強いた。そして数日間
滞在した。 32年前の「御巣鷹山の墜落事故ニュース」も、その家で観たのだった。

それでも流石にこの年はそれもないだろうと思い、「父の初盆なのに」と私が言うと、夫はまたも
暴力に出て、この時、私は夫と別れることをとうとう決心したのだった。 

その数日後の花火大会に、夫に同行した長女以外の二人の子を、満員の電車に乗せて連れていっ
たのだ。あの時人ごみの中で、しっかりと離れないように握った子供たちの手の感触を私は一生
忘れない。
「これから私は一人でこの子たちを守らねばならない」と、覚悟したあの日。


あれから何十年経っただろう。あれ以来、私は花火大会に行く余裕もなかったけど、子供たちが
家を離れた今年、(建物の屋上からだけど)その花火を楽しんだ。  
私は子供たちに沢山の楽しい思い出を作ってやれただろうか。 思えば子供たちには不憫な
思いをさせてしまったかもしれない。 最近の若いママがインスタグラムなどで公開してい
る華やかで楽しげな子供たちとの豪華な旅行風景などを見るにつけ、私が与えてやれなかっ
たそれらが眩しく見える。

それが、有名人による見栄や自己顕示欲の産物でない限り、私は「良いこと」だと思う。
なぜなら、母親とは日常でどんなに頑張っても「誰からも褒められることがない」からだ。
だからインスタやSNSに載せる為に「ちょっと頑張って料理」したり「遊びに連れて行っ
たり」するのも、「虚しい気持ちを抱え、子供に無関心」よりはましだと思える。
誰かから褒められるなら、「また頑張ろう」と思えるのかもしれないし・・。

それでも、形ばかりではなく、心に刻み込むことは、そういった「楽しみ」ばかりではない
とも思う。子供たちと一緒に作ったことや失敗したことも思い出になる。
私がお鍋で作ったピラフが、圧力で蓋が開かなくなってしまって、お腹を空かせて待つ子供
たちと一緒にあれこれ試したことなどは、今でも思い出すたび大笑いなのだから(笑)

子育てには「成功体験」も大事だけど、「失敗から学ぶ」ことも大事だと思う。
(私はこればかりかもしれないけど;)
初めは形からスタートしたことであったとしても、それらを重ねることで絆が深まるのなら
インスタも悪くはないと。
親子が積み重ねた日々は、どんなに後悔しても取り戻せないのだから(自戒を込めて)



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眠れぬ夜の過ごし方

2017-08-07 | 映画ドラマ
こんなに疲れているのに、ここ最近、夜になると眠れない。

突然始まった猫たちのスプレーとおしっこ(粗相ではなくわざと)の応酬に、洗濯や拭き掃除
が深夜にまで及ぶこともあり、やはり二匹を引き離すしかないかもと考えたり、でもまだその
段階ではない「一人暮らしを始めた娘」に、どちらかを面倒見る余裕があるかとか考えると、
やはり猫が犠牲になるのは可哀想と思ったりで。 また不眠モードに突入・・。

でもクヨクヨ悩むより、出来る限りの工夫をして、何とかやり過ごすよう心掛けている。
さて、そんな時に、二女から電話で「『世界一キライなあなたに』という映画が良かったよ」
と教えてもらったので、休日前夜、早々に簡単な夕飯を済ませてそれを鑑賞した。

ラブコメが好きではない私は、タイトルだけ聴いて「お母さんはあまり・・」と言ったけど
娘が「そんな類のラブコメじゃないよ。お母さん絶対好きだと思う」と言われその気になった
のだ。
なるほど、確かにこれは良かった☆

 

まさに「命の輝き」に満ちた女性と、「順風満帆な人生の途中で、突然身体の自由を奪われ、
生きることに絶望した男性」との「恋の話」に終わらず、その結末には賛否両論あるようだ
けれど、観た後に静かな「余韻」が残る。

それから、主人公の女性の何と活き活きとした表情が魅力的なことか。決してスタイル抜群
とかではないのに、彼女の、時には大きく上下する「ハの字眉」やキラキラとした瞳、それ
から「奇妙」な服装のセンスさえも素敵に見えるのだから。

Photograph - Me Before You



生きる歓びは人それぞれだろう。 全てを断たれたら、絶望の中で私はどうするだろう。
でも自分の命は自分だけのものではないのだ。
この年齢で、身体のあちこちに故障があっても、今生きているだけでスゴイことなのだ。
もしかしたら、ただ生きているだけでも誰かの役に立っているかもしれない。

深夜に録画していたNHKの「告白~満蒙開拓団の女たち~」を観た。
敗戦直後、旧満州で中国人が暴徒と化して日本人の村を襲ってくるのを「ソ連兵」から守っても
らうよう依頼した際、見返りに求められた「接待」に従事した十代後半から20代前半だった未
婚の女性たちからの聞き取りにより制作された番組だった。

今健在な三人の女性からの「接待」の話は・・本当に耳を覆いたくなるような悲惨な体験だった。
五木寛之さんが、以前新聞の連載の中で、満州から引き上げる際にソ連兵から母親が自分の目の
前で受けた「屈辱」を告白していたが、あの記事を読んだ時の衝撃を思い出す・・。

韓国従軍慰安婦だけの話ではない。 このような話はどんな国でも多かれ少なかれ聞かれる。
絶対に二度と「戦争」などしてはならないと、私たち世代は父や母から聴いて育った。
でもこのような話は、本人の告白なしでは決して公にはならない。「恥」として心の奥にしまっ
ているからなのだろう。 この告白は、もう「あと少しで消える命」が、「話すべき」と勇気を
振り絞ったからこそのもの。

闇から闇に葬られがちだからこそ、「戦争の犠牲」は測り知れない。
それが今は一触即発の危機に瀕している。 この番組はその一つの「警鐘」でもある気がした。
彼女たちの勇気を無駄にしてはならないと思う。


昨日は何処かの温泉帰りの長姉が職場に迎えに来てくれて、近くで夕飯を食べて帰った。
久しぶりのジューシーハンバーグ。美味しかった。
ご飯が美味しい。ただこれだけで幸せになれる。

先日は郵便局の帰りに、あまりの暑さに思い切って最近オープンしたカフェに入った。
最近病を得て、ますます近所さえ出歩かなくなった友人を、その朝電話をくれた際に誘った
けど、断られていたのだ。
思ったほど広くはなかったけど、私には珍しく人見知りせずオーナーとお喋りし、エスプレッ
ソをかけて頂くアイスクリームの美味しかったこと☆

旅行も行かないし、遊びもヘタだけど、ささやかな楽しみくらいあっていいよね。と思う今日
このごろ。
色々悩みはあるけど、昨日と同じ今日があることを、当たり前だと思ってはダメ。
「今」を生きる。それだけ。(自分を励ましてみる・笑)

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夏の疲れを癒すもの

2017-08-06 | DIY・ハンドメイド・クラフト
料理が得意とは言えないけど、やはりこの時期は私なりに暑さを乗り切る食べ物を
少しは工夫します。 でも仕事から帰ってアレコレ作るのは、この時期、特に面倒
しんどいので、冷奴などの火を使わない料理がどうしても多くなります。なのでそ
れらに添える常備菜が重宝します。

まず、毎夏必ず作る生姜の醤油漬け。夏に食欲がなくなる私たちのために、母が作
ってくれていたモノで、結婚してからは自分で作るようになったこちら。これなし
では夏を乗り切れない私;(画像は使い回しのものがあります)

 

刻んでお醤油と一緒に瓶に入れるだけだから簡単。今夏も何度も作ったけど、↑もう
残り僅かの画像です;
そして、オクラのめんつゆ漬け↓これも簡単。茹でて大きくカットして稀釈しないめん
つゆに浸けただけ。これも数日は日持ちします。

 

それから、こちらは夏に限らずエノキダケを沢山いただいたり安く買った際に、出汁
と醤油、お酒・みりん等で煮詰めて作るもの。売っている「なめ茸」の瓶詰とほぼ同
じ味にできあがります。山芋の千切りと和えたり、色々使えるので便利な一品です。

 

さて、食べ物だけでは心の栄養は満たすことが出来ないので(笑)、私の癒し「手仕事」
を少しだけでもすること。

この時期の外出はほぼ麻を中心にした服を身に着けることが多いのですが、そういっ
た服の殆どは胸元が大きく開いたものが多く、涼しいけれどだらしなく見えるのです。
同じ理由で、先日不倫記者会見で白いワンピースを着た斉藤由貴さん(流行りの抜き
襟だと思うけど)が、私にはちょっとだらしなく見えました。
    
     

多分、昔より太ったとは言え、私は標準より肩幅が狭いからだと思います;なので
普通の服でも、襟元だけがブカブカして「オフショルダー」っぽくなるのです。
これまでは簡単に襟のデザインを変えたりしていたのですが、もうこの時期にそん
な作業は出来ない!で、こんなピンを作りました。 女子アナウンサーが、ピンマ
イク?を胸元に留めつけているのを見て、「そうだピンを作ろう」と思いつきました。

 

 

ユニクロのセールで買ったゆったり目の綿ブラウスに、こんな感じに着けてみたり

 

 

 組み合わせるボトムにより、色を変えると少しだけ感じが変わります☆

また、無印のリネンブラウスにも。このボタンを見つけたときは用途を思いつかなかった
けど一目ぼれで買ったものでした。使い道が見つかって良かった^^;

 

こちらの白いのは、この時リフォームした「ユニクロ」です。形を詰めてもやはり大きくてあまり着なかったもの。

 

思いついたらすぐ取り掛かることができないと先延ばししてしまうから、私なりに作業し
やすいレイアウトにしていますが、先日も娘に「まだモノが多い」と言われました(笑)

 

 

私が作業している時は、猫たちも大人しくしています・・(しっぽがダラリン・笑)
 

 

 

おっとこんな時間!仕事に行かなきゃですね!
今日も頑張ります☆

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母に愛されたい子供たち

2017-08-03 | 思い・つれづれ

昨晩「母ちゃんに逢いたい」という番組を観て、以前読んだ井形慶子さんの本を
思い出した。
本のタイトルは個人的に興味があって購入した「母親に愛されたい娘たち」。

この方の根底にあった母親への憎悪のようなものは、恐らく「貴女が生まれてきた
ばかりに私の人生は台無しになった」という意味の言葉を、幼い頃から事あるごと
に母親に言われたことにあったと記憶している。 

この「母ちゃんに逢いたい」という番組に登場した子供たちとはある意味「真逆」。

このような「~に逢いたい」という番組の類では、徳光さんなんかが大泣きするよ
うな「生き別れ親子」のケースが多く、そういった番組では思わずもらい泣きして
しまうワタシだけど、大抵は子供たちの健気さに涙してしまうのだ。

この番組でも、ひとり親になった母親から施設に入れられた兄弟の一人が登場し、
北九州に居る母親を訪ねて「なぜ僕を施設に入れたのか」と問いただした。
三人の子供を抱え老母を看ながら働く母の事情を、少しは理解はできるようになっ
たとは言え、二十歳の彼は母が作ってくれたカレーを食べて涙するのだ。

この青年同様、殆どのこういったケースの子供たちは決して母を責めない。
自分たちを捨てて男性に走ったり、行方をくらました母親であってもそうだ。
彼らは「母に愛されたかった」という欲求を、ただ「埋めたい」かのようだ。
だから会えただけで嬉しく、恨み言の一言も出ないのだろう。

それでも、私自身が同じ状況だったからこそ、もっと一緒に暮らせる術があった
のではないかと思ってしまった。
私も彼女同様、お金もなかったけど、それでも同じ北九州で同じ三人の子供たち
との暮らしを選んだ立場だから。

男性と逃げるなんてとんでもない。ただ子供たちと安心して暮らせるだけで良か
った。「好きな人」は決して恋愛対象などにならない「マイケル」だけだったし(笑)

なのに・・
私は一人の子供を除いて「感謝」されるどころか「恨み言」まで言われるのよね(苦笑)
これ以上「愛されたい」なんて思わない程子供にとって「鬱陶しい」存在になること。
それが「子育て」の「完結」なのかも・・と自分を慰めよう。



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