れくいえむ

2023-06-17 00:05:48 | 南こうせつ
れくいえむ/南こうせつ


さくら草の鉢を抱えて
その人がもう来る頃
僕は庭で君の写真を
陽炎で燃やしてた
二十歳の恋
二十歳の君
時間の止まった想い出が
青い空を焦がしてく
生きていたら
君はきっと悲しむだろう
君に捧げるれくいえむ
許してほしいと口ごもる

裏木戸から顔をのぞかせ
その人の弾んだ声
炎の中君の笑顔が
燃え尽きる前に揺れた
二十歳の春
二十歳の君
季節は巡って春風が
今も僕を悩ませる
生きていたら
君は何て笑うだろうか
君に捧げるれくいえむ
忘れることなどないだろう
二十歳の人
二十歳の君
若さの息吹をその人に
託したあと舞い上がる
今、火の粉となって
空に昇ってゆくよ
君に捧げるれくいえむ
 これが最後になるだろう




森羅万象、あらゆる物や事象にはピークがあります。

私見になりますがマスター、時代で言えば「江戸時代中期」、戦後で言えば「高度成長期」、歌で言うと「昭和」が我が国のピークだったと思っています。

人生で言うと、やはり二十歳(はたち)の頃でしょうか。(笑)


















































































































































































この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 五木の子守唄 | トップ | 悲しき街角 »
最新の画像もっと見る

南こうせつ」カテゴリの最新記事