ぶらり東京~23区巡り~

東京23区をぶらりと歩いた記録です。
が他にもいろいろ出歩いてますけど

ぶらり中央区~中央通り~

2009年02月18日 | 中央区
中央通りをぶらっと歩いてみました

一口に「中央通り」と言ってもけっこうな距離があります
上野~秋葉原~神田~日本橋~京橋~銀座~新橋を通り
台東区、千代田区、中央区、港区に跨いでいる。
中央区部分に的を絞りぶらりした記録を記事にします。

スタート地点は「日本橋」
五街道の起点として江戸の頃より商業の街として発展した。
初代は1603年に架けられ20代目の現在の橋は1911年に完成した。

尚、江戸時代~関東大震災で焼失するまで300年以上にわたって魚市場はこの地にありました。

日本橋にあるデパートと言えば「三越」
呉服屋として営業を開始し日本初の百貨店となっていった
こちらの新館は2004年に完成した。


歴史ある街なのでレトロな建物もところどころに残っている。
この「野村證券本店」は 1930(昭和5)完成である


今、「コレド日本橋」が建っているこの地は
今からちょうど10年前の1999年1月31日まで東急百貨店日本橋店でありました。
さらにその前身は白木屋(しろきや)でした。
※居酒屋とは関係ありません


またまたデパートがありました
「日本橋タカシマヤ」
建物は1933年(昭和8年)とこれまた古いです。
昨年10月に皇室写真展が開催されて無料だから行ってみたら60分待ちと盛況でした
デパートなんて地下かトイレくらいしか行きませんね


建替えのため工事中であった丸善ですが
いつの間にか随分立派な高層ビルへと生まれ変わりました
本屋ってけっこう好みが分かれると思います。
私は●●派、俺は△▲派などと
ボクは三省堂派なんです。

創業者である早矢仕有的がハヤシライスを考え出したなんて説もあります。

ここを通るたびに気になっていた物体
キリンのオブジェ
一度見たら印象に残ることでしょう

見てみたくなったら「ツムラビル」へお出かけください。

するとまたしてもレトロなビルが目の前に、高級スーパーの「明治屋」
日本橋、京橋、銀座エリアにはレトロな建物が多く健在しているのも
散歩する上で欠かせないアクセントになっています。
調べてみると1933年(昭和8年)建築みたいです。

店の中にも入ったことはないし、高級スーパーだからお世話になった事はないとおもったけれど
かき氷用のシロップってここの品でしたね、意外なところで繋がりました。

空を見上げると面白い広告が
塗料などでお馴染みの「アサヒペン」
動画であれば伝わりやすいのだけど
はけの入ったペンキの缶がグルグルと回転しているんです
本社は大阪
考えることがユニークですな


本日、二つ目の橋である「京橋」
銀座線の駅名にもなっている

昭和34年までここには京橋川が流れていた、そこに架かる橋が「京橋」でした。
埋め立てられ頭上は無料の「東京高速道路」と化している。
今では信じられないことだけど銀座周辺は多くの川が流れる街であった

親柱が残され、当時の面影を微かに留めている。


【銀座発祥の地】
江戸時代に金を扱う“金座”に対して銀なので“銀座”
慶長17年に駿府にあった銀座役所がこの地に移ってきたことで
晴れてこの付近を銀座と呼ぶようになり今に至っているわけである
尚、金座は今の日銀がある辺りです。


三つ目のデパート「松屋」


四つ目のデパート「三越」


和光のライトアップ
ぶらり中央区~晴海通り~の時は改装工事中でしたが
それも終わりいつもの美しい姿が拝めるようになりました。


五つ目のデパート「松坂屋」


オープン時の行列風景がマスコミ等を賑わしたH&M
この写真を撮ったのが11月半ばで
この日は行列はほとんどない状態
熱しやすく冷めやすい国民性が・・・


近くにあるユニクロと何かと比較もされていました。
H&Mへは一度も行った事がないので比べることはフェアじゃないけれど
個人的には断然、ユニクロ派
安いし、生地も良いし不況の今、かなり重宝します。


いよいよ“ぶらり中央区~中央通り~”の終点になりました。

三つ目の橋である「新橋」
新橋はJRの駅となっているので有名であるが
“橋”と付くからには川が流れていた時代もある

新橋は汐留川に架かる橋で京橋と同様に埋め立てられ頭上は無料の「東京高速道路」である

親柱がぽつんとある
JRの駅からほんのちょっと離れているのでここがオリジナルの新橋だとは
なかなか気付きにくいのかもしれません


今回の行程では橋とデパートにやたら多く出会いました
その数、前者が三つ、後者が五つ
デパートが多いって事はそれだけ商業の盛んなエリアだと言えるでしょう

江戸時代の日本橋、京橋、新橋は欄干に擬宝珠が付けられ幕府直轄の証となっていたそうですよ
しかも町中ではこの三つのみが擬宝珠付きだったみたい
そんな由緒ある橋の上はどれも高速道路で現存するのは日本橋のみとなってしまった


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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こうして (ケロヨン)
2009-02-19 01:07:57
一気に何件ものデパートを眺めると
やはり古い建物には味がありますね
そして古い街灯にも

とっても面白い企画でした
返信する
また (ぶらり東京)
2009-02-19 21:25:47
ケロヨンさん、こんばんは

日本橋~京橋~銀座界隈は古さと新しさが混在していて
古いものには味わい深く
新しいものには洗練されたものを感じます。

>とっても面白い企画でした
ありがとうございます。
またこのような企画をやろうかなと思ってしますます。
返信する
素敵! (スノーパンダ)
2009-02-20 09:18:00
う~ん、美しい写真ですね~

先日 同じようなところを歩いたのに
全然 写真が違うなぁ~
(当たり前ですが)

東京って本当に綺麗で楽しい…
飽きないところですね!
返信する
輝きUP (ぶらり東京)
2009-02-20 23:33:41
スノーパンダさん、こんばんは

夜になるとこの付近はより輝きを増すところですもんね
特に「和光」は素晴らしいと思っています。

変化が尽きない東京はまさしく飽きない街です
万が一飽きた時は“ぶらり東京”は閉鎖になるんでしょうね・・・
返信する
京橋の画廊 (私も「安藤」ですが)
2009-02-25 00:27:28

京橋は安藤広重が絵を描いていた場所で、
京橋駅のあたりから、東側の脇の道路入ると
静かなオフィス街に不相応なくらい画廊が多いのをご存知ですか。

とても繁盛しているようには見えないのですが。
銀座に画廊が多いのは納得がいきますが、
静かなオフィス街の京橋になぜ、と思います。

京橋に勤めていたことがあって、
安藤(歌川)広重と、現在の画廊が関係があるのか気になっていました。
ネットで調べたことがありますが、
あまり有力な情報は得られませんでした。

中央区ネタでぜひ取材リストに加えていただけると、
勉強になります。
返信する
なんででしょう (ぶらり東京)
2009-02-25 21:03:13
私も「安藤」ですがさん、こんばんは

アート系には疎いので京橋エリアに画廊が多いって事は初めてしりました。
(さすがに銀座の多さは知っていますが)

ありきたりな理由ですけど
やはり安藤広重の住居跡が「京橋1-9」にあり
その影響が今でも脈々と受け継がれているのでしょうかね
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