森の中のティータイム

離婚を経験し子供達も独立 
暮らしの小さな発見をノートに。

シャッター  アイランド

2010-09-29 | 映画ドラマ
「シャッター アイランド」を、レンタルで観た。

「現実」と「非現実」とが交錯する、難解なストーリーは
少し前に映画館で観た「インセプション」とも、ちょっと似ている気がする。

監督は、マイケルの「BAD」SFと同じ、マーティン・スコセッシ。
ディカプリオとは「ディパーテッド」以来の仕事かな。
下の娘と一緒に観たあと、上の娘が一人で観る際にももう一度観て
謎解き後の確認をするほど、ディカプリオの演技の上手さが際立つ。

「インセプション」を観たときにも、共演の渡辺謙の表情とセリフの言い回しが
全編同じように感じ(あくまでも私個人の感想です)、それだけに
ディカプリオの豊かな感情表現が引立っているように感じた。

多分私は、「プリズン ブレイク」の主役の彼のように、眉間に皺を寄せた
まま(いくら綺麗でも)固まったような感じで演技する人が、苦手なのだと思う。
生きてれば、様々な感情が次々に生まれては消えるのが自然なはず。
それを、映画でも観たいと思うのは我儘かな。

そういう意味でも、ディカプリオが子役時代に出演して話題になった
「ギルバート・グレイプ」の演技は見事だった。
これを観て、マイケル同様、彼も天才だと思った私。




  昔描いた若き日のディカプリオ

そういえば、マリブの海岸で行われたセレブの集ったイベントに
マイケルが引っ張り出されたとき、物陰からじっと見つめていた
ディカプリオの姿が忘れられない。
スタッフの前などで、彼がよくマイケルの物真似をしていたことは、有名だった。
ファンだったのかな・・。

イケメンや美女の活躍ばかりを見たいとは思わない私のような人間は、多い。
一緒に借りた、ダスティン・ホフマンとエマ・トンプソン共演の
ちょっとくたびれた中年男女の不器用な出会いから始まる「新しい人生の
始め方」も、家での観賞にぴったりだった。

二人の役者さんの演技が自然で、ゆるいストーリーだが
私も黒柳徹子さんの感想と同じく「こんな映画、私は好きです」と言いたい。

それにしても、最近とても多いのが、観たことがある映画の再鑑賞(笑)
「これ観たことあるけど、結末を忘れたからもう一度」なら、まだいい。
時にはタイトルも全く忘れてて、ストーリーを追うごとに少しずつ思い出す。
もっと困ったのは、タイトルに見覚えがあっても、観終わるまで全く
思い出せないこと!娘に「一緒に観たよぉ」と言われてドキリ(笑)

今日観た新しいミスドのCM(うろ覚えです;)

            「復活!」

(所ジョージ扮する店長)「昔の商品ばかりだけれど!」

(店員さん役が一斉に) 「忘れていたら新商品!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
みたいに、何度も楽しめてお得♪と思うことにしよう・・

(10月5日追記)

復活!じゃなくて、復刻!でしたね;
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動物と人間の命の重さ

2010-09-28 | 動物
「障害犬タローの毎日」
タローのことは本にもなっているので、知っている人も多いかな。
以前、こちらのブログでタローのことを記事にした後、携帯電話関連の記事に
タローの飼い主の先生がコメントを書き込んで下さったことがあった。

今、先生が入院なさっておられることは知っていたけれど
久しぶりにブログにお邪魔したら、「悲しいことがありました。」という
タイトルでこんな記事が。

タローに何かあったのではないことは幸いだったけど、
どういう事情があったにしろ、こんな形で信頼する飼い主に捨てられた
犬の気持ちを思うと、不憫でならない。

でも、もしかしてこの子は、治療費もままならなかったり
他の様々な事情で飼えなくなって、この病院なら・・と託されたのかも
しれないなどと思うと、「酷い」のひと言で簡単には片付けられない。

少し前に、あるブログで、「癌になり余命一月と告げられた中年女性が
入院までの間に、身の回りの様々な雑事を片付けながら、自分の代わりに
老犬で病気を抱えた手のかかる愛犬の世話を担ってくれる人を探すために奔走した。
けれども結局、短い期間では見つけられず、声を掛けられ悩んでいたブログ主さんの友人が
やっとその子を受け入れる決心をしたときには、既にその子は飼い主の手で安楽死
させられていて、飼い主も数日後に後を追うように入院先で亡くなった」という記事が載せられていた。

賛否が多く寄せられたのか、今探してもその記事はもう消されていたけれど、
私もそれを読んで、随分考えさせられた。
その子は飼い主だけに懐いていたらしく、誰かに託すだけでも
その子にとっては大きなストレスだったかもしれない。

それでも彼女に、もう少し頑張って担ってくれる人を探して欲しかったと
誰が言えただろう。
沢山の動物を飼っておられるブログ主さんは、自分が彼女の立場でも、
そうしただろうと結んでいた。
「自分が看取れる間に看取ってやりたい」と。

でも、もしその子が人を信じていて、新しい飼い主さんの元でも
幸せに暮らせる可能性があるなら、また違っていたかもしれない。
タローのブログのケースは、確かに無責任だったかもしれないが
それでも「命」を絶たずにいてくれたことが、せめてもの救いだった。

飼ってくれる人がいて、本当に良かった・・!




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おさんぽマルシェ 2010 秋

2010-09-22 | 雑貨インテリア
春と秋の、年に2回開かれる「おさんぽマルシェ」に行った。
今回は連休中の2日間に渡る、大掛かりなイベントになるとのことで
人ごみが苦手な私は、ちょっと出かけるのを躊躇った。
その上、当日は天気も真夏並みとの予報で、
炎天下のイベントは考えただけで気持ちも萎えた・・。

それでも結局、下の娘と私の姉も行きたいと言うので、9時半に家を出た。
駐車場のナンバーを見れば、神戸、広島、札幌、長崎、熊本、岡山、と
県外の車がズラリと並び、既に満車に近い。
イベント会場にたどり着くまでに様々な出店が出ていて、予想以上にすごい人出・・!!




          



          



          



          



          



          




          



          



          

今回、私は何も買わず、観るだけ。
好きな木製雑貨も、雑誌などで見かけるメーカーの現行品が多く、
ハンドメイドは、下手でも自分でやるからこそ愛着がわくものだし、
どれも似通った(制服みたいな)リネンの服には、もちろん
素敵なものもあったけど、ちょっと食傷気味。

蚤の市の雰囲気がレトロの街らしくて好きだったのに、
企業やメーカーや有名店の参入で、やや面白みに欠けた気がしたのは
私だけではないかも。
それとも、私が物に魅力を感じることが少なくなったのかも;


会場のすぐ傍、立ち並ぶ店舗にはおどけた土産物屋の看板猫がw

そして馴染みの雑貨屋通りには、

          
これらのすっかり有名になったお店に混じって
新しくオープンしたお店もチラホラ。



          

いつかまた、このお店たちに入りたいと思える日が来るのかな。
もうすぐ本当の秋がくる・・。

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福太郎くん 病院へ行く

2010-09-13 | 動物
二日前の土曜日、福太郎を3種混合ワクチンの接種に連れて行った。
福太郎は外出を異常なほどに怖がるので、玄関を出るまでが大騒動。
傍目からは虐待を疑われそうなあおーん という大声で泣き喚く。

毎回車の中でも、獣医さんの所に着くまでそうだったが、
今回は車に乗せたら黙り込んでいたので、「落ち着いた?」と
思いきや、到着から接種まで5分とかからなかったのに
「限界だったみたいですねぇ」と獣医さんから言われるくらい
緊張してたらしい(笑)

家を出る時はなかなかキャリーバッグに入ってはくれなかったのに、
接種を済ませたら自分からキャリーバッグに入ってくれたので
極度の緊張の中でも、バッグに入る意味は理解しているんだと思う。
それにしても、家族3人がかりで病院に行くのもねぇ(笑)

いつもこの予防接種では「受けさせるべきか」を、悩む。
当日までその是非を問うサイトなどをネットでチェックしたり
関連の本を読んだりし、今回も家族で会議して決めた。

家猫は、初めての接種から一ヵ月後にもう一度打ち
その一年後に一度打つ。それだけで良いという説がある。
一方、たとえ高層のマンションの一室に住んでいても
靴底などから家族が病原菌を運んでくることもあり得るということから
毎年必要だという説も。

今は私が野良ちゃんと接触する機会も多いので、
とりあえず、この4回目の接種は受けることにしたけど
接種には副作用のリスクもあるので、高齢猫などには負担が
より大きいかもしれず、福太郎にもいつまで受けさせるべきかは
考えねばならない。




来年もハガキで案内が届くだろうけど・・。
人であれ動物であれ、どんなに最先端医療が浸透してきても、
それが不自然に寿命を延ばすだけなら、選択したくはないと思う私。
動物と暮らすうえで、こういう問題にぶつかることもしばしば。
悩み考えながら逞しい飼い主になるというのは、人間の子育てと同じかも。

それにしても、いつもお邪魔して楽しませていただいている
人気ブログ「ちゃとらとはちわれ」さんの今日の記事を拝読して
その愛情と逞しさに頭が下がる。

なぜか定期的に見つけてしまう捨て猫を、放っておけずにある期間保育し
「もう大丈夫」というところまで育て上げて里親さんを募集するその姿勢には
頭が下がるだけでなく、尊敬の念さえ抱いている。
今日も卒園猫に語りかけた「我が家に来てくれてありがとう」という
ブログ主さんの言葉に、ただただ胸がいっぱいに。
こちらこそ「ありがとう!」とパソコンに向かって呟いてしまった。

  *************

以前にもコメント欄に書いたのですが、
こちらに遊びに来てくださる方々のお人柄について
友人から「皆さん真面目」で私に「似ている」と言われたことがありました。
彼女から私は、変な人だともいつも笑われているのですが(笑)
でも、友人たちも「個性は違えど」、基本真面目ですね~。

ちょっと不器用で、お世辞も言わないので世渡りは下手(笑)
誉めてくれるときは、本当にそう思っている時だけで;
苦い意見も、相手のことを思うからこそと、信用できる。
そういうところが、私に合っているのでしょう(笑)

コメントくださる方のほか、黙って覗いてくださる方の中にも、
もしかしてそういう人が多いのかもしれませんね。
私はmixiを始めてすぐに「閉鎖的なお友達ごっこ」と感じ、
本音で語れるブログをやりたい・・と、始めました。

誰かに隠れてモノを言うのも嫌だし、かと言って自分の考えを
押し付けるのも嫌なので、相手を尊重しつつ媚びないでモノが言える
間柄というのが、この場所で細々とでも実現していることが嬉しいです。

だから、こちらに遊びに来てくださる人同士が、それぞれのブログにも
遊びに行かれ、そこで書き込み、別の輪が広がる現象を見て、
これは自然なことかもしれないですが、私には嬉しい驚きでした☆

なので、ブログやサイトをお持ちの方は、できるだけ
コメントの際にご自分のブログアドレスなども貼ってくださると嬉しいです♪

※みなあんさん、二つ前の記事にyukoedenさんからのコメントが
ありますので、気付かれたら見てくださいね!


Bill Coleman 写真集より
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キャスター キャスター キャスター

2010-09-08 | DIY・ハンドメイド・クラフト
昨日の記事の画像にも出てましたが、
面倒くさがり(こんな言葉あるのかな)の私は、
あらゆる物にキャスターを付けてます。
掃除がラクだから(笑)


(猫砂とシートなどの入れ物にも)

付いてると逆に危ないもの(この前買った脚立とか)は別だけど
新しく何かを買うときには、必ずキャスターが付いているかをチェックし、



(猫ケージはキャスター付きが必須条件)

無ければ、自分で付けます。


(コタツ兼テーブルの脚には、付いてるものが売ってなかったので、自分で)


(30年以上使って、数回改造を繰り返した籐の物入れにも)

キャスターが付けられそうにない場合には、こんなものを駆使して


(百均には、植木置きとして様々なタイプが売ってます)



こんな感じで乗っけるだけでも大丈夫。
私は乱暴にも、それらを布のガムテで固定することもアリですが(笑)
他にも意外なものにキャスター付けて、軽いものは足で蹴飛ばしながら
掃除機かけてます(笑)

たいしたことじゃないですが、これも積み重ねです。
たとえ一時間でも自分の時間をつくり出したい私のようなタイプは、
工夫して家事を簡略化することって、すごく大事なんです(笑)
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福太郎くん、やってくれます

2010-09-07 | 動物
先日、着替えをしていた娘の部屋から悲鳴が。
どうやらまた、買ってまだ殆ど着てない服を、福太郎に噛み千切られたらしい。
このところ、他にも何点か福太郎の被害に遭っていて、私が作った鍵針入れも
やられたばかりだし、多分、最近あまり遊んでもらってないのでストレスが
溜まっているのだろう。

被害に遭った娘のワンピースの裾を切れば、チュニックになるからと
例によってリメイクすることに。
アイロンが適温になる間に、ギザギザにやられた裾をハサミでチョキチョキ。
その時、「あっ痛い!」と腕に痛みが走った。
高温に達したアイロンに腕が当たって、火傷した日曜日(トホホ)


 
ただいま湿潤療法とやらを試してます(絆創膏の下にワセリンとラップで)

そして、今日の明け方。というか深夜。
「おお~ん」というウン活声で目が覚めた。
でもウン○ではなく、ゲ○がカーペットに。

毛玉でないことはすぐに判った。
寝ぼけ眼で何とか片付けて、さあもう一眠りと思いきや
またまた変な音が。二度目のゲ○だ。

可哀そうに具合でも悪いのかな・・と、片付けながら福太郎を見ると
意外にも元気そう。
片付けた後でも、まだまだ時間は深夜。
2度目の二度寝?(三度寝か)を試みる。

そこでまたまた「おお~ん」で起こされた。
今度はホントのウン活だった。
それも全て処理したら、もう眠れず、そのまま悶々。

福岡は、目下台風の通過中で雨も小降りだが降っている。
にも拘らず、ゲ○の付いたカーペットを剥がし



朝から洗ってベランダに干してます・・・。
ああ、タイルカーペットにしてて良かったーっ。
丁度張替え時に福が来て見送りになった畳。すっかり小麦色ですねぇ(笑)



  被害は3枚に及ぶもようです;

福太郎さん、すっきりしたのか自分だけ朝寝でした。



以前と同じ「すまん寝画像」でも載せときましょうかね。

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夜の公園に

2010-09-02 | 動物
この夏、福岡でも37度を超える日が数日あったりで
昼間はあまりの暑さに外に出るのも辛く、でも少しは
運動せねばと、食事を済ませた夜に少しだけ近所を
ぶらぶら歩く(怪しいおばさん;)


歩きながら公園に目をやると、



・・・・いた・・!
月を見上げるナナちゃんに、そっと寄り添うチビ猫が・・!
表情も昼間とは違い、ややリラックスしている。



近づいても逃げないので、そっと手を出してみる。
一瞬ひるんだけど(私も)、触れることが出来た!


   感動でブレブレ(笑)

このあたりは野良猫が多く、どうやら最近出没するソックス猫との
勢力争いに負けて追われたことで、チビ猫はナナちゃんに近寄れなく
なっているようだ。

それでも、こんな場所で逢瀬を続けていたんだね・・。
ナナちゃんは、人間からも猫からも好かれる不思議な魅力を持った猫
だから、ナナちゃんに学べばチビ猫も好かれる猫になれるかも。


勢力争いには、まだまだ太刀打ちできそうにないから
昼間にも触れるようなら去勢して解決できるかもしれない。
でも、そもそも昼間には殆ど見かけなくなった。



ナナちゃんは、いったいどこからやってきたのかな・・
癒されるなー。このカツラみたいな頭・・(笑)

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