柚子の里で

囲炉裏民宿“柚子の里和三郎”のブログ

囲炉裏端

2018年11月04日 18時34分22秒 | グルメ

糸撚鯛の焼いたん

土佐備長炭の遠火で、じっくりと時間をかけて焼きます

イトヨリダイは、盛った時に下になる面から包丁を入れて

内臓や鰓を処理します

よく、お腹の中を洗って、たて塩に浸ける

塩が浸透してくると、目が白くなってきます

さっと水洗いして(そのままでは、表面の塩水が乾いて鹹くなる)

風通しのよい日陰に2時間くらい干す

生乾きでいい

たて塩は、18%の塩水です

塩分濃度が低いと、塩の浸透に時間がかかり

魚の旨味が、たて塩に溶け出してしまう

また、たて塩の温度が上がってきて、魚の鮮度が落ちます

使い終わったたて塩は、煮沸して灰汁をひき

濾して、ペットボトルなどに入れて冷蔵庫に保存します

使うほどに、美味しい干物ができるようになる