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森の中のティータイム

新旧含めた記事は移転先で読めるようにしていますhttps://wildrose1987.hatenablog.com

今日は疲れたので、文章無しですみません;(追記しました)

2025-02-27 | 絵・アート

最近、画材を新しく買ったので、試し描きしています

 普段はグラファイトのステッドラー製マルス

ルモグラフB~12Bまでを使っているけど、筆圧をかけるとテカリがでるので、マ

ットな仕上がりのチャコール鉛筆を加えた。チャコールは黒をより黒く描けるけ

れど、消しゴムで消しにくいので注意が必要だ。昔、部室で木炭を使って石膏デ

ッサンしていて、描いていたヴィーナスの唇を修正した友人の作品には、くっき

りとキスマークのような痕が残り、以来彼女は「マークちゃん」と呼ばれるよう

にw チャコール鉛筆も、木炭に粘土を加えて作られているそうなので同様に気

をつけたい。

 

ドラマ「True colors」を観ていて、あの部室の油絵の具の匂いと、キラキラと輝く

愛しい日々を懐かしく思い出している。

 

 

↑の腰の部分にかけてテカリが見えるのが、グラファイト故で、他はダーウェントの

マットな黒をのせたけれど、あまり黒くならず;;チャコールを部分的に使ってみた。

 

 

 

 

一昨日から、またも結膜下出血になり、今日は眠くてたまりません;;

眼の赤味は消えたけれど、集中して絵を描いた夜などは過剰に出たアドレナリン

のせいか、よく眠れないので困ります;

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「物語」で負の感情をリセットする

2025-02-10 | 社会問題・政治関連

トランプ氏、就任早々予告通りというか、それを上回る「独裁者」ぶりを発揮;

 

 

 

 

私には、イーロンとトランプのコンビがまるで「アメコミのダークヒーロー」のように見える

 

 

 

 

パレスチナの「ガザ地区をアメリカが所有し、中東のリビエラとしてリゾート地に変え、住民

を他の場所(エジプトやヨルダン)に移住させる」などと、とんでも発言し、世界各国から

の反発や懸念を受け、米高官は、この発言の火消しに追われているとも。世界の王にでもな

ったつもりなのかな。

 

 

 

 そりゃそうでしょ!

 

 

不法移民が収容される施設は、劣悪なことで有名な場所だという。アメリカ人だって、大昔

大陸に渡ってきた不法移民じゃないかと。先住民を追いやり殺戮した彼らに、そんな権利が

あるのかと言いたい。

 

トランプのWHO脱退に倣って、アルゼンチンも脱退を表明したし、彼の相棒イーロンのXが

「ファクトチェックしない宣言」に「これ幸い」と右に倣えした、インスタとフェイスブッ

クのザッカーバーグなど、IT大手企業家にも呆れる。 もう馬鹿らしくてホント、見てられな

い。

 

こんな時私は(老眼になる前は)読書で頭を切り替えた。今は映画やドラマでそうすることが

多くなった。以下、最近お気に入りのいくつかについて。

 

NHK BSで今放送中の「True colors トゥルーカラーズ」は、原作がこの脚本を書

いた源孝司さんの「わたしだけのアイリス」だとか。 アイリスとは目の虹彩を意味する。

この主人公がカメラマンという職業にとって致命的な「色覚異常」を患うところから、この物

語は始まる。だけど「トゥルーカラーズ」という言葉は、目で見る色だけじゃないのは、容易

に想像できる。 主題歌も大好きなこの曲がまさにピッタリだと。

TRUE COLORS - Cyndi Lauper 【和訳】シンディ・ローパー「トゥルー・カラーズ」1986年

物語も静かに心に沁み込んで良いが、天草の海の青が目に心地いい

 

 

主人公の高校時代を演じる右の女の子、彼女は「御上先生」にも出演しているけど、良い目

をしています。「御上先生」と言えば、ライバル同僚の槙野(岡田将生)と、やはり裏で

繋がっていて、敢えて学校に御上を左遷させる役を槙野が演じたのではないかと、考察系の

視聴者たちも推測しているよう。この先が見逃せない良いドラマです^^

 

それから、やっぱりセリフに無駄がなくセンスが光るこちら、「ルイス警部」。今回もハサ

ウェイの返しが最高★ ルイスを大好きなクセにw

  

 

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私は退屈したことがない

2025-02-03 | 絵・アート
少し前だけど、ふうちゃんの口癖が「何かいいことないかな~」だと二女が言うので、
私はちょっと驚いた;
元夫つまりふうちゃんにとっての祖父の口癖が、そうだったからだ@@;
 
夫と一緒に生活していた頃、私はその言葉を聴くのがなぜかとても嫌だった。私といる
と退屈なのか?と思ったし、私はいつもワンオペで退屈などしている暇はなかったのだw
 
だけど子育ても終わり、仕事も辞めたらきっと暇になるかもと思ったが、一向にその気配
はない(笑)むしろ一日があっという間に終わってしまうのだから。きっとこんなことし
ているからかな。
 
 
 
 
 
毛布のような生地の、救命胴衣のようにサイドをベルトで結ぶ流行りのデザインのベスト
を激安で売っていたので、購入。即、サイドのベルト部分をカットし、空いた部
分を縫い留めて普通のベストにしてみたら、好みのカタチになったし暖かい♪
 
私は洋服を見るのは好きだが、どんなに流行の服をみても、似合わない服は欲し
くならない。買えないからというより、有り余るほどの自前の服を捨てられない
ので、リメイクなどで変化をつけるようにしている。イギリスの番組「ソーイン
グビー」など、大いに参考になる。
 
数年、アパレルに勤めていた経験からか、周囲から度々、洋服選びについてきて
と言われるので、喜んでついていく(笑) 巷でどんな洋服が 売られているのか
参考になる。 が、どんな高級品を買うのを見ても、元々他者と自分を比べないの
で羨むことも、まず無い。
 
美容師さんには扱い難い私の髪も、今は自分で好きなようにカットしているし、
化粧品もほぼ無添加に近い生協の物か、アテニアなどの低価格の製品。食事は
高価ではないが食べたいものを自由に作って食べられる。こんな誰にも束縛さ
れない今を、つくづく幸せだと感じる安上がりな人間なのだw
 
昔、長女に「お母さんはいつも機嫌のいい脳」だと言われていたが、もしかした
らあれは「能天気だね」という意味だったのかもしれないけどw 小さなことで
満足する人間だということは確か。つまり徹底して「わが道を行く」人間だから
こそ、人と比べずいつも満ち足りていられたのだと思う。
 
それでも、やらねばならない事にはなるべく早く取りかかるよう心掛けているの
で、やりたいこと、例えば「絵を描く」ことなどの優先順位は後回しになり、な
かなか時間が取れない。映画も観たいし、本も読みたいし、歌も憶えたいw
 
今日は少しだけ時間が出来たので、昨日届いた「12B」の鉛筆を使ってデッサンに
取り掛かった。
 
 
 
絵と言えば、先日のアナザーストーリーは、「バンクシーとは何者か」というテー
マだった。
バンクシーは日本でも「有名なアーテイスト」として知られるようになったが、元
々、街の壁などに落書きのような作品を描く「ペインター」と呼ばれる存在 だった。
 
しかし、彼は一部の美術関係者が「これが良いアートだ。これに価値がある」と決め
ているような風潮に反旗を翻し、アート界の権威に挑んだ
 
 
 
「グラフィティ」を、いつまでも落書き扱いするアート界への挑戦状をつきつけるべく
有名美術館に作品を無断で展示し、その映像を「ラザリデス」という協力者の手を借り
世界中に公開していった。やがてバンクシーは一躍注目を浴びるようになり、作品は高
値で売買されるようになった。

 
  
金儲けのために転売する画商たちを、彼は「害虫」と呼んだ。
アートを金儲けの道具と捉える者たちを害虫にたとえ、揶揄したのだという ↑
 
 
 
そして、あのシュレッダー事件が起きた 「風船と少女」という作品に一億三千万と
いう高値が付いた瞬間、下半分が額縁に仕込まれたシュレッダーで切り刻まれたあの
有名な事件。「アートは金持ち達の投機対象ではなく、多くの人に喜んでもらうため
にある」というバンクシーのメッセージであったが、皮肉にもこの形で↓更に価格が上
がった。
 
 
 
しかし、バンクシーは自らコロナ禍にある病院や戦地に赴き、そこに作品を残すことで弱者
に寄り添い続けた。↓病院スタッフに対しては、あなたたちこそヒーローだというメッセージを。
 
 
パレスチナでは風船を使って壁を超えようとする少女の姿を描き、
 
 
ウクライナでは柔道着を着た(プーチンと思われる)男性を投げ飛ばす子供を描いた。
 
この絵は記念切手としても販売され、売り上げは被害を受けたウクライナの人々のために
使われているという。
 
昨年観た「世紀の贋作」というドキュメンタリーでも、バンクシーが主張した美術関係者
やそれらの権威のあり方に対する批判と重なるものがあった。ランディスという贋作家が
自分の絵を「疑わず」に買った美術館に対して語った言葉は、私にはとても興味深かった。
 
 
 
 
 
 
 
彼らは、他者の価値観を基準に生きる人の愚かさを、私たちに教えてくれている。
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