潮騒の街 

2023-10-14 13:10:12 | 荒木一郎
荒木一郎



君を遠く離れて
 
名もない駅を南に行けば
 
ここは潮騒の街
 
もう誰も知る人もない
 
思いきり泣いてみたって
 
海鳴りが声を包む
 
断崖に書いた別れの詩も

波がいづれ 消すだろう・・・



荒木一郎さん、・・・以前にも書いた記憶がありますが、ふうちゃん的には彼、シンガーソングライターとしては加山雄三さんと並んだ草分け的存在だと

思っています。

しかも、彼の才能は、以後登場のシンガーソングライターと呼ばれる人達の中でも抜きん出ているとさえも思っています。

その割にはあまり知られていないし、作品数も少ない・・・

それは、彼の風貌のせいなのか、なにか、人格的に世間・業界に受け入れられないものがあるのか、それは分かりませんが、有名な俳優が親である点では

共通していても加山さんとは正反対です。

もともとモダンジャズに傾倒していて、そこからのスタートだった荒木さん、その影響もあるのでしょうね、彼の作品にはどこかモダンジャズの臭いがあります。

そう、時間を超える斬新さと新しい息吹。

つまり、彼の曲は10年後聴いても、20年後聴いても、古さを感じさせない作品が多いんですよね。

ちょっと褒めスギ、ワイルドかな?(笑)

それはそれとして、この曲には気に入らない歌詞部分があります。それは ”名もない駅”とか ”名もない橋”というところ。

これは”名を知らない”が正しい表現ですよね。(笑)

名もないは、いかにも自分中心すぎるような気がします。

もっとも、それが荒木さんなのかもですが.。










































































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