森の中のティータイム

離婚を経験し子供達も独立 
暮らしの小さな発見をノートに。

ソレイアードで小さな手作り

2008-05-15 | DIY・ハンドメイド・クラフト
25㎝×40㎝の小さなソレイアードの端布を使って
カフェマットとタオルハンカチ(の縁どり)、ラフィア
バッグの蓋など、3点を作った。

ピンクという色を、ファッションやインテリアに殆ど使わない
くせに、なぜかソレイアードのこれだけは好きで、
でも高くて冒険はできないので、まずは端布から(笑)
裏生地に麻の自然な色を使ったから、ちょっと派手さが
抑えられたかも。



これがソレイアードという名前だということも知らなかった大昔、
洋書の南仏の写真で見て一目惚れした薄グリーンの柄。
強く惹かれたのは、インドネシアのジャワ更紗やインド更紗の
蝋染めに通じる雰囲気があったからかもしれない。




大昔フランスの政府が、自国の産業を保護するために
当時もてはやされたインド更紗の輸入を制限したことから
このテキスタイルが生まれたらしいことも後に知り、
南フランスの伝統柄が更紗そっくりだったことに納得。

そう言えば日本の絣柄も、南米のグァテマラにそっくりの
ものがあった。
もしかしたら、どちらかが魅せられて真似たものがルーツ
だったりして。不思議なロマンを感じる~。

さて、これも先日アップした安い端布を、
ミミのフリンジを利用して上下小さな三つ折りだけ縫って
作ったかんたん日よけストール。
白Tシャツなんかに、ちょっと合わせるだけでおしゃれに
見えそう♪

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廃物利用の棚

2008-05-09 | 雑貨インテリア
昨日の午後、片付けの途中でふと目に入った、鏡の割れた姿見。
娘が買った物だけど、枠だけが捨てられずに残っている。

我が家の狭さでは、物をいくら制限してもすぐに溢れてしまう。
家具は増やせないので、日常的に収納場所不足が悩み。
で、娘の了解を得てこれを利用した棚を、唯一空いている天井
近くに作ることにした。

ちょっと不格好だけど1時間ほどで出来上がったのがコレ。




因みに画像は歪んでますが、一応、棚も下の額も実際は真っ直ぐです;
でも、下から見える姿見の裏面部分、ビスが目立つなー。
今度これも白く塗ることにしよう。
(いつもコレだけど、先に気づけよー;笑)
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ナチュラルに生きること

2008-05-08 | 雑貨インテリア
お仕着せのレジャーランドというものが、どうも苦手な私。
多分、子供の頃から山や海、川や野原といった自然環境の中で
過ごすのが大好きだったせいだと思う。

どちらかというと文系で、活発な子供ではなかったけれど
どんこ(魚)や花や動物、鳥たちと戯れ、時には母が作った豆のサヤ
から中身を取り出すのを手伝ったり、あるいはただぼーっと見ていたり。
母と一緒に摘んだヨモギが、重曹を入れた湯の中で鮮やかな緑に
変わるのを見たりするのが大好きだった。

餃子はいつも皮から手作り。母が中国人のコックさんから直に
習った水餃子は美味でいくらでも食べられた。それをまた食べたくて
先日、小さい頃皮作りを手伝った記憶を辿りながら、娘と麺棒で
悪戦苦闘した。

何とか出来上がった時の嬉しさはひとしお。
娘とあーだこーだ言いながら作るのも楽しいし、
母と私たち4姉妹が、昔こうしてレジャー以上の楽しみを持って
いたことを、懐かしく思い出せた。

何もかも与えられた今の子供達は、本当に豊かなのだろうか。
自分で作り出す歓びを持っているだろうか。
子育ての間、幼い息子にゲームソフトを欲しいだけ与えた夫に
投げかけた疑問は、私と夫との生き方の違いにも通じていた。

ブームでただ終わる「ナチュラル」は、私には似合わない。
ちゃんと根を張った「自然と共に生きること」が肝心なのだと
思っているから。
だから新品をアンティーク風に見せかけることにも意味がないし、
アンティークは自分が(あるいは誰かが)使い込んでこその価値が
あると思う。

先日、大好きな骨董と植物の店「アルブル」さんで麻糸を安く買った
帰り道、実家に寄り、母が裁縫箱として使っていた古びた木箱を
姉から貰い受けた。

帰宅後すぐに洗い、放置していた間の埃や汚れを落とし、何度も
ヤスリやペーパーをかけては磨くということを繰り返し、少しは
マシになったので(笑)汚れの酷い蓋部分にだけ色を塗り、錆びた
取っ手には金属磨きで輝きを取り戻し、壊れた蝶番を付け直して
何とか母の愛した裁縫箱が蘇った。

 
      

物を大切にし、手入れして永く使う。
生きている限り、そういう生活を続けたいと願う。
こういう歓びは、多分娘たちにもわからないだろうけど
何にも代え難い充実感を、私に与えてくれる。



アルブルさんと周辺の素敵なお店の玄関ディスプレイ。
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森に行く幸せ

2008-05-07 | 写真画像
この連休中は、姉の運転で1時間以内で行ける近場ばかりの
ドライブで、新緑を存分に堪能した。

特に良かったのは、近くに住む動物好きの友人が教えてく
れた、わんこがたくさん散歩している緑いっぱいの公園。
ここでは犬も大人も子供もお年寄りも、みんなゆったりと
寛いでいて、私たちも見知らぬわんこに触れさせてもらい、
飼い主さん達ともおしゃべりを楽しんだ。

そして毎年恒例の水源のある森。
この森の奥まではとても入れないけれど、この水源の周囲7キロ
を、2時間かけてゆっくり歩くと、どんなに気分の優れない時も
すっきりと気持ちが晴れてくる。



森に行く時は手作りのお弁当持参で、コーヒーもポットに入れ
持参した。
美味しい空気には、お腹も心も満たされるらしい。
いつも外食の多くなるこの時期だけれど、今年は一度カフェでお茶して
後は美味しいと評判のうどん屋さんに入ったくらい。


森の周囲を歩いていた時、去年の暮れ近くに会った友人から
託された一冊の冊子のことを思い出した。

それは熊の棲む森を取り戻そうという、一人の女性教師とその
生徒達の熱意から生まれた環境活動「日本熊森協会を広報するもので
もっとたくさんの人にこのことを伝えなければと実感。

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