森の中のティータイム

離婚を経験し子供達も独立 
暮らしの小さな発見をノートに。

捨てるべきか迷うモノ

2012-10-31 | DIY・ハンドメイド・クラフト
このところ、家の中を物色しては不要品を捨てている。
中には思い出が詰まっていてなかなか決心がつかず、時間をかけ
やっと捨てたモノも。 少しずつ気になっていたあれこれを片づけ、
老い支度?を進めるというのが、今私の周囲の人の間でブームのようだ(笑)

きっかけは姉の怪我で血圧の異常な高さが判明したこと。
姉は血圧の治療をしつつ、もしもの時を考え「エンディングノート」を作っている。
その後、家族や友人も相次いで軽い気持ちで検査を受けたところ、皆少しずつ血圧が
高めだったり、血糖値や肝臓の数値が要検査に引っ掛かったり。
     
私も血圧だけは自分で測ったけど、何度測っても130~139と出て、
低血圧気味だった以前よりもずっと高いと判った。

母はガンが発見されるまで血圧が高かったが、自分が糖尿病だと知らなかった。
父も若いときには低血圧だったのに、60歳代になって高血圧に転じた。
そして仕事先で脳幹出血を起こしあっけなく亡くなった。
叔父は40代の若さで心臓発作で突然死した。

なので私たち姉妹も皆、糖尿や血圧の高さから起こる血管の病気には不安がある
にはあるが、これまで塩分の過剰摂取や糖分の摂り過ぎに少しだけ気を付ける程
度で、さほど気にしてはいなかった。
豊かになった生活の副産物、「生活習慣病」は、今や誰にでも起こり得るので
もっと運動しなきゃね;

というワケで、捨てるのを迷っているのがこちらのコーヒーグッズ。

 

 

大昔流行ったハリオのコーヒーサイフォン、洗いざらした濾過する布
ネルドリップ式のコーヒーをいれるこし袋などのコーヒーグッズ。
最近アンティークの市で良く見かけるようになったイギリスのミルは
食器棚の奥にあったはずが何処にもないので、多分捨てたのだろう。

コーヒーサイフォンは便利なコーヒーメーカーが登場して全く使わなくな
ったけれど、この美しいデザインが好きで捨てられずにいた。
友人たちを招待してお喋りに興じたあの若い日々、好きな洋楽やアーティ
スト、映画やコンサートについて語ったたくさんの思い出も一緒だ。

調べたらこのタイプ、今も一人用のミニとして同じ形であるんだ~。でも19センチ!
私のは3カップ?くらいのものだったかな?30センチ以上の高さがある。
アルコールランプなんかすっかり古ぼけてもうアンティークの域だし(笑)
捨てるかな。


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襖隠しの板戸 完成

2012-10-25 | DIY・ハンドメイド・クラフト
 

ペンキも丁度良い具合なようでホッとする。さあ、室内設置!
かなりの重量で、もしも薄い杉の荒材にせず全てSPF材で作ったら
きっと私には運べなかった;
昼間の一人の時間に、ベランダからフゥフゥ言いながら運び込み完了。

 

うん。まずまずの仕上がりかな。小さいサイズの襖に合わせたので
大きなサイズの襖が4枚入らないけど、これは計算上そうなってしまった。
これらを柱に固定するための金具は、近くのホームセンターであれこれ
見て、黒いレトロ調の蝶番を2箇所に取り付けることにした。
元々古いヨーロッパの納屋をイメージして作ったので、無骨じゃないとね。

 
       襖って使ってなくても縁とかかなり傷んでるのね;でも木の色って色々~
       (なんて言ってる場合じゃないよね;何とかしなくちゃ)

本来の使い方とは違うけど(笑)金槌で打って少しカーブさせて。
これで手前に引っ張っても動かない。
念のため上部には「あおり留め」を付け、壁とも固定。

 

周囲の平坦な白い壁と違い、少しはニュアンスが感じられる?
これから少しずつ変化をつけるのも楽しみ♪
何故か、下から50センチほどのところに小さな棚。
ここは長女の枕元にも近いので、長女の目覚まし時計を置く場所に。
この金具は、セリアで買ったアイアンブラケットのクルンと巻いた飾り?
部分を手でグニュッとひねり外し、逆さまに取り付け。

 

猫の玩具は上の方じゃなきゃダメかも(笑)

       




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B-1グランプリ 開催の日に

2012-10-23 | DIY・ハンドメイド・クラフト
この土日は北九州で「B-1グランプリ」が開催されていたので
車で街に出るのは止そうと思いつつ、あまりの好天に恵まれたので
街中だけど近くに穴場の駐車場がある姉のお気に入りのレストランカフェ
に予約を入れ、長姉と上の娘、私の3人で出かけた。

下の娘は元々休日ではなかったけれど、同僚に交代してもらって休みをとり
「B-1」に朝から出かけていた。
人ごみが苦手なのは私と一緒のはずなのに、彼と一緒だから良いのか(笑)
街の中心部は予想以上に「どこから来たの?」と呆れるほど多くの人出!
流石に穴場の駐車場にも入れず。

あちこち彷徨った挙句、やっと予約ギリギリの時間にセーフ。
感じの良いスタッフの女性を従え、元々ホテルシェフだったオーナーシェフ
が営むこの店は、以前よりも来店者が増え、私たちでもう満席になった。

初めて訪れた時、注文時にお肉がダメな姉がメインに肉魚の両方を盛り込んだ
プレートランチの「お肉だけ抜いてください」と頼んだら、異なる2種類の魚
料理が出てきて、それ以来姉のお気に入りだ(笑)

カフェマンスのお陰で、これだけの料理がなんとこの日は1000円@@;
普段でもお手頃なのに、嬉しい♪

      
     ※こちらの画像は別の日のメニュー 紹介ページからお借りしました

私たちが戴いたのはこちら

 

 
                       →こちらが今回の姉の、魚料理二種盛り                               
そしてデザートは
    
      

白いカップの中身は上がヨーグルトのシャーベットかな。その下にこってりアイスクリーム
シフォンケーキに添えられたイチジクと洋ナシのコンポート?にブドウ。
普段はこのデザートは別料金。でも前菜にメインが2つのプレートだけでも私はお腹いっぱい(笑)

       **************

さて、この翌日も「B-1」で街は賑わっていたらしいけど、私は大工仕事の準備。
以前、外して壁に立てかけてある数枚の襖のことを「襖貼り」の記事に書いたけど
それらを隠すための「雨戸の戸袋のようなもの」を製作しようと、ずっと構想を練
っていた。
けれどもそれは、私の技術不足と、賃貸では不可能なあらゆる「壁」に阻まれ、
何年もの間気になりながらも放置されていた。

現在、日焼けやホコリ除けのために、襖を束ねた上から使わない籐のシーツを掛
けて誤魔化している(笑)
いくら自然素材でも所詮シーツだし、周囲の白い壁からそれだけが浮いて見え
ここへきてやっと、ついに製作を実行することになった。

決めると早い私(笑)早速一番簡単なデザインにし、サイズを決め、日曜日に
木材とカットをホームセンターに注文した。
月曜の午後一番に届くのを待つ午前中に、晩御飯の下準備と殆どの家事を終えた。
不思議にこういう時は普段ノロノロの家事も素早く片付く。

やっと届いた材料の「荒材」に大まかにヤスリがけし、それ以外の敢えてカットを
頼まなかったSPF材を、荒材7枚を並べて計測した幅+SPFの厚み×2を加え
たサイズで計算し、計4本切り出す。

 
       節も穴もいっぱい(笑)

昔はこういうのも並べて適当に線を引きカットしてしまい、よく失敗した;
今は少しはましになったとは言え、今回も早速この段階で指に棘が~;;
ザラっとした風合いが得られるようにと荒材を選んだゆえの結果だものね。
仕方ない。でもお陰で随分安上がりに出来そう♪
釘もコーススレッドも揃ってるし、作業はサクサク進み、3時くらいには完成。

      

お天気にやや不安はあるけど、一気にペンキ塗りまで進める(ペンキも残りあり)
塗り終わった頃には予想通り、空が一気に暗くなり風も強くなってきた。

 

でもいくらなんでもこんな大物を、塗って数時間で家に入れるわけにもいかず、
ペンキ塗り作業の時に敷いた養生シートを雨よけとして物干し棒に吊り、ベラ
ンダで一晩しっかり乾かすことにした。

 

重くて家に入れるのにひと苦労だけど、今日は家に入れて設置できそう☆
さて、柱に固定する金具を探しに午後からホームセンターに行こうか。


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「ジュルのしっぽ」さん

2012-10-19 | 動物
私が毎日の日課としてネット上で伺う場所のひとつ「ジュルのしっぽ」さん。
ずっと更新が途絶えたままでしたが、今日こそ「アンちゃんとチャトくん」の
元気な姿が見られるのではないかと毎日覗かずにはいられませんでした。
今朝もお邪魔してみたのですが、待ちに待った更新!のタイトルに不安を
憶え読み進むと、「最後の更新」とありました。

2年前にジュルちゃんが亡くなって以来、少しずつ更新されるペースが変わり
とうとうジュルちゃんの命日の昨日、閉鎖になってしまいました。

ゆっくりの更新に変わったとは言え、この2年の間も「動物愛護法」改正に
向けてパブリックコメントへの参加の呼びかけをしてくださったり、文例ま
でも考え、愛護法に係わる議員さんたちへの意見を書き込むために積極的に
数多くのリンクを貼ってくださり、私のように調べる余裕のない者にもちゃ
んと意見書が出せるように手はずを整えてくださいました。

「これ以上ジュルちゃんのような不幸な野良を増やしたくない」というお気
持ちが、多くの時間を割いて「ジュルちゃん」を失った無念を「力」に替え
成されたことだと想像できました。
幾度かそれをコチラでもご紹介させていただきました。

「ジュルのしっぽ」さんのブログは、友人のivyさんから教えてもらいました。
私のように経験のない人間が猫を飼うことに踏み切ることができたのも
こちらのhanaさんや、くるさん・ちゃはちさんのブログのお陰だと思っています。
特にhanaさんは「猫アレルギー」を持ちながらの猫との暮らしのお手本でした。
「動物と一緒でも清潔に暮らす」ためのノウハウを沢山教わりました。

もしも皆さんが仰るような「心無い人からの攻撃」があっての閉鎖なら
本当に残念なことです。
私を含め、訪問する多くの方の楽しみも奪ってしまったその目的は何でしょう。
どんな理由であっても、hanaさんやご主人、そしてジュルちゃんに感謝したいです。
「お疲れ様でした」と、心からの「ありがとう」を。
     
       

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福岡のテレビ番組での竹田圭吾さん

2012-10-14 | 番組
金曜土曜と「竹田圭吾さん」が福岡でテレビ番組に出演していた。

金曜日は「タマリバ」というローカルの情報バラエティ番組。
たまたまチャンネルを合わせただけだったけど、もう可笑しくて。
その番組にはやはり東京から来た「収納王子」と呼ばれる「コジマ」さんも
出演していて、その日も様々な衣替えに関する収納の工夫を披露していた。

で、ひとつのアイデアを披露するたびに「コジマジック!!」と言って
王子がレポーター?の男性と共にポーズを決めるのだけど、カメラがいちいち
反応を見るように竹田さんにパンするのだ。そして「シーン」となる(笑)

そしてコメントを求めると竹田さんは「あ、それやってますね」とか
書類ケースにワイシャツを1枚ずつ収納する技には「かさばりませんか」
とか、圧縮袋にコートを仕舞う技にも「それって取り出すときに形が元に
戻らなくなりませんか」とか、しら~~っと表情を変えずに言ったりで
「ちょっと、圭吾が可笑しいよー」と娘まで呼んで観てしまった。
娘は最近フォロワーになり、親しみを込めて「圭吾」呼ばわりしてまして(笑)

もう収納王子のメンツ丸つぶれで可哀想だったけれども、
私も全く同じこと思っていたのでちょっと「スカッ」とした。
番組的には二度と呼びたくないかもだけど、「媚びない、空気読まない」竹田さん
好きだわー。

翌土曜の朝はCUBEという、やはりローカルの一週間のニュースをまとめて
放送する番組のコメンテータとして。こちらではさわやかに、でも的確に
ソフトバンクホークスのチーム戦略を彼なりの分析力とスポーツマンらしい
判断力でコメントしてて、「ぜひ監督として」なんて言われていたような(あやふや)


竹田圭吾さんと言えば、ツイッターでふるまいよしこさんの10月10日の
コラム「中国 風見鶏便り」を「素晴らしい」と絶賛されていた。
リンク先のそのコラムを読んで私も「なるほど」と、初めて今回の尖閣諸島
問題についての核心に迫る文を目にした気がした。

そもそも事の発端はふるまいさん曰く「領土問題をことさらに騒ぎ立てる傾向
にある石原都知事の購入案を防ぐため、さらなる大きな国家権力による買い上
げという形による消極策であったこと」に間違いはない。
当初私や友人も「あんな喧嘩を吹っ掛けるようなこと、どうして国が止められ
ないのかねぇ」と単純に素朴な疑問を話していたっけ。

そしてふるまいさんが指摘する、有名大学教授などいわゆる中国知識人層にさ
えも尖閣諸島の領有権を巡る認識に誤りがあったこと。

これらの解決策は未だはっきりと形にはならないものの、暴動で壊された日本車
について「トヨタ」が無償修理サービスをすると発表し、それに対する消費者の
「日本を見る目」が僅かに変わり、自国のなりふり構わない行動に「恥ずかしい」
と批判の目を向ける者も現れているという。

難しいことは私には解らないけど、このトヨタの態度こそ「北風と太陽」の好事
例だと思う。国どうしの諍いであろうと、全ては人と人の信頼関係で成り立つも
のだと気付けば、こういう小さな努力が光明を齎すのではないかと。

先日、我が家の新聞受けに小さなクッキーの包みと一緒にこんな手紙(メモ)が
入っていた。

       

この手紙の主Iさんは3階に住む80代半ばのお一人暮らしの女性。
彼女は昔教師でもなさっていたようなちょっと気難しそうな、凛とした人。
背中もほぼ直角近く曲がっておられるが、しっかりと誰の手も借りず
生活されている。

彼女のことを煙たがるご近所さんもいるけれど、私は班長をする前から
この方とは何となく「気が合う」気がして挨拶を交わしていたし、私が
班長をすることになったとき、「○○さんで良かった!」と言ってくれ
嬉しかったことを憶えている。

先日私が回覧板を持って行ったとき、そう言えば少し加減が悪そうだった。
それを気にされてのお詫びらしい。そんなの全然気にしてないのに律儀にも。
私は「久しぶりに会えたのに」の一言が彼女から信頼されている気がして
嬉しく、「何かあったらいつでも仰ってくださいね。」と電話をいれた。

私にできることはたかが知れているが、やはり「信頼」は、いつも
人を結ぶ絆のような気がしている。

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小太郎の冒険

2012-10-12 | 動物

去年の今頃、私は昼夜を問わずシッポを探し求めて近所を彷徨っていた。
あれから一年も経ったなんて。

       

そんなことを思いながら過ごしていた数日前、ふとした心の緩みがあったのか
外出先から戻り玄関ドアを開けた瞬間、足元の隙間から小太郎が外に出てしまった。
とっぷり日も暮れた7時過ぎ。 もう辺りは真っ暗だ。

咄嗟に荷物を玄関に放り出して慌てて追いかけた私に、娘もついてきた。
初めは裏庭で嬉しそうに逃げながら時折「あーん」と鳴いて待つような感じだった小太郎が
やがて近づく気配だけで怯えたように「う~~」と唸ったり、ピューマみたいにビュ
ンビュン右に左にと走り始めたので、これはまずいと私たちも「待ち」の作戦に移った。

小太郎の好きな焼きササミのおやつや、お気に入りの玩具「カシャカシャぶんぶん」
を振り、近づくのを待つ。以前家に入れるために捕獲する際成功した「洗濯ネット」
を、その日たまたま購入してきていたのでそれも持参し「こんなものを買ったのも
このためだったのか」とその時は神の思し召しのように思った。

小一時間後、とうとうこちらに近づいてきた小太郎に人差し指の匂いを嗅がせ
私の手に顔を摺り寄せてきた! 洗濯ネットの出番だ!!被せようと私が足を踏
み出した瞬間…大きな石に足をとられ、つんのめってしまった。
すかさずスルリと身をかわした小太郎は、遠くに逃げてしまった。

もうしばらく捕まらないだろうことは、小太郎のその時の恐怖に怯えた表情で
判った。「もう信用しない」という人間不信の顔。
そしてやがて夜の闇に消え姿が見えないまま30分くらい過ぎただろうか。
私は焦りながらも、昔同じような経験をしたことを思い出した。

          ・・・・・・・・・・・・・・
それは10年以上前のこと。
ご近所で野良猫が産んだ仔猫姉弟が、早くに母猫に独り立ちさせられてしまい
お腹を空かせて鳴いていたところを、お隣の家が飼ってくれることになった。
我が家の娘たちに一番懐いていたので本来はウチが飼いたかったけれど、上の
娘は猫アレルギーで、下の娘はノミアレルギー。それは以前我が家に入りびた
りだった隣家の飼い猫が自由に外に出ることでノミまで我が家に持ち込み発覚
したことだった。

その子が前月にいなくなってしまうまで仔猫の母猫と仲良しだったことで、
仔猫たちの父猫だった可能性もあり、結局お隣が引き取ろうということになった。
その姉弟猫の姉の方は賢くとびきりの美描で人懐こく誰にも可愛がられる子
だったが、弟猫は少し臆病で身体能力も姉よりかなり劣っていた。名前は
「ちびこ」と「ちびお」と名付けられた。

ある日お隣の奥さんが慌てて「首輪を着けたらちびおが逃げた」と家に来た。
首輪は奥さんの手縫いの布製だったという。
私も捜索に加わり、暫くして姿を見つけた時には首輪が「猿ぐつわ」状態になり
ちびおはますます怯えて逃げ回る。
結局その日は捕まえられず、ご主人が「しばらく待ったほうがいい」というので
捜索を打ち切った。

翌朝早く起きて娘と二人で探し、しばらくして道路を隔てた駐車場の車の下で
ちびおを見つけたがやはり怖がって近づかない。でもかなり衰弱していること
が目に見えて判った。水さえ飲めなかったのだから無理もない。
祈るような気持ちで私は「ちびお、お願いだから来て」と何度も小声で言った。

そのとき、ちびおは目を閉じてゆっくり私に首を差し出した。
私は娘から用意していたハサミを受け取り、急ぎたい気持ちを抑えながら
傷つけぬよう首輪をカットした。:: その瞬間、ちびおはゆっくり草むらに
横たわり目を閉じた。娘に水を持ってきてもらい、私も娘もポロポロ涙が
こぼれるのを止められずにいた。

ちびおはその後一年くらいで病気で死んでしまったけれど、あの経験から
どんなに可愛い首輪を見つけても私は猫に必要のない限り着けられないでいる。

          ・・・・・・・・・・・・・

あの時の怯えたちびおの顔が、この時よみがえってきた。
くるさんのブログで掲示される「迷いネコ」たちも、何か月後かに
戻ってきたときにはかなり衰弱したり痩せているらしい。
「捕まるときは衰弱したとき」というけど、そんなことは出来れば避けたい。

小太郎はそれから公園や道路脇の植え込みでも見つけてはさっと姿を消し、私たちが
入れない「立ち入り禁止」の工事現場で堂々と用を足したり木に登ってみたり。
諦めかけた頃、疲れたのか草むらに寝転んでいた小太郎を呼ぶと再び近づいて
きた。油断したところを今度は上からしっかり抱き上げ、ぎゅうぅっと抱えて離さず
家に戻ったのが午後10時45分。4時間近くも外にいたことになる。

そのまま風呂場に直行し待ち構えていた娘に丸洗いされる小太郎(笑)
どんなに泣き叫んでも溝の中まで走ったんだから仕方ない;
私も娘も何か所も虫に刺されて痒い。必死だったせいでその時まで
殆ど感じずにいたけど(笑)

やっぱり平凡な日常が何より。

 

 

でもいつも隙を見計らってるっぽい小太郎。

        

油断したらきっとまた同じことをする。
お外は楽しかった?きっと昔のことを思い出しちゃったんだね。
可愛い寝顔はお外を駆け回る夢を見てるから?

       

       か、可愛くはないな (^-^;)

福太郎のような「遊ばない子」には「既成の玩具よりもウールの毛で作った手作りが良いらしい」
と娘が言うので、猫たちに何か作ってみようかと試作中(家出されたら困るから・笑)

 


    *********************

カメラが無い生活は本当に不便で、長らく日記を更新する気がしなかった。
こちらは雑記ブログなので、画像が無いと記事も何だかシマラナイ気がして。
けれどもそういう記録写真に限らず、私は生活のあらゆる場面でカメラ
を使っていることを、この間に自覚した。

例えば自分で髪をカットするとき。
要所要所カメラで後姿を確認しながら、少しずつ進める。
それから家の模様替えをするとき。
肉眼で見ただけでは判別できなかった不揃い感などを確認できる。
カメラはあらゆるモノを客観視させてくれる重要なツールなのだ。

絵を描くときも、私はよく鏡に映して途中確認する。左右逆に観た時でも
変に見えないことが絵の仕上がりを左右すると以前こちらに書いたこと
があるけれど、もう一つ、カメラを通して観るととデッサンの狂いなどが
判り、とても便利。

なので「シャッターユニット」の取り替えをしてもらって無事返ってき
たカメラは、再び私から酷使される運命に(笑)

食器棚の目隠しとしてガラス部分に張っていた生成りの布(左右)が色褪せたので
チェッカーガラス風シートにしようかそれとも好きなグレー×生成りの布?(中央
実はシーツで代用)と迷い中。これも比べるためにカメラに撮ってみる。
       

ついでに捨てる段ボールをカットして、フェルトを被せアクセサリーボードを。
上のセリアのものを真似てみようと作ったら角が・・ちょっと丸くなり過ぎ;
作り直すの面倒だなー。

 

カメラは正直だわ;

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