人生を語らず

2024-07-15 07:11:18 | 吉田拓郎
吉田拓郎





朝日が 昇るから
起きるんじゃなくて
目覚める時だから 旅をする
教えられるものに 別れを告げて
届かないものを 身近に感じて
越えて行け そこを
越えて行け それを
今はまだ 人生を 人生を語らず

嵐の中に 人の姿を見たら
消えいるような 叫びをきこう
わかり合うよりは たしかめ合う事だ
季節のめぐる中で 今日をたしかめる
越えて行け そこを
越えて行け それを
今はまだ 人生を 人生を語らず

あの人のための 自分などと言わず
あの人のために 去り行く事だ
空を飛ぶ事よりは 地をはうために
口を閉ざすんだ 臆病者として
越えて行け そこを
越えて行け それを
今はまだ 人生を 人生を語らず

おそすぎる事はない 早すぎる冬よりも
始発電車は行け 風を切ってすすめ
目の前のコップの水を ひと息にのみほせば
傷もいえるし それからでもおそくない
越えて行け そこを
越えて行け それを
今はまだ 人生を 人生を語らず

今はまだまだ 人生を語らず
目の前にも まだ道はなし
越えるものは すべて手さぐりの中で
見知らぬ旅人に 夢よ多かれ
越えて行け そこを
越えて行け それを
今はまだ 人生を 人生を語らず

越えて行け そこを
越えて行け それを
 今はまだ 人生を 人生を語らず





この曲が収録されている「今はまだ人生を語らず」と言うアルバムは、それまでよくコンビを組んでいた作詞家の岡本おさみさんからの卒業的なアルバムだと

拓郎さん自身が言っていたそうです。

また最初の離婚を歌った「僕の歌はサヨナラだけ」も収録されていますので、拓郎さん個人の時代背景で言えばそんな意味もあったのかも知れません。。(笑)

この曲自体は約1年後に「つま恋」でのオールナイトコンサートが控えていた時期なので、自分への応援歌だったのかもですが。

卒業・離婚・挑戦、さらにレコード会社設立への覚悟を歌っていたようにも思えます。

この曲を聴いただけで魂が奮い起こすされる、スーパーヘビー級のメッセージソングですよね。

















































































































































































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