森の中のティータイム

離婚を経験し子供達も独立 
暮らしの小さな発見をノートに。

東北地方太平洋沖地震~僕の願い The Great Tohoku Earthquake

2011-03-25 | 動物



レイちゃん。
短い一生だったけど、君はスゴイよ。

24日のみっくすジュースさんの日記。

こちらの「目の見えない仔猫レイちゃん」が、福太郎に似ていて
少し前から毎日覗かせていただいていました。
あまりにも可愛くて、パソコンの壁紙にもさせていただいてます。

この度の震災で、恐ろしい思いをしたレイちゃん。
やがて血尿が出るようになり、22日の夜には家族の愛に包まれながら
天に召されてしまいました。

我が家の一員になるかもしれない小太郎は、強い猫に住みかを追われ
我が家の前から離れなくなっていましたが、その日の朝とうとう保護してしまいました。
レイちゃんのことが、心にあったのかもしれません。
レイちゃんが身をもって教えてくれたことは、弱くて小さな命が恐い思いをすれば
その身体にも大きな負担があるということでした。

大人の私でさえ、津波に次々に飲み込まれる町や走る車の様を
生の映像で成すすべもなく見ていたことで、これだけのトラウマに苦しむのですから・・。

レイちゃん、安らかに。
小太郎は、あなたのお陰で救われたのかもしれません。
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救える命があるのなら

2011-03-23 | 動物
猫一匹と人間三人で、すでにぎゅうぎゅうの狭い我が家に
もう一匹猫を飼う事になるかもしれません。

こんな時に・・と思われるかもしれません。
でも見過ごすわけにはいかず、とりあえず保護しました。
それでも昨日病院に連れて行くまでには、大変な葛藤がありました。

その子は血液検査や慣れない病院で、今日面会した時には食事を全く
摂ってないようでした。

先住猫の福太郎がいるので、本当はもう少し預かってもらおうと
思っていたけど、もしかしたら明日返されるかもしれません。
しばらく隔離が必要なので、狭い場所に大きなケージを移動しなければ
ならなかったり、他にも新しいトイレや食器や様々なものを用意したりで
しばらく忙しくなりそうです。

詳しくはまた。
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パソコン頑張ってー!

2011-03-21 | 思い・つれづれ
この一週間くらい、マウスの動きがおかしいなぁと思っていた矢先
3日前くらいから、PCを立ち上げようとしたら「勝手に終了」しては
「勝手に再起動」を、4回くらい繰り返して、やっと何とか立ち上がる。

こんな時だから、もしパソコンが使えなくなったら嫌だな。
本当は勇気を出して言いたいことがいっぱいあるのに。
けど、言葉にしたら誰かを助けられるのかどうかも、わからない。

今はみんな、恐らくそんな気持ちの葛藤があるんだと思う。
どうか、事態が良い方向へ動きますように。
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希望

2011-03-18 | 思い・つれづれ
震災以来、関東に住む息子となかなか電話が通じず、
メールにも返事はなく、昨晩やっと二度目の連絡が取れた。

ニュースでは、関東でも生活用品が手に入らないと聞き、
こちらでも親戚や家族に送るための荷物の発送が増え
それが、被災地への物流が滞っていることに、更に拍車をかけているという。

息子は元々食べ物に執着がなく、帰宅時間も遅い上買いだめしない子だから
本当は心配だけど、「大丈夫だから」と言うので、今は何も送らないことにした。
現地の被災された方を思えば、ぎりぎりまで耐えてねと、祈るばかり。


こちら福岡でも、「被災地で紙おむつが不足している」という情報を耳にした
若い母親たちから、「自分は布オムツに替えてでも」と、買い置いていた
紙おむつが集まっているようだ。
積まれたオムツのパッケージの多くには、「福岡から祈っています」
「お母さん、頑張って!」という応援のメッセージが書かれていた。
こんな小さな行為だけど、見ているものに「希望」を齎してくれる。

なかなか発送までこぎつけない荷物が多いようだけれど、どうか少しでも早く
集まった善意が届けられますように。

こういう時にも、義援金詐欺や、一部、危機感から買いだめに走る人もいるそう。
思わぬ災害により、奇しくも海外の人々から「冷静な行動をとれる国の民」として
評価され、誇りに思えたけれど、日本人としての真価が問われるのはこれから。
どうか私を含め、一人一人が、これからも誇りを持ち続けられますように。
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地震のあとに

2011-03-14 | 環境・健康
3月11日からの恐ろしい地震に遭われた方々には
想像できないほどに辛い毎日を送られていることでしょう。
心からお見舞い申し上げます。

また、この地震により亡くなられた方のご冥福をお祈りすると共に、
お身内の方には心よりお悔やみ申し上げます。

離れた場所に住む私たちに、今、直接出来ることは少ないかもしれませんが
募金に協力することや、情報を駆使してそれぞれが可能な支援を探し、皆が
力を合わせてこの未曾有の危機を乗り越えましょう。

取りあえず、ブログ等で親しくお話させていただいている皆さんがご無事だと
判っただけでも、少し安心できましたが、コメントには現れない方の中にも
被災された方がおられたかもしれません。
報道を見るにつけ、胸が潰れそうです・・。

そしてブログで毎日楽しませてくれている動物たち。
すっちゃん、ニャン吉、銀ちゃんラムちゃん、ムギ師匠、モカくん、ポーちゃん
レオ君いっちゃん!多くの子たちが怯えていた様子でしたが、とにかく無事だった
とのこと。ジュルちゃんを亡くしてずっと更新が途絶えていた「ジュルのしっぽ」さんも
「私たちは元気です」と更新されていました。
こんな大変な時に、ブログを更新された飼い主さんたちに感謝します。

けれども、あの瓦礫の中や泥の下にも、人に限らず沢山の命が眠っていることでしょう。
海に流されてしまった命も多かったかもしれません・・。
こんな悲惨な出来事があるなんて・・。

現地で奔走される皆さんには、私たちがここで温かい飲み物を飲んだり食事する
ことも、申し訳ない気持ちでいっぱいになります。
一口一口が、「当たり前のことではないのだ」と、噛み締めています・・。

原発の状態も心配です。
25年以上も前から、原発の安全性に疑問を持つ私にとっては
「とうとう起きてはいけない事が現実になってしまった」という気持ちです。
今後を含め、様々なことが懸念されますが、
それでも、一日も早く普通の生活が営める日が来ることを祈っています。

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「すべての迷仔がお家に帰れますように」

2011-03-04 | 動物
いくつかの毎日覗かせていただく猫ブログの中でも、
「くるねこ大和」さんは、私の特別のお気に入り。

昨日の日記のひとコマでは、このタイトルに挙げたセリフがあり、
それは偶然にもその日後編を読ませていただいたこちらの、
ブログとはとても思えないクオリティの、「ショートストーリー」とも重なる部分がありました。

一匹の猫とその方のお母様とのお話を読み終え、「猫は飼い主を選んでやってくる」と
以前、聴いたことを思い出した私に、ぎゅ~~っと抱きしめられた福太郎は
不思議そうな顔をして私を見上げ、ささっと膝から降りてしまったけど(笑)

     
     画像は娘です;


そちらの日記を拝読して、私にもある忘れられない思い出の
「ボク」という名の猫のことや、亡くなった母とのあれこれを思い出しながら
goneさんが提唱なさる「30分抜き作業」をしていました。
(この30分というのが、「物を捨てる」というとてもストレスを伴う作業を
嫌にならずにやれる、絶妙な時間設定だな~と、私も「隠れ隊」?の一人として
こっそり進めてみて感じているのですが・笑)
この作業中に私の手が止まってしまうのが、大抵、亡くなった母がくれた物を手に取った時。

昨日も、キッチンの隅に残っていた「ゲンノショウコ」という名の漢方で、迷ってしまいました。
これは毎年母が摘み、洗ってよく乾した後、ビンに入れて娘たちのそれぞれの
家へ届けてくれていたものでした。
今はもう、子供たちに煎じて飲ませることもなく、それでも母の手によって書かれた
ラベルのビンごと、やはり捨てられずにいたのです。

それを思い切って捨てることにし、ラベルだけ剥がして残そうと触れたとたん、
10年以上も経て古びたせいか、紙が自らパラパラと床に剥がれ落ちてきました。
それは、「もう捨てなさい」という、母からの合図のような気がして、それから
一気に残った薬草を捨て、資源ごみとして捨てる前のビンも、丁寧に洗いました。
母に「ありがとうね」と心の中で呟きながら。     



  今日は文体もいつもとちょっと違うワタシ・・;(笑)
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