マイアミ・ビーチ・ルンバ

2018-01-07 03:24:10 | ラテン&ダンス音楽
マイアミ・ビーチ・ルンバ~ザビア・クガート楽団


http://blog-imgs-75.fc2.com/t/o/s/toshiichi/20150530012412cab.mp3


「ザビア・クガート Xavier Cugat」(1900~1990年)は、一方でマンボの王様と呼ばれたペレス・ブラード楽団に対して、「ルンバの王様」との綽名を取り、ザビア・クガート楽団を率いて世界的に「ルンバ」を広めていったバンド・リーダーです。
クガートはスペインのカタルーニャに生まれ、5歳の時に家族と一緒にキューバに移住、クラシック・ヴァイオリンの音楽教育を受け、12歳の時には既にハバナの国立歌劇場管弦楽団のヴァイオリニストになっています。
しかしその3年後の1915年、15歳になったクガートはアメリカへと移住します。現在での日本の知名度はペレス・ブラード等に比べるとやや低いのかもしれませんが、実はアメリカでラテン系のバンドで成功をしたのはクガート楽団が最初でした。

今日紹介する「マイアミ・ビーチ・ルンバ "Miami Beach Rumba"」は1946年にクガート楽団の演奏で世界的な大ヒットとなった作品です。
アメリカのピアニスト、アーヴィング・フィールズが1946年に作曲し、ジョニー・カマーチョがマイアミを舞台にした英語の歌詞を付けました。
クガートの粋なアレンジはしばし世情不安をも忘れさせてくれるような爽快なものですね。
タイトルは知らなくても、どこかで聴いたことがあると思う方が多くいるのではないでしょうか。
それではザビア・クガート楽団の演奏で「マイアミ・ビーチ・ルンバ 」、お楽しみ下さい。



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