森の中のティータイム

離婚を経験し子供達も独立 
暮らしの小さな発見をノートに。

リ・リフォーム

2007-06-28 | DIY・ハンドメイド・クラフト
昨日は久々に日記も更新したけれど、
一日中珍しくも動き回っていた。
滅多に行かない美容院にも行き(笑)、
その帰りには安いホームウエアを買った。



で、そのホームウエアの上に羽織るボレロのようなものが
欲しくなり、昔一度リフォームしていたユニクロの麻のシャツを
再リフォームすることにした。

       
       1度目は、台襟だけを残しレースを挟み込んだが
       暑くて着られなかった



カーディガンとボレロの中間丈は、背の低い私の必須アイテムだけど
市販の物になかなかピッタリのものが見つけられない。
結果、いつもこうしてへっぽこリフォームをする羽目になる(笑)
実はこれ、季節はずれに300円で買ったものだから、
もし失敗しても惜しくないのです。

         
      2度目は台襟をほどき、その裏と表を利用して襟ぐりの見返しに;
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ロッキー

2007-06-27 | 動物
2年前の5月23日に、近所の会社の駐車場に住み着いていた
ロッキーという名の野良犬が死んだ。

人懐っこい目をしたその子は、あらゆる人からご飯を貰うので
ちょっと太り気味だったけど、短い足でお尻をふりふり歩く姿は
ちょうどしっぽのあるコーギーみたいでとても可愛く、癒された。

時折、道ばたにゴロンと寝ころんだまま動かないので、
死んでいるのかもと慌てて駆け寄り、息をしてることを確かめて
安堵したことなどもあった。
小屋などはないので、冬は屋根の下でちんまりとうずくまっていて、
雪の降る日などは特に心配で、何度も足を運んだ。

     


死んだ時も、多分道に寝ころんでいて車にはねられてしまったのだろうと思う。
その死を知った日は、ロッキーと遊んだ日々の思い出が、心に浮かんでは溢れ、
翌日瞼が開けられないほど泣いた。

それから3ヶ月の間、駐車場にロッキーの写真を入れた写真立てを置かせてもらい
花を飾った。
すると、子供の手で描かれた「ロッキーありがとう」という言葉が添えられた絵が
その隣にそっと置かれ、やがて次々に好物だったジャーキーやガムも
置かれるようになった。
私が花瓶を片付けた後も、誰かが新たに供えるようになっていた。


     


あれから2年も経ったんだね、ロッキー。
お供えが増えて、誰かが小さな台を置いてくれていたけど、
2年が過ぎ、あの台もとうとう片付けられて
もうあの場所に君の居た印は何もなくなったけど、
私はあそこを通る度に君のことを思い出して、
切なさに胸が痛くなるよ。

あの日、「絶対に忘れないよ」って君に誓ったとおり
ずっとずっと忘れないから。

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手作りの物たち

2007-06-22 | 雑貨インテリア
賃貸で古い集合住宅に住んでいるので、
あちこち古さや汚れに気付いても、手直しすることは御法度。

でも、不器用ながらインテリアには並々ならぬ興味だけはあるから
元の状態に戻せる箇所と自分の家具に、少しだけ手を加えてみる。

          
         (家具の側面に、漆喰と煉瓦風タイルを)

たまにぼーっと過ごすこともあるけど、それで罪悪感に苛まれるのも
嫌だし、暇ができたら好きな手作りで安くあげることで(笑)
家にいることについても少しは気持ちが楽になり、一石二鳥だから。


 

       (古い家具にタイルを貼ってリメイク)

昨日は雨だったので一日中家に居て、ふと思いつき
8月に結婚式を挙げる甥っ子の披露宴に着ていく服に合うチョーカーを
作ろうと、以前買っていたアンティーク風の淡水パールとビーズを出して
あれこれ組み合わせ、一つ作った。
最近かなり老眼が進んでいるらしく、極小のビーズがなかなか通せず
苦労していたら、娘が手伝ってくれスピードアップした。
やっぱり若いっていいな~(笑)



アクセサリーは、値段の問題というよりも、自分のイメージしたものが
欲しくて手作りすることを選ぶことが多い。
既製品には、石やビーズの選び方により、せっかくの技術が勿体ないな~と
思うものが多くて、不器用ながらも手作りしてしまう。
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玉蘭

2007-06-17 | 映画ドラマ
土曜日は殆ど、一人暮らしの長姉と行動を共にするようにしている。
昨日も不眠のせいで身体が重たかったが、「すぐ近くだから」という
姉の言葉に騙されて(笑)、往復4時間かかる場所まで蕎麦を食べに行った。

私の娘一人と姪に加えてその娘(1歳)も同行していたので、
赤ちゃん大好きな大人が4人がかりにも関わらず、
その間中あやしたり手こずったり。
そうでなくても長時間ドライブが苦手な私はぐったりして帰ってきた。

夜、その疲れで、前からチェックしていた「玉蘭」というドラマを
観ようかどうしようか迷ったけれど、日本のドラマは殆ど観ない私の、
唯一好きな俳優さん筒井道隆くんを観たくてチャンネルを合わせた。

原作の方はどうなのか、読んでないので分からないが
ドラマは制作費をかけているわりに、私にはかなり物足りなかった。

長嶋さんの息子さんのセリフが棒読みに近く、不自然な登場の仕方も気になった。
浅野温子さんのセリフは、舞台の上なら納得できたけど過剰な表現に感じた。
主人公の行動もその理由も不自然で、説明のないままだし、
結末の意味も解りにくかった。
今朝、どういう意味だったのかネットで調べようとしたけど
殆どの人の感想がやはり「良くない」という評価だったようだ。

ただ、筒井くん扮する主人公の元恋人が、不眠症の彼女に言った言葉というのが、
数日前に「唯一の薬は眠れないことそのものを気にしないこと」と書いた
自分の日記と被ってて納得できた。

多分この作品のテーマだったに違いない、「あるがままの自分を受け入れる」
というメッセージも、このブログの自己紹介部分で
私が心がけている「自然体」というテーマと、やはり被る気がする。
肩の力を抜いてみること。
そうありたいと願うのは、自分にとって容易いことではないからだろう(笑)

反対に私に容易くても、一般には結構難しいとされることもある。
「誰の目でもない、自分の目で見ること」。
これは出来る。というか、自分の目しか信じないので逆に困るくらいだけど(笑)
表面に見えている僅かな事柄だけで判断しないこと。
見えている部分がかっこ悪くてもいい。
中にあるものがいびつじゃないなら。
大事なのはその内側だと、建前なんかではなく、心底思っている。

自分を自分以上に見せようと突っ張っている人は、
見栄のために本当の自分を見せないだけで、
相手を思いやるあまり、本当のことを言えないのとは違う。
尖っているのとクールなのが違うように。
その違いが分かるようになったのは、私は結婚してからだ。
これは確かにあのダンナのお陰だ(笑)

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しんどいけれど

2007-06-14 | 思い・つれづれ
大抵のことは、しんどくても良かった探しをすることで軽減できる。
そう思うことができない時は、かなり無理矢理良かった探しをする(笑)

心配事の細かなあれこれも、元々他人に頼ることが苦手な性分だから
基本的に自己解決しようとする気持ちが強く、ハッキリ言って可愛くないが(笑)
母にさえも言えなかったから、主人とのことも土壇場まで我慢した。

20年前に夢中になれるものに出会え、楽しみが増えた私も
職場のストレスから始まった不眠症には10年以上も悩まされ続けていて、
編み出した様々なやり過ごし方の中での一番の薬は
眠れないことそのものを気にしないことだと分かった。
でも、この頃はそうしても、あまり効果がない。

私の不眠は心因性のものだと判っているので、
それを解決しなきゃ治るはずがないのだけれど、
以前は主人とのことも含め、辛い時に日記を書くことで
少しは気持ちを和らげ消化することができていたことを思い出し、
また日記をつけてみようと考えた。
それが、ブログを始めたきっかけ。

ブログなら本当に心配してくれる人にこそ言えないことも、気軽に記せる。
まとまらない考えも、文字にするとハッキリする。
たとえ稚拙な文章で間違いだらけでも、誰にも遠慮せず気兼ねなく書ける。
すっかり苦手になってしまった文章を書くことも、呆け防止になるし、
プラス何より嬉しいのは、好きなことを好きな時間に載っけられるし(笑)
私には良いことだらけだと思った。

だからこの下は、本来の目的の部分(笑)


不眠が始まった当時の会社や、
その頃出会った人々の中で起こった様々な嫌な出来事。
その傷ついた記憶だけを心に刻み込んで、
今も逃げているだけの、臆病な自分。
それがだんだん嫌になってきた。

死ぬまで働かなくてはならない立場なのに、
ゆるゆるとした時間を過ごしてしまった後、
私はどうしようもない焦燥感に苛まれる。

最後の職場を離れて5年以上経つ。
どんなに待っても、時間は私を完全に癒してはくれない。
むしろ、ますます自分を苦境に追い込むだけだということも解っている。

だんだん、楽な人と楽な付き合い方だけを選んで
引きこもっている自分にも情けなくなる。
なるべく誰かに迷惑をかけずに生きているつもりだったけど、
身内には確かに心配かけてるはず。

子供たちに、一歩でも前進している姿を見せなきゃと思う。
私らしく、自分の足で前に進まなければ。
好きなことを仕事にして生きていきたいなどと、
甘えたことを言っているわけにはいかないのだ。
これをやらなきゃ、私は多分ゆっくり眠ることなどできない。

誰もが心のどこかで孤独や焦りと戦っているんだもの。
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世界を売った男

2007-06-12 | マイケル・ジャクソン
独身の頃、このタイトルの曲を歌ったデヴィッド・ボウイが好きで、
主演した「地球に落ちてきた男」というタイトルの映画を、遠くまで
新幹線に乗り観に行った記憶がある。
でも以前書いたように、結婚して生まれた最初の子供が入院してから
人生観が変わってしまったのか、それまで自分と正反対な故に惹かれた
退廃的なものや、クールさ、不良っぽさという類のものが
急に色褪せて見えるようになった。

その頃まで好きだったハードロックやプログレ系のロック、ヘヴィメタ以前の
ボウイに代表されるグラムロック、そしてハシリだったラモーンズに代表される
パンクなどの洋楽の趣味も。

コンサートも、結婚直前に来日したキッスやエアロスミスはもちろん、
それよりずっと前のクイーンも、初来日公演は殆ど観た。
でも子供が生まれて後には、もちろん行くことも難しかったが
好きだったD・ボウイ率いるティン・マシーンが来るよと言われても
何の魅力も感じなくて、行けないことを残念に思わずに済んだ。

このタイトル曲を後にカバーして自殺したカート・コバーンなど
洋楽はそれ以後もずっと聴いていたけど、過激なT・レックスの歌詞なども
気になるようになり、単に音として聴くだけになった。

多分あの時、あの、息子と過ごした短いけれど人の命と向き合った日々が
私を本当の意味で大人にしたのだろうと、今思う。

それから様々なことがあり、10年以上の歳月が流れ、
未来に絶望し始めていた私に、突然訪れた一人の人との出会い。
その人は、有名なアーティストで、もちろん直接会ったワケではなく、
本当に一方的な出会いなのだけれど、これ程に私の人生に
影響を与え、自分の理想どおりの尊敬できる生き方をしている人と
30過ぎて出会えるなんて、それまで想像もしなかった事だった。

それ以後今まで、20年の間ずっと私はその人に夢中である(笑)
その人の存在がなかったら、今頃私はどうやって生きていただろう?
こうやってネットもやってないかもしれないし、
その人によって繋がった友人たちとも出会えていなかったはずだ。

彼の仕事は音楽だけれど、人知れず様々な分野で
動物や貧しさに苦しむ人々を助けている。
行動と信念が珍しく一致した人だから、20年観ていても
飽きず好きなのだろう。

寡黙なその人の言葉を、今日海外で見つけた。いかにも彼らしい
信念に満ちた言葉であり、胸に沁みる。

「嫌悪に満ちた世界にあっても、私たちはまだ望む勇気がなければなりません。
怒りにまみれた世界にこそ、心穏やかでいられるよう試みなければなりません。
絶望だらけの世界でも、私たちはまだ夢見る勇気がなければなりません。
また、不信に満ちた世界でさえ、私たちは信じる勇気を持たなければなりません。」

この人は私の「世界を救った男」なのかもしれない。
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マイドッグ・スキップ

2007-06-11 | 映画ドラマ
昨日町内の大掃除の後、疲れで何処にも行く元気がなくて
日記を書いた後に下の娘と二人、「マイドッグ・スキップ」のDVDを観た。
この映画が大好きで、ビデオで何度か観たあとに購入したDVDだ。

       

戦地で傷を負い帰還した、元兵士の父親役ケビン・ベーコン。
それから地元のヒーローだった野球選手。
お母さん役のダイアン・レイン。
弱虫だったけどガキ大将たちの中で大人になっていく、主役の少年。
みんなどの人も、昔何処かで見た人という温かい感じで描かれていて、
その背景のミシシッピの緑豊かな風景も、目に心に心地よく
古き良き思い出を懐かしむ感覚に仕上がっている。

そして、何より良いのは、ジャックラッセルテリアのスキップ!
犬が亡くなるまでの、細かなディテールを描いてない分、
語りだけのその部分が逆に想像できて泣ける。
この映画には凝縮された犬の可愛さが、ぎゅっと詰まっている。
あの健気さ一途さ従順さが愛おしくて、温かい気持ちに包まれる映画です。
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緑は好きだけど

2007-06-10 | 絵・アート
下の日記に上げたように、緑を観るのは大好きで
木々や草花の中に居るのはとても心が安らぐ。
でも育てるとなると別で、全く才能のない私(笑)
なので専ら眺めているだけ。

草の上に座ったり、木の下でお弁当を広げるのも好きだし、
少々虫がいても、刺したりしないものなら平気。
だけど、出来るなら関わりたくない虫がいる。
ゴキブリそしてムカデだ。

私の町内は緑が多い方なので、日曜などはよく草取りを総出でやる。
今日も、年に一度の大掃除だったので特に念入りにやった。
こういう日の夜、一階にある私の家はその大嫌いなムカデに見舞われることがある。
多分、住む場所を掘り起こしたりして、彼等も行き場に困るのだろうと思うが、
今年は3月末くらいから2回もムカデが家の中に出没して大騒ぎになったので
いつもの年より用心が必要かもしれない。

彼等の姿も嫌だけど、刺された者だけが分かるあの痛み。
あ~思い出しただけでじんま疹がが出そう!
ムカデ避けのための蚊帳を買おうかと真剣に検討してるくらい、
彼等が嫌だ!!

なぜ蚊帳まで?と思う人もいるかもしれないけど、
想像してみて欲しい。
大抵の場合、ムカデが出るのは深夜寝る頃だ。
今年も2回ともそうだった。で、母娘3人で大格闘の末獲り逃がし、
2時3時にタンスも何もかも移動させた後を片付けて、
諦めて眠る時のあの怖さに加えての疲労感!

下の娘と私は「畳に布団」の寝床に、完全防備の服装をして入り
唯一むき出しの頭に、洗濯ネットを被って寝たその姿!その息苦しさ!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
あ、やっぱり想像しないで(爆)
みんなにその話をしたら笑うけど、真剣だったんだから・・。

さて話は戻り、緑の中でテーブルを置いて食事できる
中庭のあるイギリスの石造りの家が、私の理想です。
できればムカデなんかじゃなく、側には犬か猫がいてくれたら最高なんだけど♪
     
動物雑誌で見てあまりの可愛さに釘付けになった、渡辺えりこさんちの
愛子ちゃん。かなり昔に、色鉛筆で描きました。


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森の中のティータイム(その2)

2007-06-08 | 写真画像
前回載せた写真以外にも、私がストックしていたものが
まだまだあります。
これらの写真を撮られた方に、ありがとうの気持ちを込めて、再度。

     


   
 

   

多分、私がこれらの風景を懐かしく思う理由は
小さな頃、いつも忙しくしていた母が趣味と実益を兼ねて耕していた畑に
くっついて行き、強い草いきれの中で、簡単な(でも美味しい)お昼ご飯を
一緒に食べ、束の間だけど母と一緒に居られた
あのゆっくりとした時間を思い出させるからだろう。
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息子は宇宙人?

2007-06-07 | 家族友人
昨日の夕方、もうすぐ結婚式を挙げる予定の甥っ子から電話があり、
我が家の二人の娘たちに新郎側の受付をして欲しいと頼まれた。

その甥っ子とウチの娘たちは、いとこの中でも特に仲が良い。
そして、どの従兄弟達たちともあまり付き合いのない息子も、
同職のその甥っ子とは話が合うようで、たまに会えばパソコン関係の
(私にはサッパリの)あれこれで盛り上がっている。

先日、息子に式への出席の可否を電話で訊いてみたが、
忙しくて無理らしい。
返事だけ聞いて切ろうとしたら、めずらしくも息子から質問された。
「どこで知り合ったって?」
私「○○らしいよ」と答えたものの、ふと気になる。

そう言えば、息子たちの職業って女性と出会う機会が殆どないのだ。
きっと参考までに尋ねたのだろうけど、私は息子みたいな人間には
結婚は無理だと思っている。
だって、冷たいし。冷たいし。冷たいし。
相手の女性が可哀相じゃないか!

しかも、息子には宇宙人疑惑があるのだ。
1歳くらいの頃、言葉の出るのが遅かった息子に、
これは何?ってトマトを見せると「タテポ!」
冷蔵庫を指さして「デーデーコ!」まぁここまではよくある可愛い話。
だが・・・・
息子が何かに集中してる時に、決まってブツブツつぶやくので
「それは何?」って尋ねると
「アビドコキコ!」私「え?」で、もう一度訊いてみると、
「サシノコナネ!」と、元気よく返ってくる。

この意味不明の暗号みたいな言葉「アビドコキコ」と「サシノコナネ」は、
その頃息子から何百回も聴いたので、私がいくら忘れっぽくなっても
決して頭から消えることがない。
今朝も甥の結婚話ついでに、娘たちとその話をして笑っていたら、
娘から言われたひと言でずっと疑問に思っていたこれの謎が
解けそうな気もしている。

娘曰く「その頃、お兄ちゃんにあいうえお憶えさせてた?」
あ・・!そうだった。
確か、おまるの前に50音シートを貼って教えたことがあった!って。
トマトをタテポって言うくらいだもの、あり得るよね。
息子よ。 長い間宇宙人疑惑抱えててゴメンよー。
でも、ちょっとガッカリ(笑)
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